私は歴史が大好きなので、世界史を選択した高校1年ぐらいの頃から、ここは行きたくてたまらない場所の一つでした。
入場料は200000リヤル、2ドル程度です。

この街は儀式用の首都でした。
アケメネス朝ペルシャは首都を季節ごとに変えたり色々しており、そのうちの儀式用がこちらでおるということです。

まずは階段を登ります。
この階段は、世界各国からやってきたお年寄りのために、段を浅めにしてあるとか、馬用だとかと聞くだけでもうテンションが上がります。
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上がってすぐにあるのが5本足の獣人の門!!!
大英博物館なんかではなく、本場でみたいと思っていた夢が今叶いました。
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兵舎跡。
みんなどんな暮らしをしていたんだろう。
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もう少し登ったところには、誰かのお墓があります。
このお墓が誰のものかはまだ解明されていないそうです。
入り口には王とゾロアスター教の神様、アフラ=マズダ、月と火が描かれ、下にはアケメネス朝ペルシャに従う24カ国の王様たちが描かれています。
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本物の楔形文字!!
内容は「クセルクセス、王の中の王、、、」みたいな感じらしく、それって中2的黒歴史になってないのか、他人事ながら心配になりました。
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ダレイオス1世により建設され、アレクサンドロス大王によって滅ぼされたこの場所に自分が立ち、当時どんな人たちがどんな思いでここにいたのか考えだすと止まりません。

ガイドしてくれたのは、ホームステイ先のホスト、ザハラちゃん20歳現役女子大生(既婚)。
彼女に、アレクサンドロス大王が酔って火を放った説を聞いてみたら、「アレクサンドロス大王は酒飲みというのは全く許しがたい。国のリーダーは考えるべきことがたくさんあるのに、何酒にうつつを抜かしているのっ!」とご立腹でした。
なんかごめんなさい。