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コカ博物館で見たコカの葉占い、ネットで調べたらなんと見つかりました。
30分で約30ドル、大変有意義な時間を過ごせました!
ここから英語で予約できます。
 

アンデスのおっちゃんがやってきました。
布を広げ、さらに占い用に神様を降ろす敷地を決める布を置きます。
そこにコカの葉を広げ、大地の神様パチャママをはじめとするインカの神様に祈りを捧げます。
この時使う言葉はケチュア語!
インカの人々が使っていた言葉です。
隣ではツアーガイドのお兄さんがケチュア語から英語にしてくれます。
クスコの住人の約20パーセントがケチュア語話者だそうです。
ツアーガイドのお兄さんは、おばあちゃんがケチュア語を話してるのを聞いて覚えたとか。
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祈りを捧げるのに使ったコカの葉から、綺麗なものを何枚か選びます。
占いは選んだコカの葉を放り投げて、その落ち方で運勢を見ます。
葉っぱが裏返しになったり、この黒いゾーンから外に出たらあまり良くない運勢です。
また、葉っぱの付け根と付け根が重なるのもよくないサイン、しかし先っぽ同士だったらいいサインだそうです。
なのでつまりタロットや占星術のような細かいリーディングというより、イエスノーを表すような割と単純なものです。
それに応じて質問の仕方と質問の内容も考える必要があります。
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私は、一般運、旅の運、仕事、お金、恋愛などについて聞きました。
一般運は、なんかあんまり良くないね、って言われているのが映像に残っています。
旅運は問題なし、仕事もお金も問題なし、恋愛はまだまだ先に出会う人と男の子を一人産むとかでした。
映像にはありませんが、一部センシティブな内容も質問したところ、葉っぱがいろんなところに飛んでいったり裏返ったり、思わしくない結果になる部分もあり、質問内容は考えないといけないなあと思いました。

グーグルマップを見ていたら見つけた、コカ博物館。
なんと入場無料でした。
早速キマってきます。
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昔々あるところに、めちゃくちゃ綺麗な女の人が現れました。
彼女はアンデスの村々を旅して回っていました。
彼女の美貌、絹のような肌や髪はみんなを虜にしました。
彼女が訪れた村の男はみんな彼女を好きになり、骨抜きになりました。
彼女はコカ、と名乗りました。
あるときこの話がインカの皇帝の耳に入りました。
村が荒れるほどとあっては皇帝が何もしないわけには行かず、彼女を捉えるよう命令しました。
彼女は一度行った村を再訪することはなく一筆書きで旅していたので、捕まえるのは困難を極めました。
やっと捕まった彼女ですが、捕まえた役人も、それを命じた皇帝も、彼女の虜になってしまいました。
しかし皇帝は心を鬼にして彼女の処刑を命じました。
彼女が埋葬されたところからは、変な植物が生えてきました。
それがコカである、というのが伝説です。

コカはインカの生贄の儀式でも使用されました。
インカでは生贄の時は血を流したりするのではなく、主に子供を神の宿る神聖な山の上に供物として置いてくる、といったものでした。
子供はコカの葉や、トウモロコシで作ったチチャという酒で朦朧とした状態で、頭を殴られたり、そのまま山の上で眠らせて凍死させたりしました。
こちらの博物館にはそうやって生贄になった10歳くらいの子供のミイラが飾られています。
皮膚もしっかり残っています。
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コカは一種類ではなくコカの中にも種類があるようです。
この葉っぱはコカの葉占いに使われる、などの記述がありました。
コカの葉占いについては別記事で書きます。
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博物館でもありましたが、古来からコカの効能を増幅させる為、石灰が使われてきました。
これはその石灰入れだそうです。
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こちらはコカの乙女。
前述のコカの女性の話とキリスト教の教えが合体してしまったものだそう。
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インカやインカ以前の文明では、頭蓋骨に穴を開ける開頭手術が行われていました。
頭痛をなおしたり、戦いの怪我を治したりするのに使われていたそうです。
コカはこの時麻酔として用いられました。
この手術を受けた多くの人が生き延び、頭蓋骨が再生した跡がみられます。
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こたらはコカ製品。
コカを漬け込んだり色々やったお酒たちです。
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これもコカ製品。
チョコやらお茶やらが売られています。
お酒もチョコもお茶も、ここの博物館の売店で買うことができます。
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ペルーでは、精製前のコカの葉っぱが高山病のお薬や嗜好品として用いられています。
昔富士山に登った時、高山病で結構やられたので、今回もやられるだろうなと覚悟していきました。
噂ではクスコの空港ではコカの葉っぱを配ってるとのことでしたが、見つかりませんでした。

そしてさすがの高度に早々から頭痛を起こしてホステル到着。
みかねたホステルの人がコカ茶を作ってくれました。
葉っぱも噛んでみたところ、まさにお茶っ葉のような軽い苦味といい香りがします。
葉っぱ自体が想像より薄く、噛みやすいです。
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薬局で買ってきたのは高山病の薬、こちらもコカとその他ローカルハーブ入り。
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スーパーに来てみたら、めっちゃコカ茶とかコカキャンディ、コカチョコまで売られています。
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カカオの分量なんかよりもコカが入ってることしか見えない不思議なチョコ。
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そしてビールコーナーにあったのはコカビール!
私が買わないわけがありません。
ツーンとくる苦味とコカかどうか知りませんがふわっと香るハーブがとても素敵なクラフトビールでした!
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もちろんですが、コカ製品は日本に持ち帰るのは禁止です!
日本に持ち帰る、というよりペルー以外では麻薬扱いです。
ペルー 国内の消費に留めましょう。

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