酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: ウクライナ

私は大学でロシア語を専攻し、ロシアにも何度か行って、普通の日本人よりは深く関わってきました。
それだけに今回のロシアのウクライナ侵攻は大変残念に思っています。
イランに行った時、ホルムズ海峡で日本船籍のタンカーが襲撃され、あわやアメリカが宣戦布告かという事態に遭遇したことがありました。
その時はシーラーズのご家庭にホームステイしており、そこのお婆さんが「これ以上息子たちを失いたくない」と泣いていたのが忘れられません。
そういう御涙頂戴系の番組は見飽きていますが、自分の目の前にいる人が戦争で死んでしまうかもしれないという状況をつきつけられたその時になって、やっと自分ごととして捉えられるようになりました。
今朝小額ですがウクライナ大使館の口座に寄付をしました。
お金で戦争が止まるわけではないのも重々承知していますが、少しでもウクライナの誰かの食卓が豊かになって、食べてるその一瞬だけでも幸せであって欲しいと願います。

寄付先はこちら


三菱UFJ 銀行
広尾支店 047
普通
口座番号0972597
エンバシーオブウクライナ

ソース



一刻も早くウクライナに平穏が訪れることを祈って、ウクライナ料理まとめを貼ります!

チキンカツの中からバターソースが出てくるカロリー爆弾、キエフスキーカツレツ。
自分の中の小学生が狂喜乱舞するメニューです!


ロシア料理で有名なボルシチは元々ウクライナのあたりが起源だそうです。ボルシチもなんか色々ありますが、私のは化学調味料不使用でできる野菜たっぷりバージョンです。



今回のロシアの政治判断には断固反対ではありますが、私にはロシア人の友人もおり、彼女たちが今回のことで不利益を被ることも望んでいません。



仕事も平和におさまったり、久々に何にも追われることのない平穏な日々を過ごしています。
最近コンビニで東欧料理が売られる事案が多発しています。
ファミマはジョージアのシュクメルリ祭りですが、ミニストップではチキンキエフというウクライナ料理が売られています。
私が初めてこれを食べたのはロシア料理屋さんでした。
旧ソ連圏の料理はロシアでも人気で、ロシア料理とごっちゃになってる感じがします。
新しくブログのカテゴリ作るのも面倒という理由でロシア?というタイトルで書きます。

チキンキエフ、котлета по-киевски はチキンの中からバターソースがトロッと出てくる料理です。
昔から大好きでたまに作っていたのですが、鶏むねに切れ目を入れてバターを詰め込むもなんかうまくいかなくて、揚げてる最中にバターが流出してしまっていました。
今回鳥ミンチでやるという映像を見たので、作ってみました。

キエフスキーカツレツ
材料

鳥ミンチ 500グラム
玉ねぎ 4分の1
バター 30グラム程度
ディル 小さじ1
パン粉、小麦粉、ときたまご 適量

作り方
バターを室温にもどし、ディルを混ぜてソースを作る。
ソースはラップに開け、細長くソーセージ的な形に整え、冷蔵庫で再び冷やす。
玉ねぎはみじん切りにし、鳥ミンチに混ぜる。
塩を小さじ2杯ほどおなじく鳥ミンチに混ぜ、よくこねる。
ソースが固まったら、2-3センチの長さに切り、鳥ミンチの真ん中に入れて包んでいく。
衣をつけて揚げ、完成!
IMG_3984

ドキドキしながら切ってみると、、ちゃんとソースが出ました!
これなら失敗しにくくて大変良いです。
ミニストップのチキンキエフはなんか縦持ちになっており、大惨事になりそうでしたが、どうやらそんなことはなく、クリーミーなバターが詰まっているようです。

IMG_3985

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