酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

タグ:ハーブ

2015年夏には、マレーシアとインドネシアに行きました。
インドネシアはジョグジャカルタへ、ボロブドゥール寺院を見ることをメインに行きましたが、もちろんご当地の怪しげなレメディーも試してきました。
それがジャムウです。

ジャムウ(Jamu)、というと、女性だとアソコがよく締まる怪しい石鹸をご存知の方もいるかもしれませんが、実際はインドネシアのハーブ療法を総称してジャムウと言います。

到着初日、お腹が空いて連れて行ってもらったレストランのメニューに見つけたJamuの文字。
なんか知らんけど頼むやで!と意気込んでやってきたのがこれ。
ジョッキになみなみと注がれた、なにか。
驚くことに熱々でした。
生姜と、巨大な砂糖の塊と、わかんない草がたくさん入ってて体にいいらしいです。
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翌日プランバナン寺院の構内でみつけたジャムウ屋。
もちろん迷わず入ります。
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メニューはこちら。
英語は1ミリも通じないから、指差し会話帳でがんばった注文。
覚えてないけどJahe Merahを頼んだ気がします。
Jaheというのが飲み物のことだそうです。
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やってきたのがこれ、やはり生暖かい感じの、生姜ジュースでした。
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喉が痛くなって駆け込んだ薬局で処方してもらったのもジャムウ。
右側の黄色いパウチには、ジャムウ的なスッとする咳止めシロップが入っています。
これはなんと新大久保のインドネシア食材屋でも買えます!
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ジョグジャカルタ中心部、マリオボロ通りの近くにあるベリンハルジョ市場には、ジャムウコーナーがあります。
わけのわからん草が山のように積まれて、傍らではおばさんたちが謎の液体を売っています。
そこで買った肩こりが治るお茶。
書いてある通りに袋の中身を全部鍋にぶちまけ、水も規程の量入れます。
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なみなみとすごい味のする液体ができました。
効いたかどうか覚えてすらないけど、味は今でも思い出したら涙が出てきます。
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この時たしか、お茶だけでなく、美容玉とか、顔に塗るやつとか風呂に入れるやつとか、色々買いました。
都市部に行くともっといろんな怪しいジャムウがたくさん売られているようです。

今日は二日連続イランレシピの1日目です。

イランはイスファハーンでホームステイした先のMehrnoushさんは超絶料理上手。
私の中の作りたいと思うイラン料理レパートリーはほぼ彼女に教わったものです。
私が「ねえねえ、イラン料理はパクチー使わないの?食べてみたい。あと魚をもう1か月以上食べてなくてマジで死にそう(インドでベジタリアン生活してた)」と言ったら教えてくれたのが、海に近いイランの南の方でよく食べられるこの料理でした。
ソースを長時間かけて煮込み、揚げた魚にかけて食べる料理で、ソースをガリエ、魚をマヒというそうで、そのまんまガリエマヒという料理名になったそうです。


ガリエマヒ
2人分くらい
材料
タマリンド 50グラムほど
玉ねぎ 1個
トマトソース 大さじ2、もしくはトマト半分
ハーブ類
 パクチー3束
 乾燥タイム大さじ1くらい
 ディル大さじ1くらい
あればターメリック 2振り

作り方
タマリンドは、レンガのように固まってるので、軽くバラして10分ほどぬるま湯につけておきます。
(他の料理で使うため、ちょっと多めに製作)
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その後タマリンドをぎゅうぎゅう揉んで、味噌汁のような茶色い汁(タマリンド水)をこし取ります。
揉んだあとのガラは捨てます。
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玉ねぎ1個分を、多めの油で飴色になるまで炒めます。
そこにターメリックとトマトソース(ピューレが望ましい)を入れます。
生のトマトなら、普通のトマト半分ぶんくらい入れましょう。
今回は冷蔵庫にあったミニトマトを使いました。
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トマトから少し汁が出始めたら、水を2カップくらいとタマリンド水をカップ半分加えて、さらに煮込みます。
トマトがさらに潰れた頃に味見して、軽いポン酢のような酸味を目指して、必要に応じて少しずつタマリンド水を足します。
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みじん切りにしたハーブ類を入れます。
今回はパクチー3束分くらいと、ディル大さじ1、乾燥タイム大さじ1くらい入れました。
現地ではパクチー、生のフェヌグリーク、生のタイムを入れました。
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そこから弱火で1時間くらい火にかけ、塩で調味します。
酸味がきつい場合は砂糖を少しずつ足します。
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魚を調理します。
小麦粉か片栗粉をまぶした魚を、多めの油で両面揚げ焼きにします。
今回はタラを使ったのですが、身が崩れたので、鰆とかええんちゃうかと友人が言ってました。
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魚の上にたっぷりソースをかけて出来上がりです!
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酸味が絶妙で、ハーブの香りもムンムンしてとっても美味しいです!
空豆ごはんのバガリポロがとても合います!
こちらのレシピは明日載せます。
実際食べないとイメージつきにくいだろうから、報告会で出したいなあ。



こちらが現地のガリエマヒ。
今回は味的にもかなり現地に寄せて再現できたと思います。
灼熱のイランで、イラン美女や世界各国の女子たちとキャッキャした日々をものすごく思い出す味に仕上げられました。
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ペルーの市場や、街中にもたまにあるシャーマンめいた薬局には、薬草やナチュラルな何かがたくさん売られています。
こちらはクスコの市場の薬草ショップ。
風邪や腹痛からガンに効く何かまで、盛りだくさんでした。
ちなみにアマゾンの宝とも呼ばれるコパイバオイルもこういうところで売ってます。
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そこで私が買ってみたのが、お腹痛い時用のお茶。
パッケージで用途がよくわかるのがイケてます。
お店の人曰く抗炎症作用もあるみたいです。
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なんだか雑多な草がたくさん入っています。
お茶にした時の香りは、柔らかい感じのハーブの香りでした。
今なんでか本当にわからないけどめちゃくちゃお腹を壊してます。
それがこのお茶を飲むとピタッと治りました!
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私のスーツケースには旅行用の折りたたみ式ケトルとサーモスのスープジャーが入っています。
これだけ長いと色々な気候環境に触れる機会があり、暖かいものが飲めるかどうかで生活クオリティは大きく違ってきます。
食費が高いところではお湯沸かしてラーメン作ることもできるし、保温力の高いサーモスのスープジャーはいざとなれば炊飯も可能です。
なにより、お茶を作って飲めるのは思った以上の癒しになりました。

ペルーではハーブが料理のみならず薬としても多用されています。
市場なんかでは薬草ばっかり売ってる専門店があるくらいです。
そんなペルーの庶民の健康法が、このハーブウォーターのエモリエンテです。
夕方くらいになってくるとどこからともなく現れる屋台。
私はこの場で、あったかいエモリエンテを頂いてきました。
鍋の中では松の葉っぱみたいなのが煮込まれています。
そこにシロップと何か色々出してくれて、このグラス一杯で1ソルでした。
お持ち帰りだと、ビニール袋に入れてストローさしてくれる東南アジアスタイルです。
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ジュースみたいに甘く、嫌味のある草っぽさは全く感じられません。
飲んですぐから体がポカポカして、少し汗ばむくらいです。
クスコでは登山続きでめちゃくちゃ疲れてるので、これ毎日飲んで体を癒そうと思います。

こちらはスーパーでたまたま見つけたエモリエンテの素。
おそらくこれ全部鍋に突っ込んで煮ればできると思われます。
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