酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: トルコ・Turkey

YouTubeを巡回して夏を乗り切るレシピを探していて見つけた、フムス好きのためのフムスでないレシピがこれです。
もう、パワフルなおばちゃんが好きすぎるし、絵がもうずるいくらいにうまそうです。
ちょっと分量が山盛りなので、日本人仕様で作ってみました。

ヴァーダビット
材料
白インゲン豆の缶詰 1個(400g)入り
タヒニ 大さじ3
クミン ひとつまみ
ニンニク 1かけ
レモン汁 大さじ1
塩 小さじ1
パン 人数分
バターかオリーブオイル 適量

作り方
パンを角切りにし、オリーブオイルかバターを敷いたフライパンでカリカリになるまで焼きます。
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その間にインゲン豆のところを作ります。
缶詰の煮汁を別で分けておき、豆を缶の半分くらいフードプロセッサーにいれます。
タヒニ、レモン汁、塩、クミンと缶詰の煮汁を少し入れ、滑らかになるまでブーンします。
画像が滑らかになった豆と、姿のまま残ってる豆です。

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姿のまま残ってる豆とクリーム状の豆を混ぜ合わせておきます。

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カリカリのパンにかけたら出来上がり!
赤いのはパプリカですが、動画の中では熱いバターにとうがらしを混ぜたものをかけていました。

もう、フムス大好き私ほんとこれ大好きだと思いました。
マジで幸せです。

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夏です。
おやつ食べるために山登りしてたけど、クッキーよりもゼリーとかの方が染み渡って美味しいのではないかと思い始めました。
もはや何のために山行くのかわからなくなってきました。
元々はCamino del Santiagoのために筋トレしてたんだった、って思い出しました。
おやつ食べるためじゃない。

こんなクソ暑い時はYouTubeの料理動画が夏野菜の漬物まみれになるんですが、私はトルコ料理のエズメってのを推したいです。

このレシピを参考にしました

Acil Ezme

材料
トマト 1個
玉ねぎ 半分
きゅうり 1本
ピーマン 3つ
トマトペースト 50g
ドライミント 小さじ1くらい
カイエンペッパー 小さじ半分
レモン汁 大さじ2
塩 小さじ1くらいから味見して 

トマトペーストはカルディに売ってるんですが、なんかケチャップみたいな味がしてトルコのトマトペーストとはちょっと違いました。




作り方
トマトはできれば湯むきします。
材料全てフードプロセッサーにかけて完成!
お好みでオリーブオイルをかけますが私は無理なので割愛。FullSizeRender

タンパク質が足りないから豆腐にも乗せたら大正解でした!
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ペニンシュラ東京のカフェ、ザ・ロビーでは今トルコ風アフタヌーンティーを食べることができます。
トルコに住んでいた料理長さん考案のメニューだそうです。
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メニューはこんな感じ。
しょっぱいのが多めなのも嬉しいところです。
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スコーンはイチジクが練り込んでるやつとプレーンのやつです。
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かわいい、、
丸っこいグラスに入ってるのはヨーグルトソースとファラフェルです。
ファラフェルをこんな盛り付け方しようなんて考えたこともなかったです!
細長いグラスの方はシナモンミルクプリンとメニューにありますが、現地のライスプディングをイメージしたものだと思います。
ライスプディングは美味しいんですが、米粒が甘いのは抵抗がある私にとって、この米粉を使ったと思われるテクスチャーは美味しく食べることができました。

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カナッペにはスモークサーモンのミンチと甘酸っぱい玉ねぎのピクルスのみじん切りが載っていました。
甘酸っぱさがとても絶妙で、ぜひ真似したいと思いました。
ビーツのタルトに乗っかったきゅうりとフェタチーズはさながらきゅうりとヨーグルトの和物ハイダーリの味、あのおつまみがこんなおしゃれになってタルトに乗って出てくるなんてアイデアに感服です。
一番楽しみにしてたバクラヴァは最後まで取っておきました。
近くの銀座松屋には現地のバクラヴァ店が出店していますが、そこのは美味しいけど甘さ控えめでお上品、現地感を求める人には物足りない感じです。
このアフタヌーンティーのバクラヴァは、忖度なしの現地レベルの甘みがガツンときて大変秀逸でした。
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一つ一つが大変丁寧に作られていて、どれもこれもとても美味しいです。
甘いものはあまりたくさん食べられなくなったけど、しょっぱいものも多かったので、胸焼けせずにいただくことができました。

トルコではケバブの付け合わせにピラウと呼ばれる米が出てくることが多いです。
それも長粒米ではなく日本のによく似た粘りのあるお米です。
それを米型パスタ(リゾーニ)と混ぜて炊いたものをケバブと一緒に食べます。
画像左
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久々に食べたくなったけどうちにはリゾーニがなく、わざわざ買ってもこのためにしか使わないし、、と思ったので米で代用できないか実験することにしました。
ちなみに使うレシピはこれがいいです。
ここのはマジでうまいです。
しかしピラウに関しては塩だいぶ少なめでいいです。


ピラウ
材料
普通に炊く用の米 2合
炒める用の米 大さじ1.5
バター 15gくらい
塩 小さじ1
砂糖 ひとつまみ


作り方
リゾーニでやる時同様、フライパンにバターを溶かし、炒める用の米をカリカリ茶色になるまで炒めます。IMG_1475

そして分量通りの水を入れ、普通に炊きます。

できました!
やっぱ炒めた米が水吸いすぎな見た目で、リゾーニの方が早く色付くし、見栄えは絶対リゾーニのがいいです。
しかしケバブを添えて盛り付けてみたら代用としてはまあありかなあ。
オリーブとチーズなんか添えたら完璧に地中海なご飯です!
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最近気づいたんですけど大好きなケバブのうちの一つ、イシュケンデルについて記録していませんでした。
なんてこと。食べすぎたのかしら。
イシュケンデルケバブはパンの上にケバブを乗せてトマトソースとヨーグルトソースをかけた物です。
スペインのパン・コン・トマーテみたいに固くなったパンを柔らかくして食べる方法ではないかな?と勝手に推測してます。

これは確かクシャダスで食べたイシュケンデル。
ヨーグルトが横に添えてある感じになってます。
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これはイスタンブールのショッピングモールで見つけたイシュケンデルケバブ屋。
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なんか彩りが悪いですね。。
味もまあまあでした。
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イシュケンデルケバブ
材料
ケバブ
 鶏胸肉 2枚
 トマトペースト 大さじ1.5
 すりおろし玉ねぎ 4分の1
 チューブにんにく 大さじ1.5
 塩 小さじ1.5
 クミン 小さじ半分
 カイエンペッパー 小さじ4分の1
トマトソース
 トマト缶 半分
 玉ねぎ 4分の1
 にんにく 大さじ1
 カイエンペッパー 耳かき1杯くらい
 塩 小さじ1
パン バゲット半分
ヨーグルト 適量
付け合わせの緑の野菜(ししとうとかインゲン豆) 適量

作り方
鶏肉に少し塩(分量外、胸肉1枚あたりひとつまみくらい)をふって揉み込み、キッチンペーパーで包んで4時間ほどおいて無駄なドリップを落とす。
その後削ぎ切りにして、そのほかのケバブの材料とマリネし、3時間ほど放置する。
玉ねぎは、めんどくさがらずにすりおろすこと!
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トマトソースを作っておく。
みじん切りの玉ねぎとニンニクを炒め、ミキサーにかけたトマト缶とカイエンペッパーを加え、しばらく煮る。
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鶏肉を焼く。
全力でノンオイル派なので、オーブン180℃で30分焼きました。
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パンは一口サイズに切って焼いておく。
古く固くなったパンも表面を炙っておく。

パンを皿の底に敷き、ケバブを乗せる。
その上からトマトソースとヨーグルトをかける。
ヨーグルトは何回も言うけどセブンイレブンのプライベートブランドのやつが好きです。
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付け合わせの野菜を添えて完成!!
ソースがパンに染み込んで大変美味しいです!
ケバブもとても美味しくて、お店行く必要もあまりありません。

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トルコ料理のお気に入りレシピ本は荻野恭子先生のこちらです。
最初作った時感動して、10年以上前に買っていまだに一番使ってるかもしれないレシピ本です。
イシュケンデルケバブは載ってないけど他に色々美味しいレシピあるのでぜひとも!



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