イスラム教徒の多いトルコですが、いろんな人のお話を聞いていると、とりあえず生まれてから洗礼は受けるものの、大人になってから宗教についてよく考えてみた結果あまり敬虔でなくなった、カジュアルな方々によくお会いします。
またトルコにはおいしいワインや蒸留酒のラク、ビールがたくさんあり、飲み会も大変捗ります。
トルコは世界でもいち早く政教分離が進み、イランのように宗教を理由に色々禁止されていることはないです。

つまり何が言いたいかというと、みんな結構飲みます!
痩せたいからとか、お酒自体好きではないという理由で飲まない人は確かにいますが、私が会ったトルコ人はみんなお酒が好きです。

飲んだらシメを食べたくなるのは世界共通だそうで、日本人は味噌汁飲んだりラーメンやらそばやら食べたいわけですが、ここトルコではモツ料理をみんな欲しがります。

以下モツ料理の一例、イシュケンベスープ。
ほんのりクリーミーなスープに、細切れにされた多分羊もつがたっぷり煮込まれています。
IMG_4447

いいところは、ワインビネガーと追いにんにくがついてくるところ!
ガンガン飲んだ後のにんにく、げっぷやオナラまで悪影響をもたらしますがおいしいです。
感じ的に、博多風龍のとんこつラーメンを食べている気分になれます。
IMG_4448

このほかにも、モツケバブのサンドイッチ、ココレチや、羊の足や顔面モツが煮込まれたケレパチェスープなどがシメに適しているといわれます。
効能はわかりませんが、しっかり処理しているとはいえ、ほんのりモツの独特の香りを感じ、モツが嫌いな人には辛い味です。
ケレパチェは、イランのケラパチェとは違い、しっかりにんにくが効いているため、まだ食べやすいです。
イランでは朝ごはんだったこってり食が、ついにシメに回ることになり、その激しい落差に驚いています。