酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: インドネシア

世界三大仏教遺跡というのがあります。
世界もなにも、仏教はアジアにしか広がってないんだから当然アジアなんですが。
カンボジアのアンコールワット、ミャンマーのパガン遺跡、そしてインドネシアにあるのがこのボロブドゥール遺跡です。

ボロブドゥール遺跡に近いのは、ジョグジャカルタという街です。
マレーシアのクアラルンプールからジョグジャカルタまで飛びました。
ボロブドゥール遺跡は、遺跡送迎つきの日の出ツアー(たしか1万円くらいだった)を予約しました。

日の出前、まだ暗いうちから遺跡に登ります。
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日の出は、ジャングルにモヤがかかって、とても幻想的でした!
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石仏と一緒に記念撮影してみたりなど。
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ジョグジャカルタの物価は大変安く、ペラペラのTシャツ一枚ぼられた値段が400円くらいで、値切るのがアホらしくなります。
空港まで行くのもタクシーだけど500円くらいだったり、4つ星ホテルが1泊5000円くらいで泊まれたり、贅沢して現地にたくさんお金を落とすのが良いです!

2015年夏には、マレーシアとインドネシアに行きました。
インドネシアはジョグジャカルタへ、ボロブドゥール寺院を見ることをメインに行きましたが、もちろんご当地の怪しげなレメディーも試してきました。
それがジャムウです。

ジャムウ(Jamu)、というと、女性だとアソコがよく締まる怪しい石鹸をご存知の方もいるかもしれませんが、実際はインドネシアのハーブ療法を総称してジャムウと言います。

到着初日、お腹が空いて連れて行ってもらったレストランのメニューに見つけたJamuの文字。
なんか知らんけど頼むやで!と意気込んでやってきたのがこれ。
ジョッキになみなみと注がれた、なにか。
驚くことに熱々でした。
生姜と、巨大な砂糖の塊と、わかんない草がたくさん入ってて体にいいらしいです。
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翌日プランバナン寺院の構内でみつけたジャムウ屋。
もちろん迷わず入ります。
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メニューはこちら。
英語は1ミリも通じないから、指差し会話帳でがんばった注文。
覚えてないけどJahe Merahを頼んだ気がします。
Jaheというのが飲み物のことだそうです。
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やってきたのがこれ、やはり生暖かい感じの、生姜ジュースでした。
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喉が痛くなって駆け込んだ薬局で処方してもらったのもジャムウ。
右側の黄色いパウチには、ジャムウ的なスッとする咳止めシロップが入っています。
これはなんと新大久保のインドネシア食材屋でも買えます!
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ジョグジャカルタ中心部、マリオボロ通りの近くにあるベリンハルジョ市場には、ジャムウコーナーがあります。
わけのわからん草が山のように積まれて、傍らではおばさんたちが謎の液体を売っています。
そこで買った肩こりが治るお茶。
書いてある通りに袋の中身を全部鍋にぶちまけ、水も規程の量入れます。
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なみなみとすごい味のする液体ができました。
効いたかどうか覚えてすらないけど、味は今でも思い出したら涙が出てきます。
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この時たしか、お茶だけでなく、美容玉とか、顔に塗るやつとか風呂に入れるやつとか、色々買いました。
都市部に行くともっといろんな怪しいジャムウがたくさん売られているようです。

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