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アルゼンチン ワイナリーツアーのランチ@Finca Agostino
メンドーサのワイナリーツアー、ランチがとても素晴らしかったので、切り出して書きます。
こちらのワイナリー、Finca Agostinoはとても大きく、ぶどう畑やレストランだけでなく博物館まで併設されたとてもゴージャスなところでした。
入り口に植わっていたのはシュナンブラン、垣根ではなく棚で作るそうです。
これがレストラン。
眺めも良くて、一人だと絶対入らない感じのところです。
バックパッカーの飯とは思えない、完璧にセッティングされたテーブルにテンションが上がります。
こんなの何ヶ月ぶりだろう。
最初の前菜の前に、チーズをベーコンで巻いて揚げたものが出てきました。
ソースはコーンクリーム、久々に美味しいスイートコーンのソースを食べました。
ワインはロゼでした。
前菜とスープが一緒になったような、トマトとチキンの和え物。
下のコンソメスープがお料理と良く合って、それはそれは美味しかったです。
サラダ枠?の焼きなすにハーブを乗せたもの、ヨーグルトソース添え。
ハーブはミントやバジルを使い、ヨーグルトソースが中東っぽさを加えています。
ここでシャルドネが出ます。
まだメインにはたどり着きません。
お肉とチーズをスライスした芋?で巻いて揚げたもの。
ソースはセロリだそうです。
とてもクリーミーで美味でした。
そこでお口をさっぱりさせるのが、レモンとローストピーナツをかけたサラダ。
どちらも絶品でした。
なんだか適当な格好で参加してしまったけど、とてもいけてる店に来てしまいました!
私住所不定無職なのにこんなことしちゃっていいんでしょうか!
ものすごく、ここ数ヶ月でおそらく一番充実した食事でした。
アルゼンチン メンドーサワイナリーツアー
アルゼンチンは観光のお値段がなかなか高いです。
今日のワイナリーツアーも165ドルの15ドル値引きで150ドル。
バックパッカーには痛いお値段だけど、酒にかける金に糸目はつけられないのがわたし。
しかし、この旅で一番かもしれないすごく素敵なワイナリーツアーができたと感じました。
お客さんもなかなか年季の入ったワインラバー、ガイドもソムリエ資格持ち、ワイナリーもかなり専門的な事まで教えてくれ、全てがうまく揃ったな、という感じでした。
最初のワイナリーはBudeguer。
メンドーサぶどう育成の基本を教わります。
ここは夏と冬の寒暖の差がとても激しく、霜もよくおりるし、かなりの確率で卵サイズのヒョウがふるそうです。
ぶどうにかけられた黒いネットは、主にヒョウ除けだそうです。
寒くて霜の危険がある日には、スプリンクラーを使い、水を撒き散らし、ネットを凍らせる事で、冷たい風がぶどうにふきつけるのを防止するそうです。
ぶどうの下のホースはこれ用と、水遣り用だそうです。
こちらはマルベックはもちろんのこと、プチベルドー単一で作られたワインも最高でした。
プチベルドーのアイスワインもとても素敵でした。
2軒目はTerrazas。
ドンペリで有名なモエシャンが所有するワイナリーだそうで、今まで世界中で見てきたワイナリーのどこよりもおおきかったです。
写真のセラーは、この10倍くらいあります。
樽ゾーンもとてもおおきく、これの3倍以上あるイメージでした。
空調も毎日効かせてるようで、すごい財力だなと地味に感心しました。
いつもはあまりこんなことしないんだけど、このツアーがあまりにも良かったので、ツアー会社を乗せておきます。
たくさん予約すれば、その分ディスカウントあります。
ランチもちょっとありえないくらい素晴らしかったので、別記事で書きます。
チリ サンティアゴ・Undurragaワイナリー見学
イースター島のホステルで会ったサンティアゴ在住のマリアさんは旅行会社にお勤めとのことで、サンティアゴの半日観光を色々アドバイスしてくださいました。
ワイナリー見たいなあという私にお勧めしてくださったのは、こちらのUndurragaワイナリー。
Concha y Toroは確かに有名だけど、ここはあまり大きくなくていいよ、とのことでした。
植えてあるぶどうは、カベルネソービニヨン、シラー、マルベックでした。
こちらのワイナリーは他の地域にもたくさん畑を持っており、そこから夜収穫したぶどう(コンディションによっては圧搾後の果汁)を持ってきて発酵させているそうです。
南米の収穫は3月、一部のぶどうは色づいています。
こちらのワイナリーで印象的だったのは、散水用のホースがあること。
基本的にぶどうは自然に任せて育てるため、特にフランスでは散水は禁じられています。
チリの土壌はサラサラの砂に小石や大きい石が混ざり、水捌けが良すぎるため週2回散水するそうです。
水には農薬やら色々混ぜて散布するそうです。
タンクはステンレス、一部コンクリートもありました。
樽は基本アメリカンやフレンチオークだそうですが、一部ヨーロッパの面白い地域のオークも混ざってるようです。
ペルー イカのワイナリー巡り
ワインの街イカで、ワイナリー巡りツアーに参加してきました!
3軒を3時間ほどで回るツアー、ほぼほぼ試飲ですが、40ソルです。
しかしこの日は私しか参加者がおらず、60ソルになってしまいました。
それでもいいですが。
なにより久々に大きなインダストリアルなワイナリーに来ました。
あと久々にぶどうさんたちと触れ合って、久々にちゃんとしたワインを飲みました。
一軒目のTACAMAワイナリーは、南米最古のワイナリーの一つだそうです。
ここで栽培されていたカベルネソービニヨンやマルベックなどがチリやアルゼンチンに広がったそうです。
また、こちらは南米で初めてマロラクティック発酵を行った、とのことです。
こちらは現在は使われていないけど、圧搾機です。
圧搾した果汁は、この素焼きの壺、ボティーハ(Botija)に入れられます。
ペルーは甘口ワインも多く生産されており、そういうのは果汁にピスコを足したものだそうです。
お待ちかねの試飲コーナー!
シュナンブランとソービニヨンブラン主体の白ワイン。
シャルドネも入ってるらしいけど全く感じません。
香りは弱めながらもミネラリー、ステンレスタンク発酵させたソービニヨンブランらしい草原めいた爽やかな青リンゴの香りでした。
味は想像した通りのシュナンブラン主体の、とっても美味しいワインでした!
マルベック主体の赤ワインですが、私にはタナっぽさが買っているようなブルーベリーというかプルーンっぽい果実香でした。
タンニンは弱めの滑らかな口当たりで、仄かな甘みの心地よいドライワインでした。
なんだかペルー に来てから甘口のワインしか当たらなくて、久々にちゃんとした赤ワインを飲んで、しみじみと、うまっ!と声に出してしまいました。
こちらは甘口の、アルビーリョという品種のぶどう。
爽やかフルーティーな香りで、甘口ワインの甘さのみならず、本当にお菓子のような甘さが口の中に残ります。
つまみなんてなくてもスイスイいけてしまいます。
二軒目は大きめながらも伝統的な製法で作ってるワイナリーでした。
これは旅行会社で申し込んだツアーですが、明後日には知人のご実家のある街Malaにお邪魔して、ワイナリーに連れて行っていただきます!
噂では全く悪酔いしないとか!
もう、そっちに期待!!!