プエルトマドリンに行った時に見かけた、ラプラタ博物館の文字。
もっと知りたいなと思った先住民族の展示のところに、さらに詳しい情報がラプラタ博物館にある旨が書かれていました。
この博物館を見るために、私はブエノスアイレスに数日留まることにしました。

ラプラタという街はブエノスアイレスから電車で約1時間半のところにあります。
ブエノスアイレスのプラザ・コンスティトゥション駅からラプラタ行きの電車が発車します。
運賃は、よく聞き取れなかったけど12ペソ?とかで、そうするとブエノスアイレス地下鉄より安くなってしまうんですが、なんかよくわかりません。
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さすがイタリア移民の街、イタリアの駅にどことなく似ています。
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駅から歩いて約20分で博物館に到着しました。
入場料は、多分この日だけのような気がしますが、無料でした!
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この博物館の見どころは骨!
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とにかく骨です。
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上に飾られてるのはマッコウクジラの骨。
こんなの世界中どこでもあるものではありません。
ディズニーのピノキオで、クジラのお腹の中の様子が描かれてましたが、この骨を見て、全く忠実だと思いました。
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クジラを食べることはあっても、頭蓋骨なんて初めて見ました。
私なんか軽く丸呑みされるであろうサイズは圧巻です。
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アルマジロの進化の過程も展示されていました。
さすがダーウィンが研究した国、進化論もちゃんと説明され、進化の過程がそれと分かるように展示されているのが素敵です。
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アルゼンチン内陸の方は、恐竜の化石が出ることでも有名です。
メンドーサの自然博物館には、展示はされていないそうですが、見つかっている中で世界最大の恐竜の骨があったりするそうです。
また、世界で初めて恐竜に着目したのもダーウィンだということです。
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その他にも、アルゼンチンのスペイン征服前の先住民族の文明、古代エジプト文明などの展示もあり、自然史から文化人類学まで網羅できる、大変素敵な博物館でした。