酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: イラン・Iran

イランのこと、なんか書き忘れてて信じられないです。
今更ですが2019年のことを書きます。

イランのミーナカーリーという食器がすごくかわいいです。
銅に塗装してて、なんか七宝焼の一種だと聞きました。
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全部手書きです。

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イスファハーンのバザールにあるここは女の子たちが働いていました。
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イスラムの男社会の、そのさらに厳しい男社会であるバザールで、ミーナカーリー屋さんを出した彼女は当時25歳とのことでした。
すごすぎる偉すぎるそんで美人。
すごいかわいい食器爆買いしても20ドルとかで、もう、もっとぼったくってほしかったです。
次行ったら絶対この店でもっと爆買いしようと心に決めました。
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6年も経って追記します。
だいぶおもろいエピソードなのに書いてませんでした。

イスファハーンのバザールを歩いてたら、日本語を話すおっさんに声をかけられました。
そういう奴は怪しいと相場が決まっているので塩対応していたのですが、「イランのみたらし団子団子食べたいですか?」と言われて無理でした。
もう、騙されたってぼったくられたってなんでもいいからイランのみたらし団子食わせてほしくてついていきました。

おしゃれなカフェっぽいところに座り、おっさんがペルシャ語で何事かオーダーしてくれて、じゃあね!と別れました。

それで出てきたみたらし団子がこれ
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えっ

なんか肉おるけど

みたらし団子どこ?????

みたらし団子は?????

ターメリックが練り込まれた羊肉のハンバーグでした。
ベリヤン、というそうです。
美味しいからいいけど、みたらし団子どこ

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おっさん、どのようにみたらし団子を知って、どのように解釈したのか、なんかもう全部謎すぎて、あのおじさんにもう一回会いたいです。

先日越谷のボンゴバザールとかいうすごいスーパーに行ってきました。
いわばハラルショップのクソデカスーパーといった感じなんですが、品揃えも正直新大久保以上だと思います。
世界中の、基本的にハラル界隈の食べ物がすごくなんでも揃います。
その中で見つけて一番興奮したのがこのぶどうの蜜です!!!
味はまさに日本の黒蜜、和菓子に使ったりところてんにかけたい気持ちです。
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文化圏がかぶっているイランでは、これを米粉プリン(日本の牛乳プリンにそっくり)にかけたり、これをみりんのようにシチューに使ったりしていました。
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だから自分で作ろうとしたりしてみたんですが、やっぱなんか全然違いました。


ざくろソースもあるので、本場フェセンジャンシチューの再現を試みようと思います。

現地で作ったフェセンジャン


日本で再現を試みたフェセンジャン




今日はイラン、というかゾロアスター教信仰圏のお正月、ノウルーズです。
ウズベキスタンとかその辺ではナウルーズ、と発音したりするみたいです。
イランの暦はどうやら今日が1月1日で、バスの予約もなにもかもこのイラン歴ベースなので、外国人は大変苦労します。
そんな苦労も、いまや懐かしい異国情緒です。
海外行きたいなあ。
あと半年ほど経てば、猫と一緒に日本を脱出できます。

今日作るのはそんなノウルーズのお祝いメニュー、ククサブジ。
朝ご飯の定番メニューの一つでもあるみたいで、私も何度か現地で食べました。

ククサブジ
ハーブ
今回はパクチー1袋、バジル1袋使用。
香りが良い葉っぱなら何でも良い。
卵 3個
くるみ 4かけほど

作り方
ハーブをよく刻みます。
くるみもできる限り粉々にします。

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卵を割り入れ、塩で味を整えて混ぜます。
私は日本人なので麺つゆを入れちゃいましたが、お好みで。
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焼きます。
ハーブのすごいいい香りがします!
しっかりこんがり焼き色をつけて、裏返します。
両面良く焼いて完成です!
つまり卵焼きというかオムレツ的なものです!
すばらしき、簡潔、簡単。

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半分はひっくり返すときに焦がしたので、綺麗なとこだけ使って盛り付けました。
本当はここでバーベリー、現地でゼレシュクと言われるベリーを散らしますが、代替品も今うちにはありません。

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いやこれ焦げてるやろ、と言われそうなので、現地でもこれぐらい焼くって図をば。
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イランで食べておそらく一番日本人が好きではないかと思ったのが、フェセンジャンというざくろソースのシチュー。
甘辛系の、どことなく肉じゃがを思わせるような味は、長く日本を離れている私には大変嬉しいものでした。
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今回はちょっと練習兼ねての習作という感じです。

材料は以下
鶏もも肉
玉ねぎ
くるみ
ターメリック
ざくろソース
デーツシロップ



あらかじめ氷を作っておきます。
鶏肉をフライパンに並べて、ターメリックをかけます。
イランでは沸騰したお湯にターメリックを溶かし、鶏肉をさっと茹でてお湯を捨て、鶏肉を焼いてました。
正直鶏肉の旨味が流れてしまうと思ったので、茹でる工程はやりませんでした。
しかしターメリックちょっとかけすぎたかなと思ってます。IMG_4137


くし切りスライスした玉ねぎを炒めます。
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みじん切りにしたくるみを入れます。
これはフードプロセッサーで粉にしたほうがよかったと反省してます。
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水と肉を入れて、沸騰したら弱火にしてさらに煮込みます。
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30-45分煮込んだところで氷を入れます。
こうする事でくるみの旨味が引き出される、と聞きました。
これを合計2回やります。
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2回めの氷から30-45分経ったところでざくろソースを投入して少し煮込みます。
これは新大久保で買ったトルコ製だと思われるざくろソースです。
イランのざくろソースはトルコのものよりもさらに濃縮されており、ドロっと感が違います。
イランでは大さじ4ちょいでよかったざくろソースも、今回は150ccくらい使いました。
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ぶどうシロップを入れるところを、昨日作ったシロップはあまり美味しくできなかったので、まだあの味に近いデーツソースを使いました。
これで大さじ4-5くらいいれました。
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完成!
反省点はあるものの、結構美味しくできました!
昨日開けたどうしよもない若さを忘れたブルゴーニュ2003年も、これと合わせると少し若さを取り戻して飲めるようになりました。
またもう少し近づけて美味しく作れるよう色々試そうと思います。
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