私はスパイスを使った料理が大好きです。
タイでも、マレーシアでもたくさん食べてきました。
そしてインドにたどり着きました。
もちろんカレーをガシガシ食べる気満々だったのですが、古い油を使ってたり、そもそも油っこかったりするカレーでお腹を壊してしまい、全く食べれません。
無念な気持ちでいっぱいです。

こんな時はやさしいおかゆとか野菜スープとか飲みたいんですが、この国ではまず叶いません。
多分フルーツが精一杯です。しかしこれまためっちゃ美味しい。

そこで見つけてしまった心の拠り所がチベット料理。
昔日本でチベット料理を食べた時は、ツァンパというそば粉?を練ったものをバター茶につけて食べる、というもので、大変素朴なものでした。
しかし喉に詰まりやすく、日本人がたくさん食べれるものではありませんでした。

そのイメージがあったのでチベットは行けないかもしれない、、とすら思っていましたがここに来てイメージが一転。

これはタントゥク。
とろみのある野菜スープの中に、きしめんというかワンタンというか、大きな麺が入っています。
これはベジタリアン仕様なので、チーズ(パニール)が入っています。
味付けはニンニクと塩のみだと思われる、大変やさしいお味です。
しみわたる。
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こちらはトゥクパ。
ラーメン寄りの!多分米で作った麺が入っています。スープはタントゥク同様やさしい味の野菜スープです。
インド料理は形のある野菜が入ってることがあまりないため、とても新鮮に感じました。
横についてるのは蒸しパンのティンモ。
カレーのような味噌のようなソースにつけて食べます。
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こちらはモモ。
別の記事でも取り上げていますが、チベット、ネパールあたりの餃子です。
ソースは店によって色々あるけど、ここのオレンジっぽいやつは、イルキャンティのドレッシングのスパイシー版みたいな感じで大変美味しかったです。
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インドは中国と仲が悪いため、インドには中華街すらありません。
そのため、中国が迫害しているチベット人たちを多く受け入れているようです。
デリーにもチベットコロニーがあり、こういう料理が食べれるようです。
今回はベジタリアンの店で食べたため、スープにはチーズが入っていましたが、羊肉を青椒肉絲のように細く切って入れることもあるようです。