酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

タグ:餃子

蒼源の餃子は来らっせでも食べたのですが、来らっせにはなかった味噌だれ餃子が気になって、宇都宮駅直結のモールの中のお店に来ました。

宇都宮のクラフトゆずサワーがあったのでまずはこれを。
柚子の香りが濃くてとてもいいです。
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味噌だれの餃子はネギで埋まってていい感じです。
胃もたれ種族の私には大変嬉しいところです。
しかし思ったほど味噌味噌しておらず、柚子果汁と混ざっていい感じです。
コクが欲しい人には物足りないかもしれません。
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こちらは柚子餃子、皮にも柚子が練り込まれているようで黄色い皮です。
さわやかな香りが大変いい感じです!

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売店にはオリジナルの味噌餃子だれや味噌本体、甘酒などなどオリジナルの商品も充実してました!
書い忘れたのが大変無念です!

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祭りや歴史・文化の観光ネタを凝縮した
「酔う子とピラニアのからあげ」



ワインエキスパートによる、世界の珍酒、名酒レビュー
「酔う子とひつじさんの酒だる」

 

世界で食べ習った美味しいレシピを集めた
「酔う子とドリアンのまるやき」



他の3冊にはちょっと書けないエロ・グロ・政治宗教ネタを集めた(ほぼ)書き下ろし
「酔う子とペンギンのゆでたまご」






English translation of my book




宇都宮に来てしまったので、油はつらいけど餃子を食べない選択肢はありません。
色々調べてみた結果食べたい店が多すぎて、それらが全部集まってる「来らっせ」というお店に行くことにしました。
宇都宮駅から徒歩15分ほどのところの、ドンキホーテの地下にあります。


駅から来らっせに向かう途中の金券ショップにはこんなのもありました。
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来らっせ本店は常設店舗と日替わり店舗の2店舗に分かれています。
日替わり店舗にはいろんなお店の盛り合わせ餃子があり、常設店舗の方には盛り合わせはないけど、みんみんとか人気のお店が入っているようです。
食べ比べセットが食べたくて、日替わり店舗の方に入ってみました。
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ビールはもちろん地ビール、深いコクがありつつも飲みやすいお味でした。
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メニューや入ってる店舗は曜日がわりです。
月曜日のメニューはこんなかんじでした。
いろんなお店の盛り合わせのA盛り、B盛り、プラスで彩花と悟空の大きめ餃子を頼みました。

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A盛りとB盛りは、それぞれのお店の餃子が2個ずつ盛ってあるので、シェアにも最適です。
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これは1.5倍サイズの悟空
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2-3倍サイズの彩花にはシナモンや八角などのスパイスが効いていて、なんだか中華というよりも中央アジアみのある味がしました。
日本人にもこの味がウケるんだとちょっと意外でした。
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色々比べた結果、ジューシーな餃子がおいしいと気付きました。
個人的には餃子会館のものが大変美味しく感じました!

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餃子とは何かというと、小麦粉から作った皮で肉をはじめとするものを包み、茹でるか蒸すか揚げるかしたものだと思っています。
日本の焼き餃子は蒸し要素があるので蒸し要素とカテゴライズしています。
そうなると中国の水餃子、点心、モンゴルのポーズがロシアではポズィと呼ばれ、ペリメニ、ヒンカリ、ワレーニキ、ラビオリになり、スペインではエンパナーダになり、果ては南米大陸に渡ります。

パン生地が餃子よりも歴史が古いなら、ピロシキは餃子になる気がします。

昔の人は皮を小麦でないといけないとは思っておらず、手近にある葉っぱ系のもので包んだりもしました。
具は肉と米です。
それがトルコやギリシャあたりのドルマ、トルマ、ドルマデスと呼ばれるものです。
ぶどうが育たない地域ではキャベツで包まれたり、ピーマンのなかに詰め込んだりしました。
果てはズッキーニの花やらムール貝やら、隙間があったらとにかく米や肉を突っ込んでいたようです。
トルコの場合は茹でたり蒸すのではなく、包んでからさらに煮込むのが特徴です。
ギリシャやジョージアでは私が知る限りぶどうの葉っぱのやつしか知りません。
そして生米を巻いて鍋に入れて炊きます。
ブルガリアあたりが発祥っぽい、肉と米をパプリカに入れて炊くものは、炊いたご飯を肉に混ぜ、パプリカに詰めてからトマトソースで煮込みます。
そうすることで肉汁が米に染み込みます。

英語のdumplingと日本語の餃子という言葉の指すものがどうやら違うようで、dumplingは小麦粉的なものを団子にしたモノを指すようで、ドイツのクネーデルやらイタリアのニョッキはdumplingの一味になるようです。
対して餃子は中に具を詰めることを前提としており、丸めただけのものは餃子になりません。

中力粉に、ぬるま湯と塩を足して練るとうどん生地ができます。
餃子の皮もこんな感じでできます。

これが強力粉とイースト菌が少し入ると、今度はパン生地ができます。
ここからもわかるように、麺、餃子、パンは実は大元は同じものでした。


小麦はメソポタミア文明が発展したあたりが原産で、農耕が始まったことにより、そこから世界へ広がっていきました。


麺、パン、餃子の歴史は化石が出たかどうかで語られます。
最古のものはパンです。
紀元前6000年くらいの頃、メソポタミアでは小麦粉を水で練ったものを焼いて食べていました。
この頃のパンにはイースト菌は使われておらず、言わばインドのチャパティのような感じでした。
我々が食べるパンのようなふわふわになったのはそこからだいたい2000年くらい経った古代エジプトの頃でした。
エジプトではビールを作っていたので、その酵母から発酵が始まったと言われています。

餃子は諸説ありますが、メソポタミアで餃子っぽいものが出土したとか、中国が発祥だとかいうことです。
中国の方は餃子の化石が出ているそうですが、メソポタミアの方はどの文献に書いてあったとか化石が出たとか肝心の出典がイマイチ曖昧です。

おそらく日本人の言う「餃子」と英語の「Dumpling」に乖離がある気がしてます。



麺もこれまた中国説とメソポタミア説があります。共通するのは餃子の皮をビラビラ剥いて千切りにしてみたやつが麺の誕生の瞬間だと言うことです。
ほんまかいな。

餃子的な料理は世界中に分布しています。
しかし中東諸国は些か異なっており、例えばイランには麺はあるけど餃子はなくて、ジョージアには餃子はあるけど麺はありません。
ところがトルコには両方あります。
そんなトルコの餃子、マントゥを紹介します。

マントゥ
材料
売ってるマントゥ(売ってるやつは安くて、誰も家で作ってない)
ペッパーソース(トマトピューレと粉唐辛子を混ぜて代用)
ヨーグルト
にんにく
バター
粉唐辛子
お好みでハーブ類

作り方
お湯を沸かし、マントゥを投入します。
その時一緒にペッパーソースを大さじ一杯くらい投入します。
マントゥが倍くらいになるまで煮てました。
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茹でてる間にソースを作ります。
ヨーグルトににんにくと塩を少々入れて混ぜます。
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もう一つのソースを作ります。
バターを溶かし、そこに粉唐辛子を投入して、ラー油みたいなのを作ります。
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茹で上がったマントゥに、ヨーグルトソースとラー油もどきをかけて出来上がり!
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お店で出てきたやつにはハーブがかかってました。
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このマントゥ、見ての通りほとんど具が入っていません。
ほぼ小麦粉の生地を食べてる気分です。
そして結構飽きます。
ミートソースとかかけたいです。

近所のスーパーやお惣菜やさんでは、生マントゥ、乾燥マントゥ、冷凍マントゥを売っています。
今回買ったのは乾燥マントゥ、パスタコーナーにありました。
しかもこのマントゥ、どうやったのかグルテンフリー、ベジタリアン対応とのことでした。
赤文字系の雑誌にもグルテンフリーの文字が踊っており、トルコはグルテンフリーダイエットブームになっているようでした。

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