酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

タグ:セビーチェ

以前セビーチェの記事を書きましたが、私このペルー旅が終わりかけの今の今までうまいセビーチェに当たったことがなかったんだと思い知りました。
酸味がキツくて飽きてたんですが自分で作ったやつはちょうど良くて最高でした。
しかも魚の湯引きも全くしておらず、1か月以上ぶりの完全に新鮮な生魚で、私はとっても満たされました。

ちゃんと美味しいセビーチェのレシピ
7人で完食
材料
魚(今回はおそらくシイラだと思われる魚の半身約1キロを使用)
レモン汁(ライムみたいな形のレモンを10個くらい使用)
たまねぎ 1個
セロリ 10センチくらい
パクチー お好み
トウガラシ(日本で手に入るのならタイのやつが理想。生を使用) 1個
生姜(チューブ可) チューブ半分くらい
にんにく(チューブ可) チューブ半分くらい

作り方
魚を切ります。
日本人は刺身ちょい小さめがおすすめです。
今回はお店の人が切ってくれました。
必要に応じて水で魚を洗います。
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レモン汁を搾ります。
ポッカレモンならレモンの形の入れ物3分の2くらい使います。
絞ったら魚にかけておきます。
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にんにくを入れます。
これは市場のソース屋さんで買ったすりおろしにんにく。
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セロリと生姜を細かく刻んで入れます。
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トウガラシを刻んで入れます。
種と白いところは除きます。
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たまねぎを薄いくし切りにして、水にさらします。
その後水気を切って魚に混ぜます。
よく混ぜます。
味見しながら塩を足します。
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完成!
付け合わせはサツマイモ(カモーテ)です。
セビーチェの塩気とサツマイモの甘味が相殺されるのがこの組み合わせのあるべき姿だそうです。
私は白米がいいなと思いました。
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パクチーは少しかけてますが、基本はお好みでそれぞれ足していました。
トウガラシも同様です。
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この記事、ペルー 来て結構初期段階に書いてたけど、もっとセビーチェに出会うかもしれない!と書かずにいました。
結果、セビーチェに飽き、今はチャーハンと魚フライ定食がお気に入りです。

セビーチェは湯通しした魚介類を、酢とパクチーなどのハーブで和えた食べ物です。
魚介類は、写真のはタコですが、サーモンだったりよくわかんない白身魚だったり色々ありました。
湯通しというか、かなり火が通っていることが多いなと思います。
また、酢もかなり効いており、日本の酢の物のようにみりんなど足さないため、酢が前面に出ており刺激的です。
むしろきつめのシメサバを食べているくらいの感覚です。
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もう一つのペルーを代表する料理がこのArroz con Pollo、直訳するとチキンライスです。
コリアンダーソースでチャーハンしたご飯の上に、グリルチキン(ダックとかもある)が乗ってます。
このコリアンダーソース、パクチー臭さが全くなく、旨味だけうまく残っており、パクチー嫌いの人もいける味だと思います。

余談ですが、メキシコにもペルーからセビーチェが伝わり、似たものが出来上がっています。
しかしこちらは魚介類の湯通しも軽めで、酢はそこまでたくさん使っていません。
刺身というか、カルパッチョというか、という気持ちで食べられます。
味的にも、魚の生さ加減も、私はこちらの方が好みでした。
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