おそらくグアダラハラ市内の1番の観光地は、この大聖堂ではないかと思われます。
グーグルマップでもなにもしなくても大聖堂が表示されるような、ランドマーク扱いです。
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この日は日曜だからなのか、独立記念日の前だからか、ミサが行われていました。
席に座りきれないくらいの人出に、メキシコの人々の信仰の深さが伺えます。
乳香や没薬の良い香りが教会の中に広がっていました。
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印象的だったのは、入り口近くに安置されたミイラ。
これは300年前に亡くなったイタリアのローマ出身(Romanと書かれていた)のイノセントちゃんという少女だそうです。
現在は聖女イノセンシアとして信仰されています。
彼女はカトリックへの信仰篤く、キリスト教の生体受領の儀式を受けたいと常々思っていましたが、父親は大反対でした。
しかし彼女が仲良くなった修道女を通じて、ついに生体受領の儀式に参加することができました。
帰宅してそのことを父親に知らせると、父親は烈火のごとく怒り、彼女を刺し殺してしまいました。
カトリックは彼女の遺体を保存し、最終的にグアダラハラのこの大聖堂に安置するに至りました。
イタリアの教会にはカトリックに貢献した色んな人の遺体がこのように置かれていたので、イタリアの習慣かと思われます。
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この聖女イノセンシアの話には続きがあります。
写真や動画に撮ると、彼女の遺体が目を開けることがあるとのこと。
彼女の顔はおそらくお面みたいになってるんだけど、、見間違えなのは知ってますが、私も瞬きしたのを見た気がする。。