酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: 活動記録

イースター島へ行った時、エンパナーダを食べました。
イースター島はチリ領で、スペイン経由で伝わった餃子の一種エンパナーダが売られています。
エンパナーダの中身は色々あるのですが、イースター島で食べたのは特産のツナが入ったものでした。

材料(15個ぶんくらい)
ノンオイルのツナ缶 3つ
玉ねぎ 半分
黒オリーブスライス 大さじ3
餃子の皮 15-20枚
燻製塩 適量

作り方
玉ねぎをみじん切りにして炒める。
玉ねぎが透明になったらツナ缶(汁ごと)とオリーブと燻製塩を入れて、汁がなくなるまで煮詰める。
粗熱をとったら餃子の皮で包み、200度に予熱したオーブンで15-20分焼く。
FullSizeRender

イースター島で食べたエンパナーダはもちろん普通の塩で味付けしていました。
今回のイベントをやるにあたって3人で構想を練りながら燻製塩を使うことを提案してもらい、実際使ってみると何の肉を使ってるのかわからないけどなんか美味しくなりました。
ムー大陸というお題なので何の肉を使っているのかわからない方が面白いと思い、燻製塩を採用しました。
今回はペルーで買ってきた燻製塩を使いましたが、インドのブラックソルトを使っても似た感じになると思います!
インドのものはネットでも手に入りやすいので、調味料で遊んでみたい方は買ってみてください!

オセアニアの料理にポワソンクリュやオタイカと呼ばれる魚とココナッツミルクを和えた料理があります。
もちろんそれだけでめちゃくちゃ美味しいのですが、今回はムー大陸料理ということでアレンジを加えました。

ムー大陸の想定として太平洋のど真ん中にあり、内陸は乾燥しているので沿岸部から都市が発達したと考えました。
そのためムー大陸の人々は優れた航海技術を持つと想定して、航行範囲は南米などにも及ぶ可能性があり、あえて南米の食材を使用することを着想しました。

材料(4-5人前くらい)
マグロ 100g
ココナッツミルク 100ccくらい
アボカド 1個
トマト1個
玉ねぎ 半分

作り方
マグロは塩をふり、キッチンペーパーにつつんで30分ほどおいて余分なドリップを抜く。
玉ねぎは薄切り、アボカド、トマトは賽の目。
全部をココナッツミルクと共に混ぜて、塩胡椒で調味する。
ガラムマサラなどを入れてもよい。
IMG_9708

不思議なことにご飯によく合うお味になります!

IMG_9817

日時: 2022年12月25日 12:00-20:00
場所: Cafe des Soleils
来場人数: 15人

IMG_9859

あけみ、うっしぃ、酔う子の料理をワンプレート(¥1800)で提供。
【料理詳細】
あけみ作
・青バナナと豆のサラダ
・マスタードスパイスチキン
ムー大陸と名付けたフランス人、シャルル=エティエンヌ・ブラッスール・ド・ブルブールが生きた時代と自身の過去生の一つが同じ時代だった。
当時よく使われていたスパイスの調合をヒントに、ムー大陸でもよく食べられていると思われる食材の青バナナとチキンを調理。

うっしぃ作
・クシティのパクライス
与那国島には海底遺跡があり、ムー大陸の一部であるという説がある。
その与那国島のパクチーの固有品種クシティから着想し、パクチーの香りをまるごと閉じ込めたパクライスを作成。

酔う子作
・マグロのココナッツミルクサラダ
ムー大陸西側では現在の東南アジア諸国同様ココナッツが育つと想定し、オセアニアの料理であるポワソンクリュから着想を得て作成。
・ムー大陸風エンパナーダ
スペインから南米に伝わった餃子の一種エンパナーダをイースター島で食べた「あの味」をベースにアレンジ。
FullSizeRender

デザートは当日クリスマスということで、ジンジャーブレッドを作成。
中国神話に登場する「混沌」というキャラで型をとる。

IMG_9857

FullSizeRender


ムー大陸が実在して、今も存在するとしたら、そこに住む人々は何を食べていたのか。

旅好きの3人が空想してつくるムー大陸料理、我々と一緒にムーへ旅行した気分になってほしい!

予約不要、来店自由、お料理無くなり次第通常のカフェ営業となります。

@Cafe des Soleils
東京都世田谷区大原1-9-13
下北沢もしくは笹塚が最寄り

時間: 12:00-20:00(無くなり次第終了)


【主催者】
あけみ
Cafe des soleils 店主。フランス リヨン在住時に出会った中世より伝わるスパイスワイン"イポクラス"を日本唯一の提供、伝承活動をする。主に南仏食文化を研究。

うっしぃ
旅するパクチー主催。パクチーの美味しさ面白さを日本の食卓に普及させるため、全国のパクチー農家と連携し、イベントやレシピ製作などで活動。

酔う子
ワインエキスパート。ジョージア美食研究会では調理を担当。世界一周旅行をしながら世界各地で土地ならではの料理を学ぶ。
IMG_9575

英語版のファイルをアップロードしたのは5月30日でした。
Kindleのステータスもすぐに出版準備中になったのですが、そこから72時間経っても販売されないため、問い合わせを行いました。
最初の問い合わせのレスポンスは見逃しており(迷惑メールボックスにいた)、二度目の問い合わせで問題点がわかりました。

Kindleの設定画面で設定した言語と、私がアップロードしたファイル(メタデータ)の言語が一致しないことが原因でした。
具体的な設定箇所は
Kindleの設定画面の言語設定(一番最初)
 スクリーンショット 2021-06-09 16.57.58

アップロードファイルの設定(Macbook、PagesでEPUB化する際の画面)
スクリーンショット 2021-06-09 16.52.51


このエラーを解消するとアップロードから三時間ぐらいで販売開始されました。

【お知らせ】
世界一周中に書き続けていたこのブログを書籍化しました!
Kindle Unlimitedでもご覧いただけます。 

祭りや歴史・文化の観光ネタを凝縮した
「酔う子とピラニアのからあげ」



ワインエキスパートによる、世界の珍酒、名酒レビュー
「酔う子とひつじさんの酒だる」

 

世界で食べ習った美味しいレシピを集めた
「酔う子とドリアンのまるやき」



他の3冊にはちょっと書けないエロ・グロ・政治宗教ネタを集めた(ほぼ)書き下ろし
「酔う子とペンギンのゆでたまご」





English translation of my book

このページのトップヘ