酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

タグ:世界一周


フランスでお世話になったワイナリー、Pre Vertとそのご近所にある有名ナチュラルワイナリーのシャトーレスティニャックのコラボでつくったこのワイン、昨年輸入されたものをやっとこさ開けました。

あの時は手摘み収穫したセミヨンと、同じく手摘み収穫のメルローを房ごとタンクに入れて発酵し、その後圧搾という方法をとりました。
WSETで習ったやつだと、半炭酸ガス浸漬法というやつではないかなと思います。
あの時の出来かけのしゅわしゅわした果汁も既に大変芳しく美味しく、どうなるか楽しみなものでした。IMG_4197


あの時まだ濁っていた果汁がこんなに綺麗な色になったところでもう感動です。
軽くスワリングすると匂い立つフレッシュなベリーの香りはあの時のジュースの香りのままで、ヒッピーな人々とガンガン音楽かけながらノリノリで圧搾器にぶどうを入れたり、羊が逃げたり、1歳児が私の作ったご飯を美味しくたべてくれたりした光景が思い浮かぶようでした。
軽いフルーティーな口当たりで、ほんのり甘味も残しつつサクサク飲めちゃうヤバいワインでした!
もう在庫どこにもないかもしれないけど、見つけた方はぜひ。
次行けるのはいつになるか、早くまたお手伝いに伺いたいものです。

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イランで食べておそらく一番日本人が好きではないかと思ったのが、フェセンジャンというざくろソースのシチュー。
甘辛系の、どことなく肉じゃがを思わせるような味は、長く日本を離れている私には大変嬉しいものでした。
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今回はちょっと練習兼ねての習作という感じです。

材料は以下
鶏もも肉
玉ねぎ
くるみ
ターメリック
ざくろソース
デーツシロップ



あらかじめ氷を作っておきます。
鶏肉をフライパンに並べて、ターメリックをかけます。
イランでは沸騰したお湯にターメリックを溶かし、鶏肉をさっと茹でてお湯を捨て、鶏肉を焼いてました。
正直鶏肉の旨味が流れてしまうと思ったので、茹でる工程はやりませんでした。
しかしターメリックちょっとかけすぎたかなと思ってます。IMG_4137


くし切りスライスした玉ねぎを炒めます。
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みじん切りにしたくるみを入れます。
これはフードプロセッサーで粉にしたほうがよかったと反省してます。
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水と肉を入れて、沸騰したら弱火にしてさらに煮込みます。
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30-45分煮込んだところで氷を入れます。
こうする事でくるみの旨味が引き出される、と聞きました。
これを合計2回やります。
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2回めの氷から30-45分経ったところでざくろソースを投入して少し煮込みます。
これは新大久保で買ったトルコ製だと思われるざくろソースです。
イランのざくろソースはトルコのものよりもさらに濃縮されており、ドロっと感が違います。
イランでは大さじ4ちょいでよかったざくろソースも、今回は150ccくらい使いました。
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ぶどうシロップを入れるところを、昨日作ったシロップはあまり美味しくできなかったので、まだあの味に近いデーツソースを使いました。
これで大さじ4-5くらいいれました。
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完成!
反省点はあるものの、結構美味しくできました!
昨日開けたどうしよもない若さを忘れたブルゴーニュ2003年も、これと合わせると少し若さを取り戻して飲めるようになりました。
またもう少し近づけて美味しく作れるよう色々試そうと思います。
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イランのレストランで食べる料理はなんだか基本的に味がなく、美味しいものはご家庭でご馳走になるのがよいです。
ゴルメサブジはレストランがテイクアウトでしか食べたことがなく、うまいゴルメサブジを食ってみたいと常々思っていました。
これがイランで食べたゴルメサブジ。
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先日江古田にあるイラン料理のお店(Pedram)で食べたゴルメサブジはちゃんと味があってとても美味しかったので、今日はそれを目指して作ってみました。

ジャパンクオリティのイラン料理は見た目も大変美しい。
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先週からテレワークとなり、外出することもなければすぐ行けるところにコンビニもないため、ご飯は自炊するようになりました。
午前の15分休憩を利用して具材を鍋に突っ込むところまでやり、そこからコトコト煮込みました。

ゴルメサブジ
材料

羊肉か牛肉 250グラム
金時豆 カップ100ccくらい
玉ねぎ 半分
緑の野菜(今回はほうれん草1袋とパセリ1袋使用)
ケチャップ 大さじ2

作り方
前日の夜から金時豆を水につけておきます。
だいたい豆に対して3倍くらいの水を入れておけば良いです。
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牛肉を切って、鍋に油を敷き、軽く焦げ目がつくくらいまで炒めます。

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みじん切りの玉ねぎを入れて透明になるまで炒めます。
今回は冷凍してストックしてある飴色玉ねぎを入れて溶かし始めます。

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野菜を刻みます。
フードプロセッサーにかけても良いです。

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緑の野菜をしんなりするくらいまで軽く炒め、水200ccと豆、ケチャップを入れてここから3時間煮込む、とイランで買ってきたレシピ本に書いてありますが、お昼ご飯までそんなに時間もないので1時間ちょいにしておきます。
途中様子見つつ味見して塩で味付けします。
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完成です!本当はバスマティライスだけど気分的に日本米にしました。
めちゃくちゃ、、美味しい。。
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レシピの中の緑の野菜、というのは、イランのご家庭ではパクチー、ディル、フェヌグリーク、パセリなんかの香味野菜を冷凍させたり乾燥させたりして、いる時にいる分だけ使ってるイメージです。
今回はほうれん草とパセリを使いましたが、手に入るならそれを使ってください。
野菜もたくさん採れて、お肉やお豆でプロテインもバッチリで、大変バランスも良く美味しい一品です!

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昨年松屋でシュクメルリが発売された時はまだ南米あたりにいたので、発売開始に合わせて行ってきました。
ジョージア料理が松屋で食えるなんて、2018年には考えられませんでした。IMG_4061

旅館の鍋っぽいやつで煮込まれるシュクメルリ、最後の方にはチーズが鍋底にくっついてこれはこれで美味しいです。
にんにくがごっついという噂通り、生ニンニクめちゃくちゃ絞った味がしました。
この青臭いようなニンニクの匂い、ジョージアではみぞれのように生ニンニクがかかってたのに嗅いだことがないので、土壌や気候や品種云々の違いなんでしょう。

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続いてコンビニで買ったシュクメルリラーメン。

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謎肉は鶏肉っぽい味に寄せられてるのは流石の日清、キャベツやらの野菜はご愛嬌、という感じです。
濃厚でにんにくが効いたスープは、お湯ではなく牛乳で作るとこれまたきっと美味しいと思われます。
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蓋の裏には松屋の店舗で使えるチーズ増量クーポンがついてます。
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2017年にマレーシアに行ったのはお盆休み、つまりは8月末から9月くらいだったと記憶しています。
その季節はちょうど中秋の名月に向けて、中国や中華系の民族は、お世話になってるひとたちへ月餅を送りあう習慣があるようです。
中華系民族が割と住むマレーシアも例外ではなく、デパートの催事やお菓子屋さんのラインナップは月餅一色になります。
早速友人おすすめの月餅を買ってみました。
Casahanaだか喜月堂だかいうお店のもので、高級スーパーに売ってました。

もう、ビジュアルが優勝です。
かわいい、やばいIMG_4001

紫の方はおそらくタロイモ味、緑のは抹茶ティラミス味だそうです。
タロイモの方は真ん中にカスタードやクリームが入ってるし、抹茶ティラミスも美味しくて最高でした!
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他のお店ではドリアン月餅もあるし、食べたことないけどスノースキン月餅というのもパステルな色使いがかわいらしい美味しそうな感じでした。
マレーシア食べたいものが多すぎて、月餅はお腹に溜まるから、日持ちもするし是非お土産で持ち帰ってほしいなと思います!

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