酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

タグ:シャモニー

この前氷の洞窟に行く登山鉄道の途中にみつけた遊園地、同行者が現れたので行ってみることにしました。

こちらの目玉は、ソリ(リュージュ)型コースター。
この写真じゃイマイチわかりませんが、、
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これです。
落とすと怖いのでスマホは置いていきました。
1回乗るのに7ユーロ、10時から11時の間に行くと30パーオフになるらしいです。
たくさん乗ると安くなります。
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このコースター、スキー場の横を約200メートル上がります。
距離で200メートルじゃなくて標高で200メートルぶん、かなりあります。

その後上に着いたらリュージュの横についてるレバーで速度調整しながら降りていきます。
しかしちびっこが遅くて私不完全燃焼。
とはいえ自然の中を走り抜けるのはなかなか爽快でした。

どこかにカメラがあったようで、写真を撮られており、1枚4ユーロほどで売られています。
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リュージュコースターは普通に楽しいのですが、そのほかのゆるゆるアクティビティも大変スリル満点で楽しいものが多いです。
私の中の一番はこの急流すべり。
管理人も何もなく、コインを入れて一人で乗り込んで、自分で扉を閉めて、ぶら下がっている紐を引っ張ってセルフスタートします。
上まで到達したら何の溜めもなく発射され、予想外の弾み方をして着水します。 


その他、ショベルカーの運転体験、バイキング的な乗り物など、コインで遊べる結構ハードで作りがちゃっちい乗り物がたくさんあります。
子供はもちろんのこと、日本の安全管理されきった遊園地になれた大人なんかも十分楽しめるところでした。 

シャモニーからは、次のメドックマラソンに向けてボルドーに移動する必要があります。
色々調べた結果、飛行機で一度パリまで出ちゃうのが何だかんだ楽そうだということになりました。

シャモニーの最寄の空港は、スイスのジュネーブです。
シャモニーからはバスで1時間ほどでいけます。
シャモニーの街中にはほぼタクシーはないので、Chamonix SUDのバス停近くに宿を取っていないなら、指定した住所まで迎えにきてもらえる乗り合いタクシーAlpybusが便利です。
ジュネーブ空港まで26ユーロでした。

今回は最安値だったeasyjetでパリまで飛んだんですが、大きな落とし穴が1つ。
easyjetはチケット購入だけでは予約確定になりません。
フライトの3週間前から24時間前までに必ずチェックインを済ませる必要があります。

忙しくてチェックインせずに丸腰でジュネーブ空港に行っちゃった私、受付のお姉さんが空席を見つけてくださり、無事予定の便に乗ることができました。
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オルリー空港から市内へは、なんか電車とかバスとか色々あるみたいです。
疲れてるしよくわかんないのでバスにしてみました。
バスはモンパルナス駅→トロカデロ(エッフェル塔近く)→凱旋門と回ります。
これ色々回れて実は結構お得なんじゃないかと思いました。
もうエッフェル塔も凱旋門もわざわざ行かなくていい。
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終点の凱旋門につきました。
メトロ駅がなくて焦ったんですが、エトワール駅は凱旋門の真下にあります。
このロータリーを渡るのではなく、近くの地下行きの階段を使います。
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というわけで無事にホテルに着き、そこから泥のように12時間ほど寝て今に至ります。

モンブランの周りを100キロ以上、軽く48時間近く走るというレース、UTMB。
私も間近でこんなものを見るのは初めてで、参加者の皆様を大いに尊敬致します。

そしてそのレースの裏側を支えていた皆様も合わせて紹介します。 
フランスの旅行会社、Mov'n Eat様。


私が前職のランニングクラブでお会いした橋爪一郎さんがフランスを拠点に活動されている会社です。
そのご縁で今回私がシャレーでお食事サポートをさせていただくことができました。
Mov'n Eat様は通常の旅行アレンジももちろん、ヨーロッパで開催されるこういったレースのレースサポートまで幅広く手がけています。
今回のUTMBでも、コースの下見から本番のエイドサポートまで、多くの日本人参加者のサポートをされていました。


レースサポートをされていた阿部吉朗さんと小林香織さん。


裏方とはいえ実際にレースで走ったりもしている方なので、参加者の気持ちに寄り添ったサポートをされています。

今回もう1つのシャレーで調理を担当されていた、大阪平野区の洋食店オガッサーラの店主・三木さん。
このカレーはマジでうまい。
私は今このカレーが食べたくて既にロスです。
帰国したら食べに行くやつです。 
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ボンジュール☁️4日目の朝は曇り空。午後からにわか雨の予報。ですが街はどんどん人が増えてきてます。30日の18時スタートのUTMBメインレースまであと3日。明日はイタリアのクールマイユールから出発のサブ大会TDS140キロ5時スタート。街はお祭りムードですね❣️ 昨日の夜はカレー。カレー粉とブイヨン持ってきてるんでほぼ同じ味になりましたがドレッシングもポテサラもなんか違う。ご飯も微妙。お客様には申し訳ないですがこれも勉強です。朝はスープをカリフラワーのポタージュにしてみました。これはいけました! 壁アートこっそりやってる方おられました。うまい! #UTMB #TDSクールマイユール #壁アート

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モンブランはパラグライダーの聖地でもあるようで、私もやってきました。
パラグライダーの予約はネットからでもできるし、シャモニーの街の中心部にはいくつも予約出張所があります。
一度話を聞きに行ったところ、天候に左右されることもあり、早めの予約を勧められました。
その翌日予約のために再訪したところ、「今からやらない?」と言われたため、じゃあ、と飛んできました。
お値段は110ユーロ、現金で払うと100ユーロになります。
写真とビデオは別料金、30ユーロでSDカードを売ってくれます。

お金を払ったら離陸場所のPlanprazに登るロープウェーの下の方で待ち合わせます。
ロープウェーは別料金、14ユーロですが、モンブランパスを持っていればそれが使えます。
Planprazはモンブランに近い

Aiguille du Midiのちょうど向かい側、モンブランがよく見えます。

到着後3分ほど登ったところから飛び出します。
画像は用意してくれるインストラクターのおじさま。
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ぶらぶらゆるゆるのリュックを背負ってインストラクターさんにつないでもらいます。
まずは浮くまで走れ、との指令を受けます。
走るけど全く進まずワタワタしているうちにふわっと浮きました。
意を決して飛び降りるバンジーやらスカイダイビングとのえらい差にびっくりしました。
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こちら動画。
もともとこの日は疲れ果てて眠かったため、顔がめちゃくちゃひどい。

アルプス山脈には氷河もあり、一部の氷河が水などでえぐられて洞窟になっているところがあります。
今日はそこに行ってみます。

シャモニーモンブラン駅の裏側に、氷の洞窟行きの登山電車があります。
きっぷは例のシャモニー乗り放題券が使えます。
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登山鉄道から見える景色もそもそもすごく絶景です。
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2つの駅の間を行ったり来たりしてる電車なので、降りる駅はとてもシンプル、止まったところです。
そこからさらにロープウェイで降ります。
歩くという選択肢もありますが、私はロープウェイでいいです。
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なぜならロープウェイ降りてからさらにめっちゃ歩くから。
こんなシースルーの階段を約500段。
つまり帰りも500段上がります。
下りめっちゃ膝笑う。
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やっとこさ入り口が見えました。
氷河といっても上から砂とかかかってるので、ぱっと見これが氷だとわかりませんでした。
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中はこんな感じ。
しかしそんなに深さはありません。
10分15分あれば十分み終わります。
中は寒いけどモンブランのてっぺんほどじゃないし、ダウンジャケットがなくてもがんばれば耐えきれないこともないです。
多分風邪は引く。
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氷のバーっぽいやつ。
営業してるならめちゃくちゃ行きたい。
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氷は石英のようになっています。
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