酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

タグ:シベリア鉄道

ロシアのバイカル湖周辺は、割といろんなアウトドアアクティビティを楽しむことができます。イルクーツクは本当に何もない街で、町歩きが好きな人なら楽しめると思いますが、そうでない人には以下がオススメ。
砕氷船アンガラ号の博物館
もう使われていない砕氷船のアンガラ号。
入ったことないけど中は博物館になってるらしい。
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スケートリンク
確か600円前後で1時間ほどスケート靴を借りれます。
ロシアでは小学校でスケートの授業もあるらしく、地元民はみんなやたらうまい。
写真は生まれたての子鹿状態の私。
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バイカルアザラシのショー
お一人様500ルーブル、約千円でした。
館内撮影禁止のため、写真はありません。
25メートルプールぐらいのところで、イルカショーのようにアザラシたちが色々やってくれるのを眺めます。
アザラシに1+1とか2×3みたいな簡単な計算問題を出すと、その数だけ水面を叩いて答えてくれるのめっちゃかわいかったです。
アザラシたちは絵とかも書くんですが、そのアザラシアートを1万円ぐらいで販売してて、誠にたくましいなと思いました。

犬ゾリ
私的バイカル湖半のハイライト!
まずはここから英語で予約しました。

10分いくらの単位で、プラスイルクーツク市内への送迎料金がつきます。30分犬ゾリと送り迎え合わせて15000円ぐらいだった記憶。
イルクーツクからリストビャンカ村にバスもあるんですが、この村もまあまあ広いので、送迎付けた方が便利です。
イルクーツク中心部からリストビャンカまではバスでも送迎でも大体車で1時間以上かかります。
送迎が高いから、誰かと一緒に行くのをオススメします!

これが犬ゾリのところ。
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出発!
わんわんたちロシア語私より理解してて超絶えらい。
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この野原は牛とか馬とかいろんな動物がいます。
わんこが雪を蹴り上げるのに混じって、なんかいろんな動物のオトシモノもたまに飛んできます。
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この日はマイナス20度、真冬はマイナス30度が通常運転のこの地域だとあったかい方らしいんですが、私は日本人ですから。
デニムの下に厚手のスパッツ履くぐらいじゃ耐えられません。
日本から持参した装備で唯一真冬のシベリアの寒さに耐え切れたのは、ワークマンで買った完全防寒で中にアルミが貼ってあるズボンだけでした。


バイカル湖グルメはこちら、バイカル湖にしか生息しない魚、オームリ。
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温燻と冷燻があり、個人的には温燻でほっかほかのオームリが大好き。
画像はビールですが、2回目行った時に大根おろしと日本酒持って行ったら完全に最高でした。
この魚、特に季節はないようで、春先でも真冬でもありました。
空港やシベリア鉄道の中では干物も売られています。

その他、3月のバイカル湖は美しく氷が割れている光景が見れたり、氷が張ってる季節には氷の下をダイビングできるようです!


外国料理のさしすせそシリーズ!
ロシア料理における「料理のさしすせそ」は
塩、こしょう、マヨネーズ、ディルなど。

とにかくマヨネーズです。驚くほどマヨネーズです。
日本のマヨラーなんて比較対象になりません。
推測ですが、もともといろいろな料理にサワークリームを使っていたものと思われますが、そこにマヨネーズが登場してからマヨに狂い始めたようです。
聞いた話では、ボルシチにのっけるサワークリームの代わりに、マヨネーズを絞り倒す人もいるようです。
シベリア鉄道の中では、乗車直後に新品500mmのマヨネーズを開封し、オープンサンドにマヨ、インスタントヌードルにマヨを猛烈にINしてスープを飲み干す、とやってて5時間後にはそいつ一人でマヨチューブを食いつくしている光景に出会ったことがあります。
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一般のご家庭に行くと、マヨが1リットルとか2リットルとかのバケツで登場します。
実際味は日本のものと比べると僅かにあっさりしており、我々が想像するほどのこってり感はありません。
そして味もいろいろあって、こってりめ、サワークリーム風味、、、とかなんかあります。
まあ、どうしたってマヨネーズであることには変わりないし、カロリーはお高めだと思います。

マヨネーズは、ロシアにおける「サラダ」と名の付く料理には欠かせないものです。
もはや調味料ではなく具材かもしれないというぐらい入っています。
私が考えるロシアにおける「サラダ」とは、我々が想像するシャキシャキな野菜の集合体ではなく、マヨネーズによって一体となった炭水化物多めの酒のつまみです。
ロシアにいた日本人の友人は「サブウェイに行くのはシャキシャキ野菜を食べたい時」と言っていたのが、ロシアのマヨネーズ事情をよく表しており、大変印象深いです。

ディルをはじめとする緑のハーブ類はロシアでも多用されております。
大体ディルやイタリアンパセリなどをひっくるめて「Зерень(緑」といわれております。
スープや煮物にはだいたい刻んで入ってきます。
特にディルがいい仕事して、大変ロシア料理らしい香りになります。

ではここでレシピを。

毛皮のコートを着たニシン(Селедка под шубой)
材料
生ニシン(もしくは油につけたもの) 5~6枚(アジなどで代用可能)
ビーツ缶              缶半分
じゃがいも             1個
茹で卵               1個
ニンジン              半分ぐらい
たまねぎ              半分ぐらい
塩                 適量
コショウ              適量
マヨネーズ             大量
ディル               適量

作り方
①下ごしらえ。ビーツはせん切りにします。ニンジンとジャガイモと卵は茹でます。玉ねぎは薄切りにして水にさらしておきます。
②サーブする入れ物に、皮をむいたジャガイモを千切りマシーンで削ります。マッシュポテトでもいいです。かるく塩コショウをします。
③その上にマヨネーズを塗ります。
④その上にニシンを重ねます。
⑤玉ねぎの薄切りを重ねます。
⑥またさらに薄くマヨネーズを塗ります
⑦その上にニンジンとゆで卵を千切りマシーンで削ります。
⑧軽く塩コショウをして、マヨネーズを塗ります。
⑧ビーツのせん切りを乗せ、ディルを散らして完成!

これがレストランとかで出てくるイケてるやつ。型でぬいてきれいにつくります。
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Привет друзья мои 🌹 Все уже составили меню на новогодний стол?🤔 Я сегодня приготовила самый любимый салат моего мужа) Ну и конечно за одно сняла для вас видеорецепт♥️ получилось безумно вкусно, сохраняйте 👍 Знаете всю жизнь я его гоготала так: селедку клала в самый низ. И тут я вычитала в одной статье, что почти все шеф - повара пришли к такому мнению, что в самый низ нужно класть картофель а уже потом селедку. Почему? Да потому что когда доставать из блюда намного удобнее 😂👏🏻 и селедка не остаётся в блюде И готовлю я с яйцом. Так намного нежнее и вкуснее 😋согласны? А как готовите вы? Поделитесь в комментариях?👇🏻 ______________________ Знаю что некоторых это бесит 🌚 но все же пожалуйста поставьте ♥️ чтоб как может больше людей смогли увидеть 🤗 «Селёдка под шубой» Ингредиенты: 🐟 Селёдка-1 шт 🐟 Картофель-3 шт 🐟 Морковь-2 шт 🐟 Свекла большая-1 шт 🐟 Лук-1 шт 🐟 Майонез-200 гр 🐟 Яйцо-3 шт Приготовление: Свёклу сварить(2часа) Картофель и морковь так же сварить(все овощи в мундирах) Лук мелко нарезать. Селёдку нарезать кубиком. Яйца сварить. Все натереть на терке. Желательно непосредственно на блюдо. В прожектах немного солим и делаем сетку из майонеза. Последовательно: Картофель Селёдка Лук Яйца Морковь Картофель Свекла Я украсила немного желтком и укропом. Дать пропитаться в холодильнике 2-3 часа. Приятного аппетита 🌹🌹🌹 #салат #салатик #нг #новогоднийстол #селедкаподшубой #легкиерецепты #bеаutifulwоrld #bеаutifulмind #рецепты#видеорецепты#быстрыерецепты#вкусныерецепты#завтрак#обед#ужин#нямням#десерт#выпечка#кулинариядома#быстро#сытно#рецептытортов#вкусно#кулинарныеконкурсы#вкуснаяеда#фарш#фудфото#новогоднийстол#нг2019#новогодниирецепты#едимдома

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家庭ではそんなことするのは面倒なので、大体透明な器に入れて層を見せています。
一番右のがそうです(左はヴィネグレットサラダ)

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日本のマヨネーズをこのレベルで使ってしまうとちょっと厳しいかもしれないので、ヨーグルトに塩を混ぜて軽く水切りしたものを使うと、ヘルシーかつクリーミーになると思います!

これでみんなビーツ使えるようになったと思うので、8缶入りのリンク貼る

スープは味噌汁のように、お手軽に作って普段から飲みたい。
普段から飲みたいからお得な材料でお手軽に作りたい!そして洗い物もできるだけ減らしたい!という人のために私がいつもお鍋1つで作っているボルシチのレシピを紹介します!
味は、シベリア鉄道の食堂で食べたものとそっくりです!

材料のビーツ缶は成城石井とかKALDIとかで1つ250円ぐらいで売ってます。これで2回(もしくはビーツ料理2種類ぐらい)できるんだから超絶お得だと思います。
ディルはスーパーのハーブコーナーにあるときもあるし、乾燥ハーブとして少しお高めのスーパーにあったりします。あったらグッと味のロシアっぽさが増すのでお勧めです。

ボルシチ(Ворщ, Borsh)
材料
牛肉      カレー用を150~200グラム程度
ビーツの水煮缶 缶詰半分
キャベツ    4分の1個(ザワークラフトでもよい。)
玉ねぎ     4分の1個
ニンジン    4分の1個
ローリエ    お好みで1枚ぐらい(なくてもいい)
ケチャップ   大さじ2(トマト缶のあまりとか、トマトピューレとかでもいい)
酢       大さじ1.5(ビーツの色止め。米酢とかレモン汁でもいいし、ザワークラフトの汁でも代用可)
サワークリーム   サワークリームがなければ(できればセブンイレブンのプレミアムブランドの)プレーンヨーグルトで代用する。
ディル     最後に散らす用。適量。

作り方
①材料はすべて千切りにする。ビーツ缶の汁はあとで使えるので取っておく
②鍋に油を敷き、牛肉を炒める
③牛肉の表面に火が通ったら、その鍋に玉ねぎとニンジンを投入する。
④玉ねぎとニンジンがしんなりしてきたら、キャベツとビーツ、ビーツ缶の汁、ケチャップ、酢、その上から具材がひたひたになるぐらいの水とローリエを入れる。
⑤その後中火で煮込み、沸騰し始めたら弱火に変え、そこから30分ほど煮込む。弱火がポイント!
⑥塩と胡椒で味を調える。
⑦スープ皿に盛り付けたらお好みでディルを散らし、真ん中にサワークリームを盛り付けて完成!

写真ないので素敵なインスタをリンクしておきます

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Все готовятся к новому году, а я жду самолета домой и хочу борща. Ароматного... со сметанкой... ржаным хлебушком... Вот такие у меня странные желания😍😍😍 нет смысла даже на другие языки переводить😆 все равно не поймут 🤣 #foodart #artfood #foodphotographer #foodphoto #foodphotos #foodstagram #foodlovers #advertising #ankaraphotographer #istanbulphotographer #нашиванкаре #фотографстамбул #фотоеды #красиваяеда #культеды #foodmenu #menudesign #istanbulmenü #meat #tastymeat #ilovemywork #борщ #борщец #вкусноиполезно #борщик #борщец #борщик😋 #borsch #borsh

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ポイント
①肉を煮込む前に焼いた方が柔らかくなります。
②沸騰直前ぐらいに弱火にするのが良いです。弱火にするだけで味がかなり変わります。
③圧力鍋を使うとなぜかビーツの色が抜けて色が悪くなります。ただやはり調理は早い。この場合でも圧がかかり始めたら弱火にしましょう。
④うま味調味料は一切いりません。牛肉のうまみだけで塩を足せば十分おいしいです。

多くの人が買うと高いと思ってるビーツ、だいたいこんなもんで買えます


さて、チケットの支払いまですみました。
メールでチケットがPDFで送られてきていると思います。
それをスマホで見せればOkです!

しかし!自分で見るのも一苦労なので、以下見方
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あとは現地の出発時間をしらべておけば、駅の電光掲示板で電車番号とホームを確認し、自分が乗る車両で場所を見つければOK!

電車はだいたい発車の30分前ぐらいにはいると思うので、早めに駅に行ったらいいと思います。

皆様の旅が良いものになるよう祈っています!

シベリア鉄道のチケット購入編続きです。
次に乗車する人の情報を入力します。

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Last Nameに苗字を、First Nameに名前を入力します。
Genderは性別、男性ならM、女性ならFを選択します。
Documentはパスポートのことです。Foreign (Non-Russian) Documentを選択し、Issuing StateはJapanを選択しましょう。
Document numberはパスポート番号を記入します。
誕生日は、日・月・年の順で記入します。
おそらく乗車の際チケットと実際のパスポート番号を照合されるため、これは大変重要になります。

入力したらProceed To Payment をクリックします。


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名前のところは前のページの情報が引き継がれます。
Mobileのところに携帯番号を入れておくと、出発前にSMSが届きます。

次が難関の支払です!
PayPalを使う時がきました。
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PayPal支払いを選んでProceed to Review and Checkoutに進みます

予約内容確認画面が表示されます
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Add life and health insurance policy to the order」のチェックボックスを選択すると、250ルーブルで何らかの旅行保険に加入されます。
いらなければ無視でいいです。(私は使ってません)
最後に「I agree with Public offerPrivacy Policy and service fee 999,90 ₽ (already included in the final ticket price)」を選択し、「Booking Data is correct, Proceed to payment」を押します

するとPayPal画面が立ち上がりますので、ログインし、支払いを完了させてください。

次はチケットの見方!

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