酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: イギリス・UK

日本は沖縄にある漫湖、北欧のどこかのスケベニンゲン、などのような面白い地名は世界中にあります。
これは日本語ならではの面白さなわけですが、英語にもあります。

そして、行ってきました。
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Cock Lane

ロンドンの、何もない超絶短い通りです。
きっと昔は養鶏場でもあったんじゃないかな、と友人は言ってました。
そうそう、Cockは鶏っていう意味ですね笑笑

ただ、これだけ、こうやって私が自己満足で写真を撮るためだけに行ってきました。
ロンドンで最後に行きたかった場所が、これでした。
 
他の面白地名はこちら↓↓

Cumming Streetなんかも行けば良かったな、と思う次第です。
また次回!

イギリスの家ってなんかほとんど繋がってるな、という疑問から派生して、家とそれに関するいろんな事情を聞いてきたので、書いておきます。

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繋がった家
イギリスの家は長屋のように繋がっていることが多いです。
どうやらこれは、暖房費が高かった時代にみんなでマキ代を割り勘するためにおうちを繋げた名残だとかなんとか。
暖房費が高かった時代、というのがいつになるのか正確にはよくわかりませんが、こちらの住宅はどれも大変古く、築100年とかザラにあるみたいです。
築年数がものすごいのはイギリスに限らずヨーロッパ全体的に多いです。
この繋がった家が多いことにより、繋がってない完全なる戸建てはDetach、片方が繋がっている角の家はSemi-detachと呼ばれ、値段が上がる一因になります。

外観
イギリスでは家の外観を勝手に変えることは許されていません。
好きな色に塗るとか、玄関の出っ張り部分の長さを変えるとか、、そういった工事は景観保護の観点から、お役所の許可がいるようです。
その代わりなのかもしれませんが、道路に面していない家の裏側は、結構増改築が行われています。
増築部分も壁で仕切って隣の家とシェアしていたりします。
変えちゃいけないのは外観だけで、中は普通に現代的な家になっています。
築年数がすごいので、よくいろんな所が壊れたりしていて、イギリス人はだいたい自分で直します。
そのためDIYショップが本当にあちこちにあるし、納屋には工具が一式揃っているようです。

ガーデニング
景観保護を法律で決めるだけのことはあり、イギリス人は本当にガーデニングに熱心です。
ガーデンショップ、というお庭用品だけ売ってるホームセンター級のお店があり、日本のホームセンター2つ分くらいのお店の敷地にぎっしり植物のみならず、ベンチ、ツタを絡ませる門、ちっちゃい噴水やライトみたいなやつとかのお庭用品が売られています。
季節の花が咲き乱れ、温室コーナーには南国の植物も売られており、ガーデンショップは植物園と同じくらい楽しめます。

土地の扱い
イギリスの家を購入した場合、土地は自分のものにならないそうです。
土地は基本女王様の持ち物?だとかそういう扱いのようです。

ロンドンの物件
ロンドンの物件の値段はめちゃくちゃ上がっており、どんなに中心から離れてても、一人で住もうと思ったらシェアフラットが主流なようです。
例えば3LDKとかの一部屋を借りるのに、ひと月1000ポンド(約14万)くらいが今となっては普通なようです。
なので働いている人はロンドン近隣の都市に家を持ち、ロンドンまで通勤して働きます。
片道1時間とかザラみたいですが、電車賃がめちゃくちゃかかってもロンドンに住むよりマシ、だということです。
ちょっと物価の話を絡めると、スーパーで売ってるにんじん一袋に6本7本入ってて、40ペンス、約56円です。
外食は日本よりはるかに高いけど、自炊は日本を下回るかもしれない安さでできます。

地域性や金銭格差的なこと
イギリスももちろん住民税があるわけですが、これも地域によって違います。
ここはお金持ちがたくさん住んでて高い、というのがあるようです。
しかしやはりお高いエリアにはいい医者がいたり、警察のクオリティも高かったりするようです。
事故があったりちょっと騒音があったらすぐ警察がきてくれるとか。
そうでないエリアがあると考えると恐ろしいです。
学校のシステムも日本と似ており、公立の学校のクオリティなんかもこれに左右される所が大きいみたいです。
子供ができたらイケてる公立校の近くに住んでそこに通わせたい親も多いようです。

イギリスに来て約2週間ほど経ちますが、晴れた日は数日ほどしかありません。
そんな常にどんよりしてるイギリスで、昨日は超珍しく快晴だったこともあり、滞在先から車で30分ほどのところにある樹木園(植物園みたいなもの)にお散歩に行ってきました。
やっぱり冬場は日も照らず毎日ジメジメしていて、この日はイギリス人もみんなお出かけしており、道路は激混み、植物園も人だらけでした。
子供連れの家族や、犬なんかのペットもたくさん連れられてきていました。
日本だとそこまで公園で犬をたくさん見ない気がします(しかしこっちの犬はものすごいちゃんとしつけられてる)。
Winkworth Arboretumは、ナショナルトラストというイギリスの自然保護団体に保護されており、ここの会員になっていれば入場料はいりません。
私は通常の大人料金9ポンドを払いました。

園内には栗がたくさん落ちています。
これはホースチェスナッツといって食べれないとか。
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快晴の秋晴れ!
そういえばこんな空久しく見てない。
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秋は紅葉が綺麗で、この木のみならず真っ赤に紅葉したもみじがたくさんあります。
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日本風庭園や日本の植物はイギリスで大変人気で、ガーデニング屋さんに行くと日本コーナーがあるほどです。
もみじや柳、石灯籠とかが売られています。
国名でコーナーを作ってもらえているのは日本くらいだったので、大変誇らしく、また先人たちの努力に身が引き締まる思いです。

イギリス初日にこの国の飯がマズイと嘆いた私への、あかねさんによる美味しいイギリス飯教育をしていただいています。
今回作るのは、イギリスの冬の定番メニュー、ブルーチーズのスティルトンを使ったスープです。
スティルトンは、イギリスで生まれたブルーチーズで、フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラと並んで世界三大ブルーチーズと言われているそうです。
後述の写真のチーズは、スーパーで1.5ポンドほどで買えるそうですが、高いものは5ポンドくらいするそうです。
高いやつはもう少し動物的な臭みが強いので、高いのがいいわけではなく好みによるそうです。
あかねさんのご主人は、このスープを食べるとクリスマスを思い出す、というほど、イギリスのクリスマスの定番メニューだそうです。
クリスマスにご主人のご実家でこれを食べたあかねさんがお義母さまに教わってきたのがこのレシピです。

ブロッコリー&スティルトンスープ
3-4人分(おかわりあり)
材料
スティルトンチーズ 115グラム
ブロッコリー(芯は使わない) 350グラム
バター 25グラム (鍋に敷く用)
じゃがいも 3個ぐらい
たまねぎ 1個
水 600cc
牛乳 300cc
生クリーム 45cc
コンソメキューブ2個ぐらい

作り方
この子がスティルトンチーズ。
ブルーチーズでクセがあり、日本人は動物臭さが辛い人には辛いチーズです。
これの皮の部分を落とし、溶けやすいように細かく切っておきます。
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鍋にバターを敷き、たまねぎのみじん切りを炒めます。
そのあと小さく切った(写真のは大きすぎ)じゃがいも、ブロッコリーを入れて炒めます。
この後ブレンダー(ミキサー可)で混ぜるので、切り方は何でもいいけど早く火が通るのが理想です。
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全体を炒めたら水(お湯)600ccを入れ、コンソメキューブを入れます。
ブロッコリーとじゃがいもが完全に柔らかくなるまで煮ます。

じゃがいもに火が通ったら火を止めて、ミルクとクリームを入れます。
日本だと豆乳で代用するのも美味しいと思います。
クリームはこの国ではシングルとダブルが売られています。
日本では生クリームを使いましょう。
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ミルクで軽く冷まし、ミキサーにかけます。
ブレンダーを突っ込んでもいいです。
ポタージュ状にします。

最後に再度とろ火にかけ、ここでスティルトンチーズを入れます。
チーズが溶けるまでとろ火で混ぜます。
溶かしてる間に付け合わせのガーリックブレッドなどを用意します。
今回塩コショウは全く入れませんが、スティルトンチーズの塩味だけで充分美味しいスープができると思います。(要味見)
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スープ皿に盛り、パラっとコショウを振って完成です!

スティルトンチーズの臭みは全く気にならず、野菜やチーズの旨みとコクが凝縮されたとっても美味しいスープになっています!
ご主人はスティルトンチーズ自体は好きじゃないそうですが、これは大好きだそうです!
私は永遠に食べてられます!
レストランなんかでも出るらしいので、見つけたら是非食べて欲しいし、日本でもブルーチーズ安売りしてたら是非作って食べて欲しい逸品です!
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イギリスはメシマズだと言われ続けていますが、とはいえイギリス飯だと意識せずに食べているものも割と多いかと思います。
その一つが、アフタヌーンティーで知られるスコーンであると思います。

私がまだ小学生の頃、大阪は梅田の茶屋町のあたりに美味しいアフタヌーンティーセットを出してくれるお店がありました。
今もあるのかは知りませんが、当時何度かせがんで連れて行ってもらった記憶があります。
そこではスコーンとロイヤルミルクティ、もちろんクロテッドクリームをつけていただくことが出来ました。
スコーンはパサパサで、バターやクリームをアホみたいにたくさんつけて食べても怒られないのが良かったです。
我ながらマセ散らかしたガキだなと思いますが、当時はあのクリームを食べに行っていたと思います。

昔イギリスに来た時もあんまり覚えてないけどアフタヌーンティーしましたが、今回はもっとローカルにいきたい所存です。
あかねさんに連れてきてもらったでっかいスーパーのパン売り場には、いろんなパンが並ぶ中、スコーンもバッチリ売られています。
しかもこれ1袋1ポンドです。
イギリスはイケてるカフェで外食すると、スコーン1個5ポンド近く取られるけど、スーパーだとここまで安く手に入ります。
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この1ポンドのスコーンを朝ごはんに頂いてみることにします。
スコーンを半分に割り、クロテッドクリームとジャムをこんな感じでもりもり塗って食べます。
この後またサンドイッチするのではなく、このまま半分ずつ食べるのが正式だとか。
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お味はとっっても美味しく、昔食べたスコーンのパサパサ感よりも僅かにしっとりしており、大変食べやすいです。
クリームは、トルコで食べたKaymakよりも僅かに粘りがあり、重くて濃厚でした。
ジャムの酸味がクリームの重いところといい感じに調和し、ほの甘いスコーン生地と紅茶にマッチする逸品でした。
全く1ポンドだからと言って安物ではなく、大変美味しかったです!

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