酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: フランス・France

日本では馴染みのない野菜、アーティチョーク。
ホクホクした食感が大変好きです。
私は前までこうやって全部落としてガクのとこだけ食べてました。


間違いではないんですが、もったいないなーって思ってました。
そこでフランスに住んでたこともある友達に教えてもらったのが丸茹で!
豪快に放り込みます。
ひっくり返しながらとりあえず20分くらい煮てみました。
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茹で上がったもののガクを一枚一枚めくって、根本の里芋みたいなところを歯でしごいて食べます。
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うまかった。
ガクとおしべみたいなのな残りました。
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おしべのふわふわは包丁で掘り起こして捨てて、ガク部分を食べます!
ごちそーう!
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Amazonプライムで「英国王のスピーチ」からの「チャーチル」それに続く「ダンケルク」を見ました。
英国王のスピーチはエリザベス女王のお父様にあたるジョージ6世の話です。
話の最後あたりで第一次世界大戦に入っていくんですが、その流れでダンケルクまで見たら、大変complicatedな第一次世界大戦の話も大変ロマンある手に汗握るストーリーに感じられました。
Googleマップ見たらいまだにダンケルクからドーバーまでフェリーが出てるみたいで、ぜひそれに乗りたいと思い調べてみました。

まずフェリーの有無はこんな感じで見れます。
海の上の白い点線がフェリーです。
あとは"Dover ferry"なんかでググれば情報が出てきます。
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ヨーロッパこのあたりのフェリーを管轄してるのは、DFDSという会社だそうです。


ただチケット購入画面では徒歩乗船オプションがありません。
そこで調べたところ"We are very pleased to be welcoming foot passengers back on board our popular Dover to Calais route. " という文言があったため、多分ドーバーからカレー行きの部分のみ徒歩乗船が可能なようです。
トリップアドバイザーの過去のクチコミを見たところ、現地に行ってチケットカウンターに突撃するしかないようでした。
フェリー自体は日中1時間1本くらいの割合で出てるので、それほど心配することは無さそうです。
ということはイギリスからフランスに渡ることを考えなければいけないということになります。

カレーからはダンケルクに行きたいです。
調べたところ電車だと大回りになるので、多分タクシーかなんか捕まえてダンケルクに行くルートが一番良さそうです。

ダンケルクにはいまだに資料館などが多く残されており、大変興味深いので是非数日観光に当てたいです。
ダンケルクから他の都市への移動は、flixbusがあるので、困ることは無さそうです。
なんならパリの空港やブリュッセルの空港へ直接行ってくれるバスすらあります。
ブリュッセル行きは16米ドルでいけそうで、これってもしかして都心から成田に行くバスより安いんじゃないでしょうか。。

先日友達と行った渋谷のお店でお通しで出てきたリエットが美味しかったので、真似して作ってみました。
もちろんお店のが美味しいです。



鶏肉のリエット
材料

鶏胸肉 1枚
鳥もも 1枚
手羽元 3-4本
りんごジャム 大さじ5くらい
ローリエ 1枚
タイム 小さじ半分
にんにく 2かけ分
塩、砂糖 小さじ2ずつ
白ワイン 大さじ2

作り方
鶏肉たちをフードプロセッサにかけやすい大きさに切り、塩と砂糖、タイム、すりおろしたニンニク、白ワインをもみこんで10分ほど置く。
圧力鍋に肉と玉ねぎを入れ、ひたひたの水を入れ、ローリエを入れて弱火で煮込む。
沸騰したら圧をかけて、圧がかかったらそこから弱火で20分ほど煮込む。
手羽元から軟骨ごと肉が取れることを確認する。(軟骨も使う)
肉、ジャム、煮汁をフードプロセッサーに入れ、粉砕する。
容器に入れて冷やしたら完成!
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お店で食べたやつは臭みが少なくて、お肉がもっと荒めにひいてあったような印象です。
臭みを消すためにももう少し塩塗してドリップを抜かないとダメかなと思いました。
りんごジャムは、お店のはなんだか甘みがあったので足しました。
ジャムをこれだけ入れてちょうど良いということは、おそらく生のりんごを煮込む時に入れるとかだと甘さが足りない気がします。
改善点もあったのでまた作ろうと思います!

次回
・ドリップ処理
・煮る前に一度焼く
・ベーコンを足す
・胸肉は使わない

先日除霊に行ってきまして、体調が劇的に良くなりました。
ここ3ヶ月ほどまともに食べれず寝れずだったのが、一気に熟睡できて口に入れるものなんでも美味しいモードになりました。
カウンセラーさん曰く、肉親の強力な生霊がついてたそうです。
家族家族とか喚いたって、遺伝子が近いだけの他人であって何の情もないので、さっさと諦めてほしいものです。
食べるようになって頭も回るようになり、新しい料理作りたい欲がもりもり湧いてきたので、感染者も増えてるししばらく自炊を楽しもうと思います。

かつて麹町の会社で働いていた時、いきいきプラザ一番館の地下にあった「る・ぴあの」というカジュアルフレンチが大好きでした。
毎日通うにはちょっとお高いものの、お料理が値段よりハイレベルでたまの贅沢って感じでした。
特に好きだったのがおかわり自由のパンとハムのパテです。
今は麹町で「味館トライアングル」というレストランになっており、早速伺おうと電話すると土日休みと言われてしまい、平日も早めに終わるようでいつ行けるかわからず、とにかくハムのパテを自作してみようと思いました。
リンクがうまく貼れないので味館トライアングルの詳細はこちら
https://mitachitriangle.exblog.jp/

参考にしたハムのパテのレシピはこちら




ハムのパテ
材料
ハム 120g
豆乳 200cc(今回は特濃ってやつを使用)
レモン汁 小さじ1.5

作り方
豆乳でクリームを作る。
豆乳にレモン汁を入れてよく混ぜ、しばらく置く。
チンすると豆乳が凝固してもろもろしてくる。
画像はレモン汁を入れた直後。
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もろもろになったらコーヒーフィルターで水切りヨーグルト程度になるまで濾す。
レモン汁は豆乳を凝固させる作用があり、濾すと水切りヨーグルトくらいの味になり、そこまで酸味は影響しない。
乳糖不耐症でない人は、クリームチーズや水切りヨーグルトを使用すれば良い。
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フードプロセッサに濾した豆乳と適当に切ったハムを入れ、なめらかになるまで回したら完成!
ハムにしっかり味がついているので特に調味料は不要。

かなりハムの味が強く出るので、質の良いハムを買った方がいいと思いました。
私の記憶ではもっとふんわりした食感で、今回作ったものはハム感が強く、わざわざパテにした意味がよくわからない感じになってしまいました。
ふわっと感の出し方をもう少し研究しようと思います。
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この豆乳クリームは、ギリシャの水切りヨーグルトソース(サラダだという説も)の、ツァジキにも応用が効くと思います。

憧れのグランヴァン、一生に一度どこかで飲んでみたい気持ちでいっぱいのやつです。
今回大変幸運なことにそのチャンスがあったので、書き記しておきます。
飲んだのはボルドー一級のシャトーラトゥール、スーパービンテージの1986年です。
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【コメント】
ボルドーの格付けで一級のワインです。一級って5個しかなくて、ボルドーの王様のうちの一人です。
1986年はすごくブドウの出来のいい年で、これに出会えるだけでも鬼ラッキーです。
コルクは劣化していたもののしっかり栓してくれていたし、ラベルも驚くほど綺麗でした。
香りはもう大輪のバラの花束って感じで、気品ありつつ主張しないはずなのに嫌でも目立ってしまう王族のようでした。
ボルドーのワインはブラックベリー的な黒系果実の味わいのものが多いんですが、これは円熟していてイチゴみたいな軽さと酸味がありました。タンニンの重さは全くなくて、果実味といい感じに溶け合って、まさにベルベットのような舌触りでした。
私とか生まれてすらいない86年でも若々しさすら感じるほどで、これが一級のブドウのスーパービンテージ、フルパワーのポテンシャルなのかと驚きました!
このポテンシャルはまさに怪物。
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こんなのも飲みました。
ルイ13世、これも一生に一度コースの代物です。
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こちらは飲み比べるためのワイン、値段の割に大変良いもので驚きました。
相当好きです。
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