酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

タグ:マレーシア料理


マレーシアにあるマレー系の食堂はママックと呼ばれます。
お皿に好きなものを好きなだけとって、取ったぶんだけお金を払うシステムのところが多いです。
だいたい揚げ物とか炒め物メインで、あまり野菜がないカロリー高めなことが多いです。
そこにあるチャークィティオ、クィティオゴレン、それのビーフンバージョンのシミシミヘロヘロの麺料理がどうしようも無く懐かしい味がして、とても好きです。
クィティオはフォーとかパッタイとかで使われる幅広めの米の麺です。チャーはチャーハンのチャーで炭火?とか炒めるの意味、ゴレンは揚げるとか炒めるとかの意味で言葉は似ているのですが、クィティオゴレンの方が具が少ないイメージだと現地在住の友人は言っていました。
私はとにかくあのシミシミヘロヘロの麺を作ります。

チャークィティオ
材料
クィティオ 100グラムくらい
たまご 1個
豚ひき肉 100グラムくらい
冷凍ミックスシーフード 100グラムくらい
もやし ひとつかみ
青ネギ 適量
混ぜる調味料
 ケチャップマニス 大さじ1
 ナンプラー 大さじ1
 めんつゆ 大さじ1
 粉唐辛子 小さじ半分
仕上げ用ケチャップマニス 大さじ半分

作り方
クィティオは1時間水に浸すと書いてあります。IMG_5145

1時間経ったらなんかアルデンテな感じになってました。
もうお腹すいて待つのは嫌だったので、サッと熱湯にくぐらせ、ザルにあげておきます。
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材料に書いてある調味料をあらかじめ混ぜておきます。

フライパンに油を敷き、ミックスシーフードとひき肉を炒めます。

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そういえばたまご最初に炒めとくの忘れてたので、溶いて入れます。

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もやしを入れ、ひとまぜします。
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そしたらすぐクィティオと
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混ぜておいた調味料をぶっこみ、よく混ぜます。
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青ネギを入れ、味見して味が足りなければ仕上げ用に取っておいたケチャップマニスをサッとかけます。
水分が飛んだら完成です。
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完成!!!
日本でやるとなんだかエレガントです。
そしてなんかすごく懐かしいような味がします。
この量でだいたい2人前できました。
シミシミヘロヘロにすべく、残りは明日いただきます!
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English translation of my book

マレーシアの朝メシ屋台の定番のひとつ、カリーパフ。
前回行った時ラマダンマーケットで買ったやつがすごい美味しくて、写真撮る間も無く毎度消費していました。
マレー系ということでイスラムだから当然飲まない民族の料理なのに、完全にビールに合いそうな味をしているので、ビールと共に完全体を目指すべく本日は作ります。

カリーパフ
材料
冷凍パイシート
じゃがいも 2個くらい
飴色玉ねぎ 大さじ2くらい
カレーパウダー 大さじ1
 もしくは
 クミン 小さじ1.5
 コリアンダー 小さじ1.5
 ターメリック 小さじ1
ケチャップ 大さじ1
塩 適量

作り方
じゃがいもを茹でて皮を剥き、マッシュする。
飴色玉ねぎ、カレーパウダー、ケチャップを入れて混ぜ、塩で調味する。
クミンなどを使う場合、ホールスパイスはオイルテンパリングすること。
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混ぜると美味しいカレーポテサラができる。
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これを冷凍パイシートに包む。
パイシートの解凍に失敗したため、なんか不揃いになっている。
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オーブンを180度に余熱し、25分焼いたら完成!
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湯気でカメラのレンズが曇っています。
これ今回は冷凍パイシートですが、硬めのパン生地でやるのもありです。
ビールがすすむちゃんになりました!
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タイからマレー鉄道に乗ってマレーシアはペナンに向かいました。
そこのゲストハウスで仲良くなった、マレーシア人のケイティさん(バツイチアメリカ国籍あり、モテモテ)と、モロッコ人のリムちゃん(韓国に留学中の女子大生超美人)と一緒に、ケイティさんオススメのバーベキュー村に繰り出しました。
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そこで食べて感動したのがこのナスのバーベキュー。
マジでビールが欲しいのに、Summersbuy?とかいう甘いシードルしかなく、とても欲求不満でした。
だから作ります!
ナスの中華風炒め
1人分
材料
ナス 1本
にんにくチューブ 2センチ
しょうがチューブ 1センチ
一味唐辛子(あれば鷹の爪を輪切り) 3ふりくらい
醤油 小さじ3くらい
わけぎ 適量

作り方
油(ごま油推奨)を引いたフライパンで、ナスがしなっとするまで炒める。
フライパンいっぱいのナスがしんなりして、小皿程度になります。
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ナスは別皿に避けておいて、フライパンに再度少量のごま油を引いて、にんにく、しょうがを入れ、音がしてきたらナスをフライパンに戻す。
一味唐辛子をかけながら和える。
最後に醤油を回しかけ、1分ほど炒めます。
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盛り付けの時に青ネギ(今日はパクチー)をかけて完成!
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すごい、さすがしょうがとにんにくは裏切らないビールの友達です。
本家は、醤油のみならず少量の黒酢も入れるようで、やはりそれがないと味的にも再現度は低めかなと思われます。
とはいえすごい親しみのある味!!
調味料がそこらへんのスーパーで揃って、15分くらいで全部完成する料理めっちゃ久しぶり!!
ご飯のお供としても大変優秀です!!

なんでマレーシアなのに中華料理なのかは以下を参照


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