酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

タグ:クルーズ

コロナで中止になったカリブ海クルーズ、予約から返金までの道のりをまとめました。
コロナでイメージは下がったけど、クルーズは素晴らしい旅行方法だし、旅行代理店のiCruise社も、クルーズ会社のRoyal Caribbean社の対応も大変素晴らしいものでした。
一日も早くまた旅行できる日が来ることを祈り、その際にはぜひ利用させていただきたく思います。

【1月中旬】
南極にクルージングを始めた1月中旬、クルージング2日目にしてすっかりクルーズ旅の魅力にハマり、別のクルーズツアーをググり始めていました。
そこで見つけたのがカリブ海ツアーでした。

いつものようにCheapCruise.comというサイトを使いました(母体はiCruise社)。
見つけたカリブ海クルーズツアーは、大体1週間くらいで、毎日違う島に上陸し、一人7万円くらいというなかなかお安いものでした。
島と島(というか国と国)は、隣同士でも正常な国交がないところもあり、フェリー船などで繋がっていないところも多く、飛行機も片道1万円くらいするし、リゾート地なので宿泊代もそこそこします。
しかしクルーズなら島の滞在時間は1日に満たないけど、1日あたり1万円くらいで、3食高級な飯食べ放題つき、移動宿泊込みだったら決して高くはないと思います。
まさかこんな事態になるとは夢にも思わず、日本にいる友人と相談し、プエルトリコで現地集合する手筈で速攻申し込みました。

【2月下旬】
2月下旬にコロナウイルスが蔓延し始め、日本がダイヤモンドプリンセス号の件でアメリカの警戒国レベルが上がってしまい、一部日本ーアメリカの飛行機が 飛ばなくなりました。
また、日本から来る人はコロナに感染していないことを証明する書類を持参しないと乗船できない状況になったため、友人の合流は絶望的となりました。
クルーズ会社に電話して聞いたところ、その時点でのキャンセルは全額徴収となるということでした。
そこでメキシコ在住の友人を代理参加人に立てました。 
この時すでにクルーズ会社へはメールが通じにくく、何度も電話でやりとりをしました。

【3月中旬】
イタリア含めヨーロッパでコロナウイルスが大暴発し、クルーズ会社は日々参加者ポリシーを更新していました。
65歳以上は乗船不可、南北アメリカ大陸以外の人は全員コロナウイルスに罹ってないことを証明する書類を持ってくること、、などでした。
つまり乗客はほぼ皆無になりました。
そして私がプエルトリコに出発する1週間くらい前に、クルーズ船を運行するRoyal Caribbean社は全世界の今後出発するクルーズの中止を決定しました。
 それにより、乗客は全額返金か、支払った金額プラス25%分乗せたRoyal Caribbean社で使えるポイントかを選ぶことができるとのことでした。
その旨を記載したメールがこのアナウンスから1週間ほどでiCruise社から届きました。
私は即断せず、ちょっと考えることにしました。

【4月上旬】
考えた挙句、返金を選ぶこととしました。
昨今の経済状況で航空会社ですら経営破綻する状況なので、いくら大手とはいえ、クルーズ会社の破綻がありうると考えてのことでした。
4月上旬にiCruise社宛に返金対応を依頼するメールをし、約1週間後に返金OKである旨返信がありました。

【5月上旬】
クレジットカードに無事返金がありました!!!
これで私は生き延びられる。

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腹いせのように、というか腹いせに、メキシコはカンクンから見たカリブ海のビーチの画像を上げておきます。
実物の海はもっと透き通るようなコバルトブルーで、世界の海を見てきたけど、エーゲ海より綺麗でした。
多分私が見た中で、世界で一番美しい海です。

クルーズの予約変更やらの対応は、メールが混雑していてつながらず、ほぼ電話でやりました。
海外サイトからのツアー予約くらいなら、確かに英語があまりできなくてもできるけど、こういう変更や細部の聞き取りなんかは、英語ができないとかなり厳しいと思いました。
友人の友人が申し込んだ別のクルーズ会社は、返金が1年先になると言っているところもあるようで、何度もクレームを入れた結果、訴訟案件になりそうというところもあります。
英語自信がない人は日本の予約代行会社に頼むなどしても良いと思います(できないことはお金を出して人にやってもらうのが良いです)。 
 

ご飯メニューが前と同じのが出始め、書きにくくなってきました。
なので工夫が面白かったものとか、特に美味しかったものを載せていきます。

こちらは前菜で出てきたセビーチェ。
ペルーで食べた、私がセビーチェだとイメージしてたものとは全く違うけど、ポップコーンを使ったりミカンを使う工夫はとても面白かったです。
世界中のグルメな人が乗ってくるクルーズ船で、そんな人たちの舌を満足させようとすると、通常一辺倒では面白くないもんだなと思いました。
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ペルーのセビーチェ記事はこちら参照


これはフレンチオニオンスープ。
チーズを上に乗せて焼き上げてあります。
中はこっくりと煮込まれたオニオンスープとしみっしみのパンが入っています。
これはいつでも頼める日替わりじゃないメニューなのですが、旨すぎてリピートしました。
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こちらはロブスターのエスカルゴ。
ロブスターもエビのぶつ切りがそのまま入っているのではなく、フワッフワのつみれみたいなのが入ってました。
バターも香り高くてすごく美味しかったです。
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こちらはタラのフィレ。
上にかかってるのがハーブのサクサクしたパン粉みたいなやつでした。
バジルとオリーブオイルでローストしているようです。
見た目にも綺麗だし、食感も面白いし、素晴らしい工夫だと思いました。
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2019年度版のソムリエ教本には、ワイン新興国としてウルグアイが載ってきました。
ウルグアイの国土はまあまあ小さいのに、ワイン生産量は意外にも多く、チリ、アルゼンチン、ブラジルの次、南米大陸で4番目だそうです。
じゃあなぜ今までソムリエ教本に載らなかったか、なぜブラジルはないかと言われると、おそらくワイン法の整備具合によるものと思われます。
モンテビデオもなかなか大きめな生産地になっている為、今回もできればワイナリー訪問したかったんですが、何せ一人だとツアーの採算がとれないから案内できないと言われてしまい、大変無念でした。
だから代わりにしこたま飲むことにしました。
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船を降りてすぐのところにあるのが、プエルト市場。
市場というよりもバーベキュー屋を寄せ集めた観光客向けレストランという感じでした。
しかし私には約7時間ほどの滞在時間しかないので、そこで肉と噂のウルグアイワインをもらってみました。
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国内最大生産量を誇るのは、タナ、という赤ワイン用葡萄品種。
白ワインはソービニヨンブランやらシャルドネやら普通のやつがならびます。
メニューのシャルドネ、の綴りが間違ってたので頼むのをやめました。
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頼む料理はもちろんステーキ!
アルゼンチン同様肉めっちゃうまいです。
脂身に全く嫌味がありません。
そしてワインとの相性も大変バッチリでした!
最初パンとタルタルソースで飲んでみたけど、これだと苦味が強調されてダメでした。
しかしお肉や、バルサミコ酢のドレッシングでたべるサラダは、プラムのような滑らかな赤ワインで美味さが倍増します。
この後結構頭痛がしたので添加物はそこそこありそうですが、美味しいからきっと今後もこの国からは面白いワインがどんどん出てくることと思います。
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ブエノスアイレスのすぐ向かい、ウルグアイの首都モンテビデオにやってきました。
船の中で配られた注意事項では、貴重品はできるだけ持ち歩くなとか、あからさまなジュエリーはつけるなとか、かなりキツめのことが書かれていました。
実際歩いてみた感じだと、長いことバックパッカーやっていて危険なところも通ってきた私は、危険察知能力も向上しているので大丈夫でしたが、旅慣れてない人はかなり気を付けた方がいいと思いました。
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市内中心部は港からすぐ近くで、港からずっと繁華街が続きます。
しかし土曜日だからかほほ全て閉まっていました。
街並みはどこもこんな感じで綺麗なコロニアル風の建物ですが、繁華街をちょっと曲がるだけで驚くほど寂れた街並みに変わります。
そういうところはゴミが散らかり、ホームレスが寝ていたりして、あまり治安のよろしい感じではありません。
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中心部近くの公園ではアンティークマーケットみたいなのが開かれています。
アンティークに混ざってお土産ものも売られています。
また、この国もマテ茶消費国で、見た感じアルゼンチンよりもマテ茶吸ってる人が多い気がします。
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メインの通りには、トレス・ガルシアというモンテビデオを代表する芸術家の美術館もあります。
モンテビデオはこの他にもたくさんの博物館美術館がありました。
その数は他国の首都に比べれば劣るものの、面積に対する個数の割合はもしかするとメキシコシティと変わりません。
時間があればぜひじっくり見てみたいところばかりでした。
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これが中心の広場、独立記念広場。
向かいに見える建物は普通のマンションのようでした。
この広場は中心部なのに人気があまりなく、ここでたむろってる人々は悪いハッパを吸っており、あたりに臭いが充満していました。
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中心部のお店が閉まる週末に、人々はマテ茶飲む以外に何をしてるのかと思ったら、みんなビーチに来るようです。
とても素敵なビーチで、ビーチバレーのコートなんかもありました。
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モンテビデオは一部治安に不安はあるもののとても綺麗なところで、特に博物館などもっと見たい場所がたくさんありました。
また是非訪れたいと思います。

南極付近にいた頃は、夜11時ごろまで外が明るく、朝は寝てたのであまり知りませんが、日の出も大変早かったです。
それが夜10時ごろになると暗くなっており、軽く感動しています。
南極は思ってたより寒くなくて、噂のドレーク海峡もあんまり船も揺れないし、半袖で気温マイナスの中走り回ってたんですが、今度はだいぶ暖かくなってきて感動してます。
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この日はまたビーフカルパッチョが出ました。
もちろん頼みます。
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鴨のコンフィも頼みました。
コンフィって、フランス本場のペリゴール地方で見たやつはもっと瓶詰めでドロドロのイメージだったんですが、これはなんだろう?
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メインはチキンキエフを頼みました。
私がロシアで食べたやつと全く違いますが、世界中の人間の舌にあわせようと思うとこうなってしまうのでしょう。
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デザートはアーモンドタルトにしました。
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アイスクリームはバニラビーンズたっぷりで大変美味、添えられたレモンクリームも秀逸でした!
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