酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

タグ:マレーシア


依然胃腸は油物を受け付けず、ノンオイルお粥生活はそろそろ3ヶ月になります。
戸棚には肉を食う前提で買っておいたスパイス類もあって、これもそのひとつ。
カルディで買ったシンガポールバクテーの素です。FullSizeRender

裏書きを見るとなんと日本で作られてるんですね。
水800ccでこれ一袋とあるので、それで野菜スープを作ってみます。
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酔う子式野菜バクテー
材料
大根 4分の1
にんじん 半分
ごぼう 半分
長ネギ 1本
干し椎茸 4個
にんにく 6かけ
木綿豆腐 一丁

作り方
具材を火の通りやすい大きさに刻む。
ニンニクは皮を剥くだけでok。
水1リットルと具材、これ一袋入れて30分煮込めば完成!

通常マレーシアで売られているバクテーの素は出汁パックみたいなやつの中にスパイス類がたくさん入ってるのですが、これは粉状で全部混ざってます。
とりあえず説明に書いてる通り全部ぶっ込んでみました。
途中味見したら味が既についてるのはいいんですが、めちゃくちゃコショウがキツかったです。
正直袋半分と中華スープの素かなんか入れた方がいいと思います。
とはいえお手軽に本格中華な香味が出せるので、緊急事態宣言が明けたとは言え外出を控えている人には、いつもと違う味を楽しめるのでとてもよいと思います。

完全に見た目は味噌汁。
あとすっごい胡椒の味です。
辛い、やばいです。
むせました。
うどんでも茹でて水増ししたこれに入れて食べるか、木綿豆腐にかけて食べるかがいいかな、と思ってます。
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「酔う子とドリアンのまるやき」
他の3冊にはちょっと書けないエロ・グロ・政治宗教ネタを集めた(ほぼ)書き下ろし
「酔う子とペンギンのゆでたまご」





English translation of my book



マレーシアにあるマレー系の食堂はママックと呼ばれます。
お皿に好きなものを好きなだけとって、取ったぶんだけお金を払うシステムのところが多いです。
だいたい揚げ物とか炒め物メインで、あまり野菜がないカロリー高めなことが多いです。
そこにあるチャークィティオ、クィティオゴレン、それのビーフンバージョンのシミシミヘロヘロの麺料理がどうしようも無く懐かしい味がして、とても好きです。
クィティオはフォーとかパッタイとかで使われる幅広めの米の麺です。チャーはチャーハンのチャーで炭火?とか炒めるの意味、ゴレンは揚げるとか炒めるとかの意味で言葉は似ているのですが、クィティオゴレンの方が具が少ないイメージだと現地在住の友人は言っていました。
私はとにかくあのシミシミヘロヘロの麺を作ります。

チャークィティオ
材料
クィティオ 100グラムくらい
たまご 1個
豚ひき肉 100グラムくらい
冷凍ミックスシーフード 100グラムくらい
もやし ひとつかみ
青ネギ 適量
混ぜる調味料
 ケチャップマニス 大さじ1
 ナンプラー 大さじ1
 めんつゆ 大さじ1
 粉唐辛子 小さじ半分
仕上げ用ケチャップマニス 大さじ半分

作り方
クィティオは1時間水に浸すと書いてあります。IMG_5145

1時間経ったらなんかアルデンテな感じになってました。
もうお腹すいて待つのは嫌だったので、サッと熱湯にくぐらせ、ザルにあげておきます。
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材料に書いてある調味料をあらかじめ混ぜておきます。

フライパンに油を敷き、ミックスシーフードとひき肉を炒めます。

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そういえばたまご最初に炒めとくの忘れてたので、溶いて入れます。

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もやしを入れ、ひとまぜします。
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そしたらすぐクィティオと
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混ぜておいた調味料をぶっこみ、よく混ぜます。
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青ネギを入れ、味見して味が足りなければ仕上げ用に取っておいたケチャップマニスをサッとかけます。
水分が飛んだら完成です。
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完成!!!
日本でやるとなんだかエレガントです。
そしてなんかすごく懐かしいような味がします。
この量でだいたい2人前できました。
シミシミヘロヘロにすべく、残りは明日いただきます!
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マレーシアには大きくマレー系、インド系、中華系の3つの民族が住んでいます。
それぞれメシウマな人々なので、切磋琢磨の結果めちゃくちゃ美味しいものがたくさん生まれています。
そのうち中華系のごはんが点心です。
ディムサムと発音します。
我々が考える点心とほぼ同じですが、ちょっとずつ知らないものがあったりします。
その中の一つがこのロウマイガイです。
写真の奥、お皿に茶色い半球のものがそれ、チキン入りの餅米の炊き込みご飯です。
現地のレシピを見ると、米は一度蒸し、鳥は別々に調理して、最後にもう一度この銀の器に盛り合わせて蒸しなおして完成です。
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ロウマイガイ
材料
餅米 2号
鶏モモ 150グラム
しいたけ 5枚くらい
ニンニク 3かけ
玉ねぎ 8分の1個
調味料類すべて大さじ2
紹興酒 
ケチャップマニス
ナンプラー
めんつゆ

ケチャップマニスはこれです。
どろっとした、味は麺つゆの甘めのやつみたいな感じです。
エスニックなお店でも売ってると思うんですが、ない場合はヨシダソースとか、麺つゆに砂糖少し足して煮詰めても代用できるかもしれません。
子供が好き系の味で、普通に肉じゃがとかに使える感じがするので、どうしよもなくなる調味料ではないと思います。
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作り方
餅米は一晩水につけ、調理開始前に水を切ります。
鶏モモを1-2センチ角くらいに細かく切り、玉ねぎとニンニクをかぶせて10分ほどおきます。

玉ねぎとニンニクだけ先にごま油で炒めます。
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そして肉投入します。
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餅米としいたけ(干し椎茸をぶち込みました。本当は水につけてふやかしておいてください)をいれて、水分がなくなるまでさらに炒めます。
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2号分の水を入れて普通に炊きます。
炊飯器でもよきです。
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仕事中に仕込んだので30分くらい蒸らすことになりました。
多分15分くらいでいいです。

完成です!
味がシミシミで大変美味しいです!
酒が飲める味だけど、若くないと胃もたれしそうです!
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数年前マレーシアに行って友人がお土産にオススメしてくれたのが、このカリーヌードル。
うますぎて感動して色々調べたら、世界で一番うまいインスタント麺に選ばれたこともあるそうです。
インスタント麺はユーラシア大陸を出ると途端に不味くなります。
イギリスや南米で食ったインスタント麺はだいたいパサパサで、ダンボールを食ってるような気分でした。
アジア食材屋にある日清の中国のカップ麺は大変な癒しでした。
日本食材屋で奮発して食べるカップヌードルは、麺もちゅるちゅるで、そのクオリティに涙すら出そうになりました。
このラーメンは、特にスープのクオリティが半端なく高く、辛さの中にも大変にエビの香り高く味わい深いです。
この麺、なんとカルディで売り始めてるという話だったのですが、ずっと見つけられずにおりました。
それがアジアスーパーストアでも売っているのを発見し、嬉々としてポチりました。
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これを食って美味かったから、ペナンに行きました。
これの元になったと思われるのは、このプロウンミーとかペナンでは福建麺と言われるものだと思います。


うまい麺やさん巡りも楽しかったなあ!



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2017年にマレーシアに行ったのはお盆休み、つまりは8月末から9月くらいだったと記憶しています。
その季節はちょうど中秋の名月に向けて、中国や中華系の民族は、お世話になってるひとたちへ月餅を送りあう習慣があるようです。
中華系民族が割と住むマレーシアも例外ではなく、デパートの催事やお菓子屋さんのラインナップは月餅一色になります。
早速友人おすすめの月餅を買ってみました。
Casahanaだか喜月堂だかいうお店のもので、高級スーパーに売ってました。

もう、ビジュアルが優勝です。
かわいい、やばいIMG_4001

紫の方はおそらくタロイモ味、緑のは抹茶ティラミス味だそうです。
タロイモの方は真ん中にカスタードやクリームが入ってるし、抹茶ティラミスも美味しくて最高でした!
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他のお店ではドリアン月餅もあるし、食べたことないけどスノースキン月餅というのもパステルな色使いがかわいらしい美味しそうな感じでした。
マレーシア食べたいものが多すぎて、月餅はお腹に溜まるから、日持ちもするし是非お土産で持ち帰ってほしいなと思います!

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