酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: インド・India

酔う子の世界史、インド・タージマハル編もアップロードしました!
 

かの有名なタージマハル、一体どんな裏話があるのか?

世界一周してきた酔う子が語る、旅と旅にまつわる世界史小噺! 2回目はインドはタージマハルにまつわる壮大なストーリーをお伝えします! 詳細は以下のブログへ タージマハルに行くまでの電車の様子
タージマハル行きのタクシーを捕まえる タージマハルやアグラ城など
 

インドはケララ州で、アーユルベーダの治療院にいた時に出てきたご飯のおかず、ジャックフルーツの種のなんかおかず。
治療院の中にも周りにもなんかもうジャックフルーツがもりもりなっており、あんなに重そうな、落ちてきたらそこそこダメージありそうなものがぶら下がっている光景はシュールでした。
ジャックフルーツの実はもちろん甘くてとってもおいしいのですが、治療院の人は口を揃えて種が一番うまいと言っていました。
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レシピを検索するにあたり、この調理法はなんというのか治療院で働いていらっしゃった方に伺ったところ、炒め蒸しを意味するウッペーリではないかと言われました。
しかしインドも調理法の名前とかそんなのが、おそらく地域によって違うようで、ウッペーリはココナッツミルク煮だとか、バナナチップスのことだとか情報が錯綜していました。
見つけたレシピで一番近そうなのは、ポリヤルと書いてあり、野菜の炒め揚げに近いものでした。
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肝心のジャックフルーツの種はとっても香ばしく、栗のようにコリコリしていました。
その歯応えから、最初はピーナッツかカシューナッツで再現しようと思ってました。
そしたらなんと缶詰で売ってました。
さすが新大久保イスラム横丁、本気でなんでもあります。
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ジャックフルーツの種のポリヤル
材料
ジャックフルーツの種 1缶
玉ねぎ 半分
マスタードシード 大さじ半分
コリアンダー 小さじ2
クミン 小さじ2

作り方
ジャックフルーツ缶の中身はこんな感じ。
塩水に浸かっているので、水を捨てる。
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玉ねぎを粗みじんに切り、透明になるまで炒める。
できたらちょっとお皿に取っておく。
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スパイスをテンパリングする。
フライパンに油を敷き、マスタードシードがパチパチ言うまで炒める。
今回使ったクミンはホールだったので、一緒に炒めた。
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パチパチ言い出したらジャックフルーツの種と玉ねぎを入れ、味見しながら塩を足す。
よく炒め合わせて完成!
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食べてみたけど、缶詰のやつは柔らかすぎると思いました。
なんだか白いんげんの煮物でも食べているようです。
再現するならカシューナッツとかピーナッツでやった方がいいと思いました。


インドの道端でじゃがいもの何かを売ってる人がいました。
このいもお焼きみたいなのを皿にとり、
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グチャグチャと潰してソースやらヨーグルトやら野菜をかけて出てくるのが、
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これ。
Aloo Tikkiといいます。
アルーはヒンディー語(多分)でじゃがいもの意味です。
お店によってかかってるものは違いますが、野菜と甘めのタマリンドソースとその他マサラがかかってるのが鉄板だそうです。
というわけで再現してみました。
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アルーティッキ
材料
じゃがいももちの材料
 じゃがいも 2個で10個分くらい
 片栗粉 じゃがいもと同量
ソースの材料
 チキンスープの素 1個の半分
 カレー粉 小さじ1.5-2くらい
その他トッピング
 玉ねぎ 8分の1くらい
 トマト ミニトマト3つくらい
 パクチー 適量
 ヨーグルト 適量
 ガラムマサラ 適量

作り方
じゃがいもを皮を剥き、さいの目に切る。
じゃがいもより少し多めくらいの水を入れ、ゆでる。
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茹ってきたらお玉の底で潰す。
泡立て器で混ぜるのも早い。
(冷めたら固まるので、お手軽マッシュポテトやポテサラとして応用可能)
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じゃがいもと同量の片栗粉を入れ、よく混ぜる。
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整形する。
食べない分は冷凍しておいても良い。
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油多めのフライパンで揚げ焼きにする。
両目が狐色になったらOK。
冷凍しておいたいももちの場合は、一度チンして中まで解凍してか、焼くこと。
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野菜をみじん切りにしておく。
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パクチーは全く売ってないため、こちらを使用
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カレースープをつくる。
水1カップくらいを沸騰させ、チキンブイヨンを1個の半分くらい溶かし、カレー粉を同じだけ混ぜる。
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焼き上がったいももちにカレースープ、ヨーグルト、野菜をかけて完成。
やはり片栗粉が多いともちもちになり、インドの露店みたいにサクサク切れないため、片栗粉は控えめでも良い。
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今回はタマリンドシロップの代わりにカレースープにしました。
じゃがいもに甘いものをかけるのがどうしてもなんか好きになれず、カレースープを作りました。


いももちはチーズを入れたり載せたりしても美味しいです。
砂糖醤油で海苔巻いて食べるのもとても秀逸でローコストなおつまみになります。
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ストリートフード天国、インド。
しかしそのストリートフードも常にリスクを孕んでおり、いつどれでお腹を壊すか分かりません。
でも間違いなくうまい。
一番残念なのは、お腹を下すことよりも、あのカレー風味の酒が進みそうなものを、ビールと味わう機会がほぼないこと。

ここはジャパン、ビールと飲むために作りました。
うまいつまみ作りは永遠のテーマでありライフワークです。
先日受けた企業の最終面接、不採用ではなかったけどコロナのせいで入社時期を決められず、内定とも言い切れないまま宙ぶらりんになっています。
だから今の私は美味しい酒の肴作りしかすることがありません!

インドのストリートフードのなかでも、うまい且つなかなかヘルシーかもしれないと思った逸品を紹介します。
ベルプリ、といいます。
この麵状のスナック菓子や米のポン菓子、豆のお菓子なんかを生野菜やマサラと混ぜ、レモンを絞って渡してくれます。
スナックの種類は屋台によってまちまちです。
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この得体の知れない新聞紙に包まれているところがもう最高にインド。
そして美味しいです。
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ベルプリ(Bhelpuri)
材料
ベビースターラーメン 一袋
玉ねぎ(紫色玉ねぎ推奨)   一切れ
トマト ミニトマト3つくらい
パクチー 2本(ネギやセロリで代用可)
カレー粉(むしろガラムマサラがオススメ) 適量
レモン 適量

作り方
野菜は全てみじん切りにする。
全ての材料を合わせ、カレー粉を少し振りかけて混ぜ合わせる。
最後にレモンを絞って完成!
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もうね、ガラムマサラがずるいです。
おとといビール6缶買ったのにもうないです。
一体どこに行ったんでしょうね、不思議です。
野菜が入ってるし、小麦は野菜だし、そうなると麺もビールも野菜なので、野菜がたっぷりとれて最高!

現地で使われる麵状のスナックは、豆の粉を水で伸ばしたものを麵状に揚げているようです。
皿うどんの麺とかに近いです。
元のスナックが塩も控えめなので、塩と胡椒もふっていました。
また、カレー粉はチャートマサラと呼ばれるサラダ用?マサラを使うのが定番だそうです。
これは新大久保とかインド食材のお店に行ったら割と買えます。

当時のレポなんかはこちら


インドはずっと大好きで憧れていた国でした。
10代の頃からインドの文字が書かれたカバンや、エスニックな服を買いあさり、大学の卒業式ではサリーを着ました。
いくら好きでもレイプや犯罪、テロや核関連の報道が多くなされていたため、安全が確保されたツアーとかでいつか行こう、、程度にしか思っていませんでした。
しかし今回旅をするにあたり、出来る限りユーラシア大陸を回りたかったことと、デリーに住む日本人の友人がいたことから、勇気を出して行ってみるに至りました。
行く前は、タイやマレーシアの友人たちもこぞって「インドは危ないからね!くれぐれも気をつけて!」と会う人会う人みんなに言われました。

ところが行ってみるとそんなことはなく、それまでいたバンコクやクアラルンプールのギャップで埃っぽい街並みに気圧される感はありましたが、そこには普通の人々の日常があり、報道されているような恐ろしさは全くと言っていいほどありませんでした。
もちろん観光地には一儲けしてやろうとする人々で溢れていましたが、そんなのは世界中どこに行ったって一緒。
リキシャのおじさんたちがしつこいのは、ただの営業活動。
住宅街の屋台なんて、ぼったくられるといっても10ルピー程度の話。
スーパーに行けば、価格交渉することなく品物を買えます。
夜は気温も下がり、子供達が外に出てきて遊んでいます。
危ないと言われたニューデリー駅も、ただ電車を待っている人たちが寝ているから、その光景を見慣れない我々には治安が悪く映るだけで、物乞いはほんの一握りに感じました。
勿論犯罪は日々起こっているものと思うので、夜中の一人歩きや、危ないと言われる地域には行かないなどの自衛は必要ですが、特別なことは何もない、通常の海外旅行が可能です。
女性だけでも充分旅をできる国だと思いました。

場所を変えて南インドでは、アーユルヴェーダの治療院でお世話になってきました。
まさに命の洗濯という言葉がぴったりなこちらで、日々マッサージやヨガ、美味しいベジタリアンごはんで、身体の中をガッツリ作り変えてもらいました。
昨年末から過労による自律神経の摩耗と体調不良をかなり改善したのではないかと思います。
観光に食べ歩きに忙しい毎日を過ごしておりましたが、治療院で上げ膳据え膳でのんびり過ごし、たくさん充電することができました。

今回の訪問で、インド在住の日本人や、新しくできたインド人のお友達から色々教えてもらい、インドは本やネットで調べるよりも遥かに奥が深い国であることを認識しました。
ロシアは大国の割に地域差が少なかったのですが、インドや中国は全く違うな、と再認識。
今度はバラナシの方にも行ってみたいし、カジュラホも行きたいし、チェンナイの美味しいごはんも食べたいし、ケララで今回飲めなかったヤシ酒も飲みたい!
デリーもお腹痛いとか思ってる間にまわりきれなかった遺跡たちが沢山あります。
そしてリシケーシュには、是非長期滞在してみたい!
私はまたこの国に来るんだと思います。

次の国はイラン、モスク大好きな私にはたまらない。
ずっとずっと行きたかった国の一つです。
ウズベキスタンでティムール朝の片鱗を見せつけられて以来、憧れていました。
お買い物衝動をどこまで抑えきれるかがポイントになってきます。
イランからはトルコへ陸路越境を計画しています。
7月上旬にはトルコへの直通鉄道が開通するようなので、ビザ的に間に合えば是非乗ってこようと思います!

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