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ペルー アンデス聖地博物館でフアニータに会う
アンデス聖地博物館というのがあります。
たくさん博物館行ったしいいかな、、と思いかけていたら、この博物館にはかの有名な氷漬けミイラのフアニータちゃんがいるようで、アレキパ最終日に滑り込んできました。
彼女のドキュメンタリーをすごく昔見たことがあって、ずっと気になっていたので、見ることができて感慨深いものがあります。
入場料は20ソル、ガイドに任意のチップ、電子機器の持ち込みは一切禁止です。
フアニータと呼ばれたミイラは、12-14歳で、アンパト山の6700メートルを超える頂から見つかりました。
同時にもう少し低い場所で何体かのミイラも見つかっています。
この博物館には彼女が履いてきた靴も見つかっています。
アルパカの毛で覆われ、靴底も皮でできてはいるものの、こんな簡単な靴でクスコからアレキパの頂まで歩いてきたようです。
登山靴履いてても私しんどくてヒイヒイ言ってるのに。
博物館では最初にナショナルジオグラフィックのドキュメンタリー映像を見るのですが、20年以上前に自分が見たものと同じで、まさかこんなところで見ることになるとは思ってもいませんでした。
インカのトウモロコシのどぶろく酒チチャについて知ったのもこのドキュメンタリーがきっかけでした。
フアニータは冷蔵できる特殊なケースで展示されています。
このケースも日本製で、なんだか嬉しくなりました。
彼女は長期の冷凍により、通常よりかなり小さいサイズになってしまっていました。
なんとも私の興味のルーツをくすぐるような、とても感慨深い博物館でした。