酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

タグ:タイ料理

ヤムウンセンを作ろうとしたらなんとナンプラーを切らしていた愚か者です。
代わりに味付けできそうなものを考えたところ柚子胡椒を思いついたので作ってみました。

ゆず胡椒ウンセン
材料
春雨 70g
きくらげ 適量
プチトマト 10-15個
パクチー スーパーで売ってるやつ1袋
ミックスシーフード 200g
豚ひき肉 100g
柚子胡椒 チューブ3分の2
醤油 大さじ3
レモン汁 大さじ2
にんにくチューブ 3センチ

作り方
春雨ときくらげは水につけてもどしておく。
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鍋にお湯を沸かしてミックスシーフード、ひき肉、乾物類を茹でる準備をする。
お湯を沸かす間にプチトマトを4分の1に切り、パクチーを刻んでおく。
お湯が沸いたら鍋にザルをセットしてミックスシーフードを茹でる。

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ミックスシーフードの次はひき肉を茹でる。
この時灰汁をとる。
お湯の灰汁をとったら春雨ときくらげも茹でる。
茹でた後か茹でる前に春雨を食べやすい大きさに切っておく。

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水気を切り、調味料と和えたら完成!

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にんにくは匂いが気になるならなくても良いのですが、あった方が格段に味に厚みが出ます。


10年ほど前、社会人になって数年くらいの時、タイに行きました。
まだ海外にそこまで行ったことがなくて、飛行機に乗る時はドキドキしていました。
この時も例によってバンコク在住のタイ人のお友達にお世話になり、いろんなところに連れて行ってもらいました。

MRTのラーマ9世駅の近く、中国大使館の裏あたりには、通称カオマンガイ交差点と呼ばれるカオマンガイがめちゃくちゃうまいエリアがあります。
その辺はちょっと下町めいていて、なんでも少しお安く売られていました。
そのカオマンガイ交差点の一角で食べたいですカオマンガイについてくるチキンスープにはトロトロの冬瓜が入っており、味が染み込んでいて絶品だった記憶です。

場所とかはこのブログを見てください




冬瓜入りチキンスープ
材料
鶏肉か鶏ガラ 適量
香味野菜の野菜クズ 適量
冬瓜 半分

作り方
鶏ガラをと香味野菜を煮込んでスープをとります。
私は鶏ハムの煮汁を使いました。

冬瓜の皮を剥き、食べやすい大きさに切ります。IMG_5313

鶏ガラスープを入れ、煮たったら弱火にして15分ほど煮込み、その後余熱で10分ほどおいて、冬瓜が透明になるのを待ちます。
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灰汁をとったら完成!
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大変いい感じのシミシミスープになりました!
冬瓜美味しいなあ、煮物にしても何にしても最高。。
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祭りや歴史・文化の観光ネタを凝縮した
「酔う子とピラニアのからあげ」


ワインエキスパートによる、世界の珍酒、名酒レビュー
「酔う子とひつじさんの酒だる」

 

世界で食べ習った美味しいレシピを集めた
「酔う子とドリアンのまるやき」


他の3冊にはちょっと書けないエロ・グロ・政治宗教ネタを集めた(ほぼ)書き下ろし
「酔う子とペンギンのゆでたまご」



English translation of my book


高校の修学旅行はタイでした。
やんちゃで好奇心旺盛な高校生を連れて、先生たちもよく連れて行ってくれたなと思います。
ナイトマーケットをめぐったりもしましたが、自分が今先生かもしれない年齢になり、私なら絶対引率なんてしたくないなと、肝を冷やしてばかりだろうなと、心底思います。

そんな修学旅行では、生まれて初めてのホームステイをしました。
海外行きたいけど観光と買い物くらいしか興味がなかった私は正直そんな期待とかもしないまま、ナコンラチャシマはピマーイの高校にやってきました。
そこでお母さまの手作りの鍋(タイスキかな?)をいただき、タイ人の子とピマーイの歴史を教える的なお祭りに行ったりしました。
お風呂はシャワーというか桶から汲んで水(お湯はない)やつで、肌寒い季節だったので心臓が止まりそうになりました。
ホームステイは一晩だけでしたが、未だに心に残る、いろんなことを考えるきっかけになった一晩でした。

翌朝学校に戻って出てきた昼ごはんがパッタイでした。
タイといえばトムヤムクンしか知らない私は、こんなに美味しい、辛くないものがあるのかと感動しました。
プラスチックのお皿で冷め切ったパッタイですが、私好みのシミシミヘロヘロに味が染みており、なんかめちゃくちゃ好きでした。

そんなパッタイに今日は挑戦してみます。
色々書きましたが、先日のチャークィティオの麺があまりまくってるんです。

パッタイ
材料
センレック 2つかみ
にら 6束ぐらい
もやし 袋3分の2
ミックスシーフード 袋半分
豚ミンチ 60グラム程度
卵 2個
合わせ調味料
 練り梅 チューブ半分
 ナンプラー 大さじ2
 砂糖 小さじ山盛り3
飾りの刻みナッツ
レモン

作り方
麺は1時間浸水させるか、サッと茹でておきます。
アルデンテでよいです。IMG_5220

調味料を合わせます。

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とき卵を焼いておきます。

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豚ミンチとミックスシーフードを炒めます。
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合わせ調味料と野菜類を入れます。
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ひとまぜしたら、麺も入れて、強火で水分を飛ばしながら混ぜます。
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卵を戻して完成です!
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現地ではニラももやしもほぼ生なので、最後に入れてもよかったなとか、色々反省点はありますが、それなりに私が思うものができたと思います。
これは今食べるとして、明日にとっておくシミシミヘロヘロのパッタイも乞うご期待です!!
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旅行に行けないストレスを雑草料理で満たしている私を見かねたタイ在住の友人が、タイ北部のソーセージ手作りキットを送っていただきました!
中には腸詰めの腸的なゼラチンのやつ、肉に混ぜるシーズニングや、必要に応じて使う系が入っています。
このブランドのタイ料理キットは私もタイに行った際はよく買うのですが、何がいいって英語のインストラクションが書いてあるところです。
日本ではおそらくトムヤムペーストだけが売られていた気がしますが、こんな感じでめっちゃ色々あります。
ちなみにトムヤムペーストもトムヤムクンだけではなくいろんな料理に応用できて、しかも小分けになっていて、大変オススメです。
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まずはどちらも同じ手順、皮をぬるま湯で戻します。
ぬるま湯につけて揉み、そっと剥がすと
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こんな感じになります。
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まずはSai Ouaの方から作っていきます。
肉(鶏モモミンチにしてみた)にシーズニングの粉を混ぜます。

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こんな感じ。

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ろうとに皮を装着し、肉を詰めていきます。
なんかもう、、コンドームにしか見えない。。

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漏斗に肉を置いて、お箸でズボズボしながら肉を詰めていきます。
に、肉棒、、
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端を数センチ残し、結んで完成です。
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もう一つ、Sai Krok Esanを作ります。
豚ミンチにシーズニングを入れます。
シーズニングの他に、乾いたお米も入ってました。
これを揉み込んで、上記同様肉棒ソーセージを生成していきます。
鶏肉より豚肉の方が空気が入らず詰まっていく感じがあります。
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ソーセージは140度で30分ほど加熱していきます。
なんと出来上がりの写真は1つしかないのですが、どちらも大変美味しくできました。
写真はチキンのSai Oua、チキンの方が切れやすく、かなりまとまりが良い感じです。
対して豚肉のほうはみちみちに詰まり、鶏肉よりもずっしりと仕上がりましたが、焼いて切ってみるとお米を混ぜたのもあるのか、かなりポロポロと崩れる感じでした。
作ってみて色々と発見もあり、大変良い体験でした!
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何年か前、タイ人の友人が日本に来た時に作ってくれためちゃうまなタイスキ風の鍋。
野菜たっぷりで、大変ヘルシー、かつめちゃくちゃ美味しくて、一時期こればっかりひたすら食べてました。

春キャベツのタイスキ風鍋
材料
春キャベツ(白菜も美味しい)  半分
豚か鶏ミンチ 100-150g
春雨 ひとつかみ
タイの旨味調味料(後述) 小さじ1
ナンプラーか醤油 おたま1杯
胡椒 たくさん

作り方
キャベツを食べやすい大きさにザクザク切り、鍋に入れる。
100ccほど水を入れ、中火で10分ほど蒸して柔らかくする。IMG_4542

その間につみれを作る。
ミンチに胡椒を辛いくらい入れ、混ぜる。
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蒸したキャベツに水を入れ、沸かす。
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ここで入れるタイの調味料、今日使ったのはこれ。
タイ味の素製の、豚味調味料です。
これがめっちゃ美味しいんだけど、豚。
味の素を使わない方法もタイ人の子に聞いたけど知らないと言われました。
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もしくはこれ、2個入りなので1個使います。
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ナンプラーを入れます。
苦手な人は日本の醤油にしましょう。
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スプーンで整形しながらつみれを入れます。
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春雨を入れ、柔らかくなるまで煮ます。
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完成です!
優しい味がしみしみの美味しい、スープ?煮物?です!
日本のご飯にもよくあいます。
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これ、わざと薄めの味に作ってソースをかける方法もあります。
手軽に手に入るチリソースでもいいけど、オススメはこのタイスキソースです。
まじこれ美味しすぎて何にかけても無限に食えるようになります。
多分茹でたキャベツにこれかけるだけで絶品になります。
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今日載せた食材はここで買えます。
まじここ好きすぎてヘビーに使ってます。
高いわけでもないので、大変オススメです!



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