酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: イギリス・UK

イギリス人の友人にちゃんと美味しいイギリス料理について聞いた時出てきたのがこのスティッキートフィープディングでした。
そりゃあ一度食べてみなければ!と思い、レシピをググって作りました。
イギリスのケーキというのは時々蒸しケーキがあり、これも元々は蒸して作るもののようです。
蒸しケーキのすごい特殊なのはSpotted Dickという些か言葉としてどうやねんと思うもので、バターではなく牛脂を使います。


今回作るSticky Toffie Puddingはこのレシピを参考にしました。

友人オススメのローカロリーレシピはこちら、最後にかけるソースはバターがアホみたいに入ってるので、そこだけはこれに則り、型にはちみつを流し込む方法でいきました。


スティッキートフィープディング
材料
小麦粉 90g
重曹 小さじ1
デーツ 100g
きび砂糖 70g
黒蜜 大さじ1
卵 1個
オリーブオイル 30g
牛乳 50cc

作り方
デーツを刻み、ひたひたくらいのお湯で柔らかくなるまで煮ます。
最終的に100ccぶんくらいの水が残って欲しいです。
粗熱を取ったらミキサーにかけます。
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ボウルに砂糖、オリーブオイル、黒蜜を入れて混ぜます。

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デーツを加えて混ぜます。

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小麦粉と重曹をふるい入れ、混ぜたら生地の完成です。

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型にバターかオリーブオイルをぬって滑りをよくしておきます。
型の底にはちみつを流し入れます。
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その上から生地を流し入れます。
180℃のオーブンで様子見ながら20分くらい焼きます。
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焼き上がり。
表面はいけてても中がグダグダだったので、オーブンが冷めてから一度レンチンしました。
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美しくできました!
本来上からかけるクリームはバターたっぷりなんですが、乳製品に耐性がないので黒蜜をかけました。
アイス乗せてもうまいよ、と友人には言われました。
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生理で貧血気味で立ちくらみがする、、と言ったらイギリス人に勧められたのがギネスビール。
マジで貧血にはギネスらしいです。
鉄分やらなんやらたくさん含まれてて健康にいいらしいです。
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イギリスで出産した人は、授乳のためにギネスを飲むことを勧められたというし、妊娠中もギネス1缶くらいは大丈夫と言われてるくらいだそうで、ところ変わればだなあ、としみじみ思いました。
ちなみにギネス飲んだ後はアルコールのおかげもあるのか少し元気になりました。

スコッチエッグって、実は牛肉ではなく豚肉のしかもソーセージの中身的な肉を使って作られる料理だと知ったのは、彼女に教わってからです。
しかも肉だけでなく衣つけて揚げるそうです。
揚げ物はお腹にきついので、揚げずにコーンフレークで作る方法を模索しました。
以下参考レシピ



せっかく彼女がいるので、一回作って現地のと同じ味にできたか感想を聞くことにしました。

スコッチエッグ
材料
卵 4個
豚ミンチ 450g
燻製塩 小さじ1.5くらい
ローズマリー ひとつまみ
タイム ひとつまみ
カイエンペッパー みみかき一杯
胡椒 3ガリガリ
コーンフレーク(砂糖なし) 適量

卵を茹でます。
私は水から入れて、沸騰してから7分で火を止めます。

ソーセージミート的なものを作ります。
燻製しないので燻製塩を使いました。
ペルーで買ったものですが、インド食材とかでもよくあります。
よく混ぜて、冷蔵庫でしばらく寝かせます。

コーンフレークをバシバシして粉々にしておきます。

ゆで卵を肉で包み、コーンフレークをまぶします。
予熱なしのオーブンで40分ほど焼きました。
本当はパン粉をつけて油で揚げます。
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できました!
ちょっと白いとこ見えてるけど。
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彼女曰く、美味しいけどイギリスのとは違う味がする、るとのことでした。
どうやら肉部分が本来もっとぱさついてるそうです。
それ聞いて、油も結構出たので肉にパン粉とかちょっと混ぜても良かったなと思いました。
次回イギリス行った時は本場のを食べてこようと思います!

彼女がイギリスに帰るまで1週間、イギリスめいた食べ物を作ってくれました!

耐熱容器に油を敷き、ささみを入れて塩胡椒します。
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じゃがいもは柔らかくなるまで塩を入れたお湯で下茹でします。
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油だけ敷いた耐熱容器を軽くオーブンで熱して、そこにじゃがいもを入れ、塩胡椒して油と絡ませます。
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鶏肉とじゃがいもは200度のオーブンで両面20分ずつ焼きます。
その間ににんじんとブロッコリーを塩茹でします。

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焼き上がった鶏肉は細かくシュレッドします。

グレイビーソースを作ります。
グレイビーグラニュールを熱湯で溶かします。
ご飯やパンを添えないので、このソースは日本人が思うシチューより薄めに作ります。

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盛り付けたものにグレイビーソースをぶっかけて完成!!!
いろんな外国の料理作ってきたけど、シンプルな材料で大変にヨーロッパめいたメシが出来上がりました。
タンパク質も野菜もたっぷりで大変嬉しいです!

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主食という概念ってもしかして日本にのみあるものではないかと思いました。
炭水化物を食わねば、って思ってるのって日本人の固定観念であり、なければないで、って思ってる民族が多いような気がしてます。
それかひたすら芋ばっか食ってるとかで、栄養バランスという観点も意外と世界に浸透してないもんだなと旅行中に驚いた記憶があります。
日本人は米がうますぎて、おかずやらなんやらは全て米を食べるために存在し、そのために味を濃くつけるんだと思います。
海外のご飯が大味と言われるのは、必ずしもパンやじゃがいもが必須でないから、味をそんなに濃くつける必要がないからでは、と思いました。
日本人はもしかして、米がない方が薄味な食事ができるんだなと思いました。

今日は!家に帰ったらご飯ができてました!
しかもイギリスのちゃんとしたシェパードパイ!!!
シェパードパイとコテージパイってのがあって、シェパードパイは牛肉、コテージパイは羊肉で作られるだけの違いです。

ざっくりレシピ
材料
牛肉ミンチ 多分300gとか
ブラウングレイビーミックス 味見て
玉ねぎ 多分1個
じゃがいも 多分一袋くらい
バターとミルク(マッシュポテト用) それぞれ大さじ1-2
チーズ かけたいだけ

作り方
マッシュポテトを準備します。
皮を剥いたじゃがいもをある程度の大きさに切り、塩茹でします。

具を作ります。
牛ミンチとざっくり荒微塵に切った玉ねぎをフライパンに入れます。
炒めるのではなく水とグレイビーミックスを入れて煮込みます。
火が通ったら汁と具にわけます。
汁は後から煮詰めてソースにするので捨てません。

じゃがいもに火が通ってると思うので湯切りし、牛乳とバターを入れてマッシュします。

具を耐熱皿に敷き、上からポテトを敷き詰め、チーズを乗せてグリルします。

その間に肉の煮汁を煮詰めてソースを作ります。
多分リーペリンソースとかも足します。

私が帰宅した時にはこの状態でした。
好き。
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グレイビーソースはこんな感じでした。

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グリルしたパイをとりわけ、ソースをかけてサーブします!
うんまあ。
まあ間違いない材料ばっかだし不味いわけがないんだけど、なんでイギリスのレストランの飯はあんなに味がないんだろう。
キャロリンまじレストランやらんの?って言ったんですけど、人々がレストランに求めるのは普段作れない味であって、こういうのは本当家庭料理なんだよ、って。
いやそれならさ、イギリスのレストランもっとがんばろ??味つけよ??塩入れよ??

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