カテゴリ: チリ/イースター島・Chile/Easter Island
チリ チリやイースター島のビールたち
チリ イースター島お待ちかね・食人の洞窟
食人生贄エピソードが大好きで、ぜひ人間を食べてみたい私です。
イースター島でモアイの次くらいに興味津々だったのが食人エピソード。
食人エピソードだけはどこに行っても大っぴらに語ってくれる人は少ないですが、私個人は聞きたくて仕方がないトピックの一つです。
イースター島の観光地だけど何故かツアーには組み込まれていないのがこの洞窟、Ana Kai Tangataです。
街の中心部から歩いて40分ほどで着きます。
波打ち際は岩に囲まれており、ひっきりなしに高い波が押し寄せ、泳ぎたい気分にはなりません。
そんな波間に等しいような場所にあるのがこの洞窟。
おととい訪れたオロンゴ儀式村で行われる卵探しゲームの勝者が、負けた人たちを食したと言われる洞窟です。
食うか食われるかのガチンコ勝負ならたしかにみんな頑張ります。
一部の人は食べられるのが怖くて、沖合の島から戻らず餓死したとも伝えられています。
チリ イースター島伝統儀式村やパワースポット
まずはこれだけですむので、イースター島のパワースポットから。
この石は磁力が他の石より強く、コンパスがくるくるしてしまうこともあり、神格化されています。
ガイドさん的にはただの磁力の強い石だそうですが、ひとによっては妊娠祈願に座り込んだりする人もいたそうで、今は立ち入り禁止です。
次は儀式用の村オロンゴ。
この村の沖には、儀式用の離小島があります。
この島では海鳥が毎年産卵するので、島の男性がウキを持って、海鳥の卵撮り合戦に赴きました。
その詳細がこのパネル。
海鳥の卵をこの島から持って帰ってきた人が英雄というかほぼ神みたいな感じで、まつられます。
酋長というか、そんなのより上みたいな存在のようです。
ちなみに、この卵探しゲームがイースターという名前の語源になったわけではありません。
イースターの時期にこの島が発見されてからイースター島と呼ばれており、正式名称はパクスア島といいます。
チリ イースター島のモアイめぐり
イースター島には本当にたくさんモアイが溢れています。
基本的に沿岸部に400ほどある、というのが一説にあります。
私が見た、ちゃんと設置されている(されていた)モアイについて書きます。
こちらはラパヌイ市内からほど近いところにあるモアイ。
サンセットスポットになっています。
その近くにある完璧モアイ。
帽子もあるし、目玉もちゃんと入っています。
こちらは島北部のTe Pito Kuraにあるモアイ。
春分の日にはこの方向から日が昇るとか。
他のモアイは全て島を守るために島の方を向いているのですが、これだけ海の方を向いています。
こちらはトンガリキのモアイ。
夏至の日はこの真ん中から日が昇ります。
このモアイは津波で全て倒れたそうです。
その際この下から1500近い数の人骨が見つかったそうです。
モアイの土台の下には権力者の人骨が埋まり、その周りには一般の人の人骨が埋まっているそうです。
また、津波で倒れたこのモアイは、日本の企業が建て直しだそうです。
その後保存の薬品を塗布したため、軽く白く変色しています。
この薬品塗布にこの15体だけで100万ドルほどかかったことから、島全体のモアイには適用できず今に至るそうです。
これはアナケナビーチにあるモアイ。
ポリネシア某所から船でイースター島に来た最初の7人は、アナケナビーチに上陸したと言われています。