酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

タグ:ワイン

トルコにもある、イマム・バユルドゥというナス料理。
イマムとはイスラム教の司祭のことを指し、バユルドゥは気絶のことを指します。
そうやって日々節制してる人でも、この料理を食べたら美味しすぎて気絶する、ということからこの名前がつきました。
そしてギリシャではバユルドゥはどうやら気絶じゃなくてショック死を指すようです。
スウェーデンのヤンソンさんの誘惑レベルの変な名前のご飯です。
でも空飛ぶヤコブさんには負けます。
トルコのは煮込み料理ですが、ギリシャのはオーブン料理です。
実際トルコのものよりギリシャのものの方が(酒が進んで)美味しかったので、再現してみます!

Imam Baildi(坊さんの気絶)
材料
ナス 小さいものを5個
玉ねぎ 1個
にんにく 1かけくらい
トマトピューレ 200ccくらい
ミニトマト 5個
フェタチーズ 50グラムくらい
オリーブオイル 適量
ワインビネガー 大さじ1
塩と砂糖 適量

作り方
オーブンを200℃に予熱しておきます。
その間にナスを半分に切り、包丁で白いところに切れ目を入れます。
IMG_2423

天板に並べてオリーブオイルをかけておきます。
FullSizeRender

200℃のオーブンで30分ほど焼き、粗熱を取ります。
FullSizeRender

ナスを焼いてる間に玉ねぎをスライス、にんにくを刻んでおきます。
なすがある程度冷めたらにんにくと玉ねぎを炒めます。
その間にナスの中身を皮を破らないようにくり抜いて、玉ねぎと一緒にします。
IMG_2428

ナスの皮はこんな感じでオーブンの天板で待機させます。
FullSizeRender

玉ねぎとナスの中身に火が通ったら、トマトピューレとワインビネガーを加えてさらに炒めます。
ビネガーの香りが飛んだら塩を加え、軽く甘辛かなる位まで砂糖を足します。
IMG_2430

その後ひたひたになるくらいの水を加えて、水がなくなるまで30分ほど煮込みます。
水は少しにして炒め続けてもok。
玉ねぎがへにゃんへにゃんになって味がシミシミの状態になるのがゴールです。
この間にオーブンを200℃に予熱しておきます。
IMG_2431

ナスの皮に上で作った具を詰めます。
その上に半分に切ったトマトとフェタチーズを乗せ、200℃のオーブンで30分ほど焼きます。
上からディルやイタリアンパセリ、バジルなどのハーブを載せたら出来上がりです!
IMG_2435

これは見た目も可愛いし、すごく美味しいです。
そしてワインがすごい速さで蒸発していきます。
ただ作るのがまあまあ面倒で、特にナスをくり抜くところが関門です。
面倒くさがりな人は、ナスの皮をピーラーで剥いて捨て去り、白いところをみじん切りにして、多めのオリーブオイルで炒めてナスの具部分を作るといいと思います。
この具とトマトとチーズを皮ではなく薄切りフランスパンに乗せてカナッペにすればお手軽でいいと思います。

これがギリシャの料理教室で作ったやつの、最後オーブンに入れる直前です。
ギリシャのナスは皮が硬く、オーブンで焼いたあとくり抜くのも容易でした。
ナスの皮だけで乾燥させたものなんかが市場で売られており、そこにご飯とか色々詰め込んだりするみたいです。
IMG_4847

ギリシャの料理教室は、Greek Kitchenという、地下鉄の駅からすぐ近くのところに行きました。
ここで習ったレシピはどれも秀逸で、本当に美味しかったです!


ソムリエ教本に載ってた、現地で食べるまで想像もつかなかった、ヤツメウナギボルドー風。
一昨年の今頃、ヤツメウナギって何?秋田でとれるんだ、旬は2月?!いま4月やで、、あっ、駒込あたりにヤツメウナギ出してる焼き鳥屋があるぞ、買い付けられるかな、みたいなふうにヤツメウナギ探索をしていました。
そして昨年9月、ボルドーに行って念願のヤツメウナギボルドー風を実食しました。
前評判ではサバ缶のようだと聞いていて、そんな私の夢を壊すのはやめてっ、、!とか思いながら食べたらマジでサバ缶でした。
だから今日はサバ缶で作ってみました。
参考にしたレシピはこれです。
フランス語がわかる友人に確認してつくりました。
Lamproie a la bordelaise (ヤツメウナギボルドー風) だいたい2人分
材料
サバ缶  2つ
赤ワイン(メルロー主体) ボトル3分の1くらい
長ネギの白いところ 1本分
にんにく 2かけ
にんじん 小1個
玉ねぎ 半分
ベーコン 2枚分くらい、約50グラム
バター 20グラムくらい
ローリエ 1枚
タイム 小さじ1、もしくは1本

作り方
長ネギの白いところをサバ缶のサバと同じくらいの長さに切る。
にんにくはスライス、にんじんは1センチくらいの輪切り、玉ねぎはくし形で4つくらいに切る。
ベーコンは1センチ幅くらいに切る。
鍋にバターを敷き、長ネギとにんにくを炒める。
軽く火が通ったら、野菜とサバ缶全部の材料を入れて火にかける。
サバ缶は汁ごといれ、赤ワインをひたひたくらいに入れる。
(余裕があれば、サバ缶の汁を捨てて魚のフォンの方がよりそれっぽい。カルディにあるらしい)
そこから火にかけ、沸騰し始めたら弱火にして、2時間半煮込む。
今日はストーブを活用した。
汁が減りすぎたら、適宜水を足す。
IMG_2379

2時間半経ったところで味見し、必要に応じて塩(ほぼ必要なし)、酸味が強ければ砂糖を少々入れ、味を調節する。
それでお皿に盛ったら完成!
IMG_2381

正直ボルドーで食べたやつより美味しいです。
これはボルドー本場のもの、汁部分は少し泥というか生臭い感じで、食べられませんでしたが、サバ缶だとゴクゴクいけます。
IMG_6173

今回作ったやつの煮汁が多かったので、豆腐にかけてみたらこれまた絶品でした。

サバ缶は既に調理されているのに、果たして2時間半も煮込む必要があるのかどうかですが、野菜がトロトロになるためにはそれくらい必要でした。
圧力鍋をお持ちの方は是非ご活用ください。

サバ缶と赤ワインって想像つかないかもしれませんが、すごく美味しい組み合わせです!
(特に酒飲みは)是非お試しください。

まだマラリア予防薬の副作用にやられています。
低容量ピルをやめてみたら腹痛もひどい上に胃の不快感も倍増しています。
マラリアには予防接種があるようなので、マラリアを予防したい人はどこかでこれ打った方がいいと思いました。

ソムリエ教本には載ってないけど、実は南米で3番目の生産量を誇るのがブラジルのワイン。
白は知らないけど赤ワイン用ぶどう品種はウルグアイ同様TANNATが主流です。
なので買ってみました。
IMG_1906

産地は色々あるみたいだけど、南部のウルグアイ近く、リオ・グランデ・ド・スルが有名だそうです。
濃厚でこっくりした色、フルーティーな香りはさすが、とても美味しく頂きました!
シュラスコと合わせたい。
IMG_1907

2019年度版のソムリエ教本には、ワイン新興国としてウルグアイが載ってきました。
ウルグアイの国土はまあまあ小さいのに、ワイン生産量は意外にも多く、チリ、アルゼンチン、ブラジルの次、南米大陸で4番目だそうです。
じゃあなぜ今までソムリエ教本に載らなかったか、なぜブラジルはないかと言われると、おそらくワイン法の整備具合によるものと思われます。
モンテビデオもなかなか大きめな生産地になっている為、今回もできればワイナリー訪問したかったんですが、何せ一人だとツアーの採算がとれないから案内できないと言われてしまい、大変無念でした。
だから代わりにしこたま飲むことにしました。
IMG_1297

船を降りてすぐのところにあるのが、プエルト市場。
市場というよりもバーベキュー屋を寄せ集めた観光客向けレストランという感じでした。
しかし私には約7時間ほどの滞在時間しかないので、そこで肉と噂のウルグアイワインをもらってみました。
IMG_1298

国内最大生産量を誇るのは、タナ、という赤ワイン用葡萄品種。
白ワインはソービニヨンブランやらシャルドネやら普通のやつがならびます。
メニューのシャルドネ、の綴りが間違ってたので頼むのをやめました。
IMG_1299

頼む料理はもちろんステーキ!
アルゼンチン同様肉めっちゃうまいです。
脂身に全く嫌味がありません。
そしてワインとの相性も大変バッチリでした!
最初パンとタルタルソースで飲んでみたけど、これだと苦味が強調されてダメでした。
しかしお肉や、バルサミコ酢のドレッシングでたべるサラダは、プラムのような滑らかな赤ワインで美味さが倍増します。
この後結構頭痛がしたので添加物はそこそこありそうですが、美味しいからきっと今後もこの国からは面白いワインがどんどん出てくることと思います。
IMG_1301

メンドーサには2つの呑ん兵衛ストリートがあります。
是非ともメンドーサのうまいワインとステーキを合わせて食べたい!と思い、ホテルからまあまあ離れた大きめ呑ん兵衛ストリート(Aristides Villanueva)で夕方6時ごろからハッピーアワー巡りをしていましたが、なんだかステーキとワインの店があまりなく、ビールの店ばかりでした。
しかしビールもクラフトビールとか色々あって、なかなか良さげでした。

そこでPlaza Independenciaの近くにあるもう一つの呑ん兵衛ストリート、Sarmientoに行ってみました。
ここは割と肉とワインを置いてるちょっとお高めに見える店が多いです。
その一つでマルベックとステーキをかっ喰らってきました。

まずは前菜はタンのチミチュリソース和え、Lengua a la Vinagreta。
前菜約400円でこのボリューム、、
FullSizeRender

チミチュリソースはコリアンダーをふんだんに使ったソースで、漬け込んだハーブとオイルとビネガーをローストして作るそうです。
オイルの割合が割と大きいイメージでした。
IMG_0472

続いてメインのステーキ。
脂身が驚くほどあっさりしています。
オーストラリア人曰く、牛の餌を草にするとこういう素敵ビーフになるらしいです。
FullSizeRender

ソースはチミチュリではなくバジルかにんにくの模様。
パプリカとビネガーのソースも美味しいです。
IMG_0475

アルゼンチンで食べる牛肉は、間違いなく今のところ世界で一番美味しいです!
そしてこれだけ飲んで食べてお会計は570ペソ、1000円ちょっとくらいです!!
お洒落な街並みでご飯とお酒を同時に楽しめてこのお値段、素敵すぎる。
私は基本的にステーキがそんなに好きではありませんが、アルゼンチンのステーキは本当に美味しくいただけます!
しかし肉の脂は胃に溜まります、、魚がたべたい、、

このページのトップヘ