ウズベキスタンで食べてきたものについて紹介します。
まずは中央アジア一帯で食べられる炊き込みご飯、プロフ。
これはサマルカンドで食べるのがよかったらしいです。
(写真はブハラ)
写真の左側から、ノン、アチチュクサラダ、ラグマン。
ノンはサマルカンドが名物の大きなパンです。
ウズベキスタンの人の主食で、何を食べる時でも必ずノンと食べます。
アチチュクサラダは、旧ソ連圏とは思えないほどシンプルで、たしか塩とハーブだけで味付けされたサラダ。
こってりマヨネーズがないのが大変良いです。
右側の汁物は、ラグマンと言われる麺料理。
うどんの原型とも言われる太めの麺が、トマトベースのスープの中に入っています。
ラグマンも中央アジア一帯に広がっており、例えばウイグルでは皿に盛られ、なんか酢豚っぽい見た目の餡がかかっています。
そしてこちらは焼きラグマン。
上記ラグマンの麺を、多分この汁で炒めたものだと思われます。
まるで味も見た目もナポリタン、日本人にはかなり親しみやすい感じになっています。
具は卵だけの大変シンプルなものでした。
イスラムの国で酒を飲むのはよろしくないという感覚が、まだ自分の中にあまりなかったこの頃、ガイドさんに「ウズベキスタンのビールのつまみって何?!」と質問責めにして出てきたのがこのクルト、と言われる、塩っぱいヨーグルトを固めたようなもの。
イランでも似たものがありましたが、イランのはめちゃくちゃ酸っぱかったです。
食べ損ねたのは馬肉?の麺料理、ノリン。
聞く人聞く人めっちゃうまいしか言わないので気になってます。
旧ソ連圏のウズベキスタンでは、ロシアで私がハマりまくってたトボーラクというチーズが売られていました。
それをスーパーで買って、長いこと暑い外を持ち歩き、ホテルで冷蔵庫に入れて翌朝食べたところ、シュワシュワした炭酸みたいな食感で、今まで食べたチーズで一番美味しいものでした。
これは未だに記録が破られていません。
しかしシュワシュワはどうやら腐っていたせいで起こったものだったようで、そこから酷い下痢に見舞われ、そのまま乗った帰国便ではトイレに行きまくり、ヘロヘロになって帰宅しました。
翌日出勤するもトイレから出られず、あまりに酷いため病院に行ったら膵臓炎と診断されました。
そこから約1か月近く禁酒と油もの一切禁止で、7キロ体重が減りました。
多分ウズベキスタンのものは防腐剤とか使われてないので持ち歩きには要注意です。
お腹壊さなかったらあのシュワシュワチーズまた食べたい。