酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: アルゼンチン・Argentine

博物館だけが目当てで来たラプラタ、まあせっかくだし大聖堂でも見に行くか、と何も知らず期待もせず来てみたらこれ。
ミラノかな?みたいなゴシック建築のすごい大聖堂がありました。
話を聞くと、世界最大級だそう。
この大聖堂の両側の塔は展望台になっており、地下にはこの聖堂についての博物館があります。
博物館のチケット100ペソ約200円を買うと、展望台にも登れます。
バチカンの展望台必死で歩いて登った記憶があるので念のため書いておきますが、地上60メートルまでエレベーターで登れます。
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目の前には綺麗なラプラタ市庁舎と庭園がみえます。
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ラプラタ市内を見渡すのもいいし、隣の塔もとても綺麗に見えます。
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地下の博物館は、この大聖堂を作ったアーティストの詳細や、その人が込めた思いなどを見ることができます。
ミラノの大聖堂も、たくさんの才能ある名もなきアーティストが関わったはずです。
是非こうやって歴史に残していって欲しいと思いました。
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こちらの部屋にはキリスト教的な絵が飾られています。
こちらも現代アーティストによる作なので、私もすんなり受け止めることができました。
やはり芸術とはその文化歴史の上に成り立っており、中世の芸術が難解と感じるのも、その文化の基盤が私にないからだと実感しました。
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大聖堂本体はどうなっているかというと、これまたキレイなゴシック建築ととても素敵なステンドグラス。
この教会を建てたのは1880年代に移民してきたスペインとイタリア系の人々です。
もうイタリアの要素が入っていることが、パッとみただけでよくわかります。
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ステンドグラスもとても精巧で美しいです。
これが教会中埋め尽くされており、とても見応えがあります。
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この大聖堂の博物館の案内をしてくださった方はパラグアイ出身のアニオタレイヤーのちょっと日本語話せるお兄さんでした。
私は大聖堂でまさかこんな濃い人と会うと思っていませんでした。
どうやらパラグアイのアニメフェスではコスプレ大会もあるらしく、そのお兄さんのめちゃくちゃイケメンのコス画像も見せてもらいました。
何のアニメ?と聞くと、多分キミはオタクじゃないから知らないと思うけど、という前置きをされました。
日本にはオタクとそうじゃない人間がいて、そうじゃない人はそんなにアニメのことを知らない、という日本におけるオタクを取り巻く環境にまで造詣が深い人でした。
今からイグアスに行って、ついでにパラグアイを覗いてこようと思うので、こんな深いオタクが造られるのが一体どんな国なのかとても楽しみです!

プエルトマドリンに行った時に見かけた、ラプラタ博物館の文字。
もっと知りたいなと思った先住民族の展示のところに、さらに詳しい情報がラプラタ博物館にある旨が書かれていました。
この博物館を見るために、私はブエノスアイレスに数日留まることにしました。

ラプラタという街はブエノスアイレスから電車で約1時間半のところにあります。
ブエノスアイレスのプラザ・コンスティトゥション駅からラプラタ行きの電車が発車します。
運賃は、よく聞き取れなかったけど12ペソ?とかで、そうするとブエノスアイレス地下鉄より安くなってしまうんですが、なんかよくわかりません。
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さすがイタリア移民の街、イタリアの駅にどことなく似ています。
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駅から歩いて約20分で博物館に到着しました。
入場料は、多分この日だけのような気がしますが、無料でした!
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この博物館の見どころは骨!
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とにかく骨です。
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上に飾られてるのはマッコウクジラの骨。
こんなの世界中どこでもあるものではありません。
ディズニーのピノキオで、クジラのお腹の中の様子が描かれてましたが、この骨を見て、全く忠実だと思いました。
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クジラを食べることはあっても、頭蓋骨なんて初めて見ました。
私なんか軽く丸呑みされるであろうサイズは圧巻です。
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アルマジロの進化の過程も展示されていました。
さすがダーウィンが研究した国、進化論もちゃんと説明され、進化の過程がそれと分かるように展示されているのが素敵です。
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アルゼンチン内陸の方は、恐竜の化石が出ることでも有名です。
メンドーサの自然博物館には、展示はされていないそうですが、見つかっている中で世界最大の恐竜の骨があったりするそうです。
また、世界で初めて恐竜に着目したのもダーウィンだということです。
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その他にも、アルゼンチンのスペイン征服前の先住民族の文明、古代エジプト文明などの展示もあり、自然史から文化人類学まで網羅できる、大変素敵な博物館でした。

クルーズのディナーで近くの席だったマリーさんにオススメされて、やってきた教会。
マリーさんはここで結婚式をされて、この近くにお住まいだそうです。
この教会の名前はわかりませんが、レコレータ墓地の隣の教会、です。
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中はコロニアル様式の、デザインすっきりめの、とってもきれいな教会です。
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この横のところにある入り口から、教会の博物館に入ることができます。
入場料60ペソ、約110円なので払っても良いお値段。
中には教会で古くから使われてきたお祈りグッズなんかが展示されています。
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私が好きなのはこの絵たち。
ゆるゆるタッチで描かれた神様は親近感があってとても好きです。
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昨日から、地下鉄C線は丸ごと止まってるわ、行きたかったレストランは定休日だわでちょっと踏んだり蹴ったりです。
なので絶対今日開いてる、ラテンアメリカ芸術博物館に行ってきました。
入場料280ペソ、約500円で、南米アートの粋を堪能することができる素晴らしい場所でした!

入り口を飾るのは、エルネスト・ネトという人の作品。
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砂を重りにて作られる作品は、人間をテーマにしているそう。
人は距離感とそれがつくる空間で成り立つと思っている、みたいな紹介文がありましたが、深淵すぎてイマイチ英語ですら理解し切れているのか自信がありません。
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3階部分ワンフロア全部がこの人の展示になっており、触ったり入ったり出来る体験型の展示も多かったです。
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2階は中南米全土のアーティストの作品、主に絵画が集められています。
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この南米らしい赤土の色に緑の組み合わせは、南米にいる人にしか思いつけない配色だと思います。
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これなんかも、抽象画なのに見ただけで南米の森を思い浮かべられるような逸品。
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こういった、南米でないと描き出せないような絵がたくさん集められています。
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こちらは先日行ったモンテビデオの画家Torres Garciaの、おそらく一番有名な絵。
まさかアルゼンチンで出会えるとは思っていませんでした。
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こういった南米らしさから、抽象画コーナーに移ります。
文化が世界で画一的になるに従い、芸術もどことなく画一的になり、個性を出すのが難しくなってきたように感じます。
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南米といえば、というものもありました。
プロパガンダ系の絵ばかり飾られている部屋があるくらい、プロパガンダもいまや芸術として認められています。
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芸術を鑑賞するために知識を付けるなんて面倒だ、という意見も理解できます。
しかし知識をつけて見ることによってしか見えてこないものもある、とこの旅で大いに感じています。
その知識とは、ヨーロッパ諸国ではキリスト教、南米では歴史が主にそれにあたります。
こういった前提知識は、描かれた当時は知ってて当たり前のもので、その上に載せた芸術家の思いや工夫みたいなものを一度汲み取ってからでも、考察するのは遅くはないと思いました。

クルーズのディナー席で一緒になったアルゼンチン人ご夫妻に、アルゼンチンってご飯美味しいよねぇ、あのアルファホーレスっていう生キャラメルをサンドしたお菓子罪深いくてたまんない、っていう話をしていたら、アルファホーレスならハバナという店に行け!と言われてきました。

アルファホーレスの詳細はこちら

話を聞いていたらどうやらそのハバナカフェは高級エリアにあるカフェチェーン店のようでした。
今日はたまたま歩いていたのがシェラトンとかある高級エリアで、高架下に見つけたので入ってみました。
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アルファホーレス大好きなので2個頼みました。
めっちゃお腹にたまります。
そして例によってトロットロの生キャラメルが挟まっており、たしかに他の市販のものよりも美味しかったです。
しかし、私が色々食べてみた結果、おそらく個人商店のケーキ屋のアルファホーレスはどれも美味しく、いまのところそれらに勝るものはありません!
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