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メキシコ サポテカ・ミシュテカのミトラ遺跡
オアハカ中心部から数十キロ離れたところにあるミトラ遺跡に行ってきました。
この近くの絶景、Hierve el Aguaに行くのに200ペソ、ミトラも込み込みの1日オアハカ近郊ツアーも200ペソとあり、そりゃツアーやろ、ということで現地のツアー会社で申し込みました。
英語ツアーを申し込んだのにスペイン語ガイドしかつかず、英語部分はだれかそこら辺の人に訳してもらって、という適当っぷりでした。
日本だとクレームものだとは思いますが、今回はこのおかげでツアーのみんなと仲良くなれました。
まずはお約束の写真撮らないといけないやつ。
ミトラ遺跡は700年ごろくらいに作られた神殿です。
サポテカ族には社会的階級があり、その上位の人しか入ることを許されなかったそうです。
メキシコ オアハカ古来の霊媒師にお祓いしてもらった話
つくづく思いますが、インターネットが発達してくれたおかげで昔なら到底会えなかった人とも会えるようになっています。
Airbnbの体験から見つけた、オアハカ古来から伝わる方法でヒーリングしてもらう、という体験に行ってきました。
部屋に入った瞬間からハーブの良い香りが漂います。
英語の堪能なヒーラー、イネスさんが使う道具と思想を説明してくださいました。
イネスさんは、オアハカのサポテカ文明の技法でヒーリングを行います。
サポテカは文字を持たない多神教で、地水火風の4要素を大切にし、ここに自分の魂を沿わせることがあるべき姿である、という考えだそうです。
ここにイネスさんが用意したのはハーブ類(今回はローズマリーとメキシカンバジルを使用)、メスカル(昔はプルケだった)、ろうそく、楽器(オカリナと小さいシンバルみたいなもの)です。
これら一つ一つが地水火風を表します。
儀式途中は写真は禁止されていました。
まずは自分の言葉でお払いしたい内容を伝え、イネスさんがそれをサポテカの言葉に直してくれます。
メスカルを飲み、ハーブを手と全身にもみこんだりして全身を清めます。
その後はイネスさん主導でライムやハーブで全身をこすってもらいました。
最後に使用したろうそくを頂き、終了です。
どうやら全身にいろんなものが憑いていたようで、終わった後明らかに身体が軽くなりました。
お祓い用のツールも持っているので、私の場合は頻繁にやらなければと改めて思いました。
メキシコ 中米最古の遺跡の一つ、モンテアルバン遺跡
メキシコシティで見てきたティオティワカンをはじめとするアステカを代表する遺跡があひましたが、アステカの民族はメキシコ北部からきた民族だったそうです。
今私がいるのはオアハカ、メキシコ南部の地域です。
ここではアステカより古いサポテカ文明が栄えていました。
紀元前500年ごろから紀元800年ごろと、メソアメリカ最古と言われる遺跡の一つがモンテアルバンです。
市内からモンテアルバンへは旅行会社がシャトルバスを運営しています。
このLescasという旅行会社はソカロ広場の横っちょにあります。
1時間に1本バスが出ていて、往復80ペソ、500円しないくらいでした。
モンテアルバン遺跡は主に神殿で構成されており、山の頂上にあります。
見学できる場所はティオティワカンよりも狭いため、1時間あればゆっくり見て回れます。
ティオティワカンほどの疲労感もありません。
ここからオアハカの街を一望することができます。
街中からはバスでさえ30分ほどかかりました。
しかもかなり高い山の上にあり、まるで天然の要塞のようです。
当時の人々はどうやって市街地から移動していたのか、水や食料などはどうやって確保していたのか、疑問は尽きません。
多数の神殿やピラミッドが並んでいますが、まだ発掘中のため、入れないところや登れないものもかなり多いです。
神殿はテノチティトランから影響を受けた、という記述がありましたが、テノチティトランの創設が1325年であることを考えると、モンテアルバンがテノチティトランに影響を及ぼした、と考えるのが正しいと思います。
真ん中にある歪んだ建物は、天体観測所。
ここにいた人々は、生贄文化はなかったそうです。
生贄や、それに伴う食人まで行ったのは、アステカの人々のみだったようで、マヤにおいても生贄止まりで食べることはしなかったそうです。
豚や牛といった家畜はスペイン人によって持ち込まれたもので、それまでメソアメリカにはそういう動物はいなかったそうです。
私はサポテカの人々のタンパク質の摂取方法がとても気になります。
また、貴重なものがゴロゴロ出土している第7墳墓は、見学対象ではありませんでした。
ここで出土したものは、サンドミンゴ教会の隣の博物館で見ることができます。
メキシコ オアハカ町歩き
グアダラハラから1.5時間のフライトで、オアハカにやってきました。
オアハカはメスカル、アステカ式サウナ、チョコレートで有名です。
ホステルのチェックイン時間まで街をぶらつきます。
オアハカはグアダラハラから比べてもかなり暖かく、夜でも半袖サンダルで外出できるレベルでした。
これはプルケとプルケの花じゃないかしら。
サン・ドミンゴ教会。
こういう中心部の人混みや市場なんかでは、マリファナマリファナ!とマリファナ売りおじさんが歩いています。
オアハカではあまり臭いませんが、インドやイランとは比べ物にならないほどおおっぴらに掛け声かけて売っていて驚きました。
私は酒に金をかけたいので買いません。
中の装飾は、ヨーロッパとまた違う感じでとても綺麗です。