酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: 雑記

最近またいろんな人とアカデミックにワインを深める機会があり、ナチュラルとオーガニックの違いとは、などというお話になったので、備忘録的に書いておきます。

ビオワインとは
EU内での有機栽培認証を受けたワインのこと。
オーガニックワインと同義。
ぶどう栽培時は認証を受ける機関のルールに従った方法で有機栽培を行う。
醸造時の制限は亜硫酸の使用可能量や、砂糖や酵母の原料も有機栽培であることなどあるが、規制はほぼない。

ナチュラルワインとは
ぶどうを作るときは化学薬剤を一切使用しない有機栽培を行い、醸造時にも化学薬品は基本的に使えない。
ビオワインよりも厳しい。
その土地と規格に合うぶどうが栽培・醸造されるとも限らないため、AOCに当てはまらずVin du Franceにカテゴライズされることも多々ある。
しかし最近「ヴァン・ナチュール防衛協会」がAOCの代わりに「Vin method natur」という呼称がフランスで認定される。
そう言った規定に縛られたくないのがナチュラルワインを作る人々なので、広まるかどうかは謎。 



また別でビオディナミという農法もあり、混乱の元になっています。

ビオディナミ(バイオダイナミクス)農法
シュタイナーという人が考案した、月齢やちょっとスピリチュアルなルールに従って行う農法。
肥料なんかも動物の糞などを多用するため、結果的に有機栽培っぽくなる。
シュタイナーはホメオパシーなど、ちょっと科学的には立証されてない、若干スピリチュアルに寄ったような感じのものを多く考案しており、ビオディナミもほぼ宗教という人もいる。
しかしロマネコンティもビオディナミで作られており、日本は古来から太陰暦的なものに沿った農業をしてきたので、私個人としては何かしら良いのだろうと思っている。


IMG_4136

猫がうちに来て8ヶ月になりました。
2匹とも体重は4キロを超え、当初懸念してた下痢ももうありません。
先週猫の血清を狂犬病の抗体検査してくれる研究所に送り、金曜日には抗体価の証明書が発行されました。
あと半年ほど経てば海外渡航が可能になります。
私の会社は入社1年後には他部署への移籍が可能になるので、ちょうど良いかもしれません。

また海外にいくまでに、日本で終わらせておきたい勉強を終わらせるべく、3月1日にはSAKE DIPLOMAを申し込みます!


SNSの一人旅グループに張り出されていた、世界で一番長い、歩ける道というのがあります。
南アフリカのケープタウンから、ロシアはオホーツク海に割と近い街、マガダンまで歩ける、というもので全長2万2千キロあるそうです。
その間17カ国を渡り、1日8時間歩くと計算して587日かけて歩き切ることができる、というものです。IMG_3993

旅していて痛感したGoogleマップの欠点は、
坂道や高低差を考慮しないこと

危険な道かどうかがわからないこと
の2点です。
坂道はともかく、危険さについて話します。
例えばブラジルの大きな街にはファベーラというスラム街が点在しており、そこに近づくか迷い込むのは犯罪に巻き込まれる可能性が高くなります。
Googleマップが提案する経路は、単に道を案内するだけなので、ファベーラの中を突っ切ったりする可能性があります。
このマップを見ると南アフリカから南スーダンやら不穏なところを突っ切ることになっています。
危険なのは人間だけではなく、野生動物の可能性もあります。
アフリカはもとより、ロシアの何もないところでは熊やらなんやらが出てきます。
なのでこの道を使うと野宿の可能性も大いにありますが、それもかなり危険です。

どうしてもこの徒歩旅をやりたい人は武器を持って使える状態にすることと、信頼できる仲間が必要だと思います。
よくアフリカ縦断した女子大生とかが、ホステルでひっかけた男の子をボディーガードがわりに旅するとか聞きますが、ホステルにいたというだけの人が本当に信用できるものでしょうか。
私は旅の間は基本的に自分しか信用してないので、仲間を連れるなら旅してない時に知り合って、せめて何度か会ったことのある人でないとちょっと怖いです。


【お知らせ】
世界一周中に書き続けていたこのブログを書籍化しました!
Kindle Unlimitedでもご覧いただけます。 

祭りや歴史・文化の観光ネタを凝縮した
「酔う子とピラニアのからあげ」ワインエキスパートによる、世界の珍酒、名酒レビュー
「酔う子とひつじさんの酒だる」 世界で食べ習った美味しいレシピを集めた
「酔う子とドリアンのまるやき」他の3冊にはちょっと書けないエロ・グロ・政治宗教ネタを集めた(ほぼ)書き下ろし
「酔う子とペンギンのゆでたまご」


今年の初めはまだイースター島にいて、アルゼンチンから南極を回ってリオのカーニバルを見るとかしていました。
状況が刻一刻と変わる中、無事帰国できたのは大変ラッキーでした。
しばらくのニート期間を経て、再就職することもできました。
そこから違う種族の赤ん坊と暮らしてみたり、本を作ったり、またワインの勉強し直したりと怒涛の生活を送っています。 
本厄にも関わらず、これだけうまく事が運んだのはひとえに皆様のおかげです。2020年はなんだかんだ大変楽しい一年になりました。

去年の今日はイースター島で初日の出を眺めていました。
まさか今、日本に帰国して普通に就職してるなんて思いもしませんでした。
今年は後厄、昨年出した本を英訳、ちょっとチャレンジングな和訳、もう一個ぐらいお酒の資格に挑戦したいなと思っています。
どうかコロナが早く終息し、経済活動が普通に行えるようになりますように。

In the beginning of 2020, I was still in South America having wines and best beef in the world. 
The situation started to change time by time and I flew back to Japan in the end of March. 
After several months of Hikikomori I got a job and place to live.
 I started to live with naughty cats, studied wines again, and published 4 books in the end of this year.
Considering all the situation I was so lucky to have all of you and your help in 2020.

Last year of today, I was in Easter island, Chile, waiting for the first sunrise of 2020. 
Never have imagined that I am now in Japan working in a nomal job.
This year, I would like to translate my book into English, translate an old french book into Japanese, and take another certification of alcohol.
May all the disaster to gone soon!

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「酔う子とペンギンのゆでたまご」

先月くらいから、オス猫ルイくんの性器が成熟しはじめ、ビンビンになっていました。
今月初めにはメス猫に乗っかって腰をカクカクさせて交尾の真似事をするようになりました。
間違いが起きたら大変と気が気ではなく、病院に相談して早めに手術をしてもらいました。
ついでにマイクロチップを入れるのと、白血病などの検査もしてもらいました。

手術前日夜12時から絶食し、翌朝一番に病院に連れて行きました。
病院では脱走防止に洗濯ネットに入れられて預かってもらいます。

翌朝お迎えに行ったところ、メス猫ゼノちゃんが不安定になって、シャーシャー言ってました。
なので帰宅は1匹ずつになりました。
帰宅後はねこぴゅーれ(うちの猫はちゅーるが体に合わなくて下痢する)をあげ、その後はウエットやカリカリなどいつものご飯をあげました。
オス猫ルイくんは心配なかったけど、メス猫ゼノちゃんのがご飯は食べないし水も飲まないしトイレも行かずとても心配です。
口元まで持っていけば水もご飯も食べてくれます。

しかし割と元気で、高いところも登るし、テクテク歩き回ってます。
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