酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: ジョージア・Georgia

ジョージアのご飯料理、plavi。
初めて「レシピを載せるのに作ってすらない」などという展開です。
現地人に教えてもらったんですが、米と同量の砂糖、米の半分の油っていうあまりのことに恐れをなしました。
考えてみればクッキーとかも粉の半分くらいバターだったりするので同じことかなと思いますが、、

Plavi 
材料
米200グラム
油100cc
レーズン200グラム
水400グラム
砂糖200グラム

作り方
1、洗ったお米を鍋に入れる
2、お米の真ん中のところに穴を掘る感じで、レーズンと油と砂糖を入れる
3、穴ゾーンを塞ぐように、周りの米をうえからかける
4、水を入れて点火
5、日本のご飯を炊く要領で蓋を取らずに弱火から中火で15分、火を止めて15分蒸らす。
6、混ぜて完成

レーズンが油吸ってぷりぷりになるらしいです。
何より油の量がえげつなくて、ちょっと試せずにいます。
勇気のある方挑戦してみてください。

ジョージア料理の、なすとくるみの冷菜を作りました。
最近量食べれなくて、どうしても冷菜やサラダまで手が回りません。
友人宅で忘年会をすることになったので、空いた胃袋がある!と思って嬉々として作りました。
これ、日本人には想像つかない味で、ナスというか料理の可能性を掻き立てられてとても面白い料理だと思います!

Bakrajani Nigvzit
材料
なす 小5個入り
生くるみ 2/3カップ
にんにく 2かけ
たまねぎ 8分の1
パクチー 1ふさ
ワインビネガー 大さじ2
コリアンダー 小さじ1
カスリメティ(あればウツホスネリ) 小さじ2/1
粉唐辛子 ひとふり

作り方
ナスを縦に薄く切ります。
大体4-5等分くらいにします。
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オーブンを200度に予熱します。
天板に切ったなすを並べて、オリーブオイルを薄く塗り、15-20分焼きます。
フライパンで焼いてもいいんですが、なすが油やたら吸ってトロトロになって美味しいけど、カロリー高くお腹に重くなります。
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ナスを焼いてる間にペーストを作ります。
くるみ、にんにく、玉ねぎ、パクチースパイス類、調味料、塩小さじ3/2くらいをフードプロセッサでガーします。
ペーストはマヨネーズ的な味になるのが理想です。
硬い場合は水をすこーしずつ混ぜて調整してください。
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ナスが焼けたら粗熱を取ります。
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ナスにペーストを塗って巻いていきます。
これは忘年会に持って行くのでタッパーに詰めましたが、本来はざくろとかを飾ります。

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これはジョージアで出てきたやつです。
巻くことを諦めてもはや折ってます。
これもこれで見栄えがよきです!
pkhali

久々にジョージア料理の引き合いがあったので試作しました。
トルマは、トルコとかでドルマとかサルマとか呼ばれてるアレです。
トルコでは炊いた米と肉を巻いてさらにまた炊くのに対して、ジョージアやギリシャでは生米から炊き上げるのが特徴な気がします。
本来はぶどうの葉っぱで巻いて炊く料理なのですが、季節的に生も手に入らず、エスニック食材屋で売ってる瓶詰めとかのは風味が気に入らないのでキャベツで代用しました。

キャベツのトルマ(30個くらい)
材料
キャベツ 1玉(使うのは半分くらい)
牛ミンチ 250g
生米 1.5合
玉ねぎ 4分の1
にんにく 1個もしくはチューブ2センチくらい
コリアンダー(粉)  小さじ1
粉唐辛子 小さじ3分の1

作り方
キャベツをぺりぺり剥がして柔らかくなるまでサッと茹でます。
芯をとって1枚を4等分にし、小さく巻きます。

肉だねを作ります。
肉と米、すりおろした玉ねぎ、ニンニク、スパイス類、塩小さじ1をよく混ぜる。
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肉だねをキャベツに巻き、キチキチに鍋に詰め込む。
キャベツの煮汁をヒタヒタくらいまで入れて、塩小さじ1とローリエがあれば乗せて、蓋をして30分ほど、水がなくなるまで煮る。
火を止めたら15分ほど蒸らす。

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できあがり!

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盛り付けて、塩ヨーグルトかサワークリームを乗せて食べます。
味が薄かったらケチャップも美味しいです!

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熱いうちに食べるのもよし、冷菜として食べるのもまた美味しいです!
キャベツの苦味が出てしまったので、茹でる前に流水にさらせば良かったです。

キャベツを一度茹でるのが面倒で、先日レタスで作ったことがありました。
しかしレタスの草っぽい香りが前に出て、あまり美味しくなりませんでした。
一度茹でるのは面倒ですが、やはりキャベツはちょうど良いです。

ジョージア料理で一番好きなのは多分プハリだと思います。
あれは永遠に酒が飲めるベジタリアンなめろうくらいに思ってます。


その次くらいに好きなのは多分このサツィヴィです。
見た目がなんとも地味で映えないのですが、鶏肉を美味しく食べる大正解の一つをうまく示しているのはまちがいなくこのサツィヴィだと思います。

サツィヴィ
材料
鶏胸肉 2枚
にんにく 2かけ
生くるみ 50g
玉ねぎ 小1個

作り方
鶏胸肉は皮を剥がして、鍋に入れます。
ひたひたの水、にんにくひとかけ、塩小さじ1で弱火でじっくり煮ます。
炊飯器で炊飯してもいいです。
煮汁はチキンスープが美味しく出てるのを使うので捨てないでください。
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チキンを煮てる間に玉ねぎを調理します。
玉ねぎをみじん切りにし、フライパンで飴色になるまでじっくり炒めます。

フードプロセッサに飴色玉ねぎ、くるみ、にんにく1かけを入れ、これもひたひた量のチキンスープを入れて回します。
味見して、適宜塩を足してください。
これでソースが完成です。
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お皿にチキンを切って盛り付け、ソースをかけて完成です!

映えない!!なんか全体的に肌色!!!

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でも飴色玉ねぎ、チキンスープ、にんにくが混ざって不味くなるわけがありません。
くるみはあまり知られていませんが、かなり旨味の強い食材です。
パンにつけて食べても絶品です。
この見た目に懲りずに一度食べて欲しい気持ちです!


胃腸の不調はまだ続いてます。
タンパク質を意識的に摂りつつ、野菜もたっぷり食べたいし、お腹も膨れて欲しいし、、
贅沢を言えば外国のお料理が食べたい、、と思ってます。
トルコのレンズ豆スープなんかは最高にタンパク質たっぷりなのですが飽きてきました。
そこで思い出したのがジョージアの豆ペースト、ロビオです。

ロビオ
材料
金時豆 1カップ
玉ねぎ 4分の1
にんにく 2かけ
パクチー 2束
ローリエ 1枚

作り方
金時豆は一晩水に浸して柔らかくし、ローリエを入れて煮込みます。
しばらく煮込んだら、煮汁は豆ひたひたになるくらいまで捨てますIMG_5628

豆を煮込んでる間に、玉ねぎ、にんにく、パクチーをフードプロセッサーにかけます。
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ペースト状にします。
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それを豆の鍋に入れてひと煮立ちさせます。
ここで塩小さじ2を入れて調味します。
本来は飴色になるまで炒めた玉ねぎを入れますが、炒め物は体調的にNGなのでパクチーと共に粉砕し、煮込みました。
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煮ました。
このあとブレンダーを突っ込むので少し冷まします。
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ブレンダーかけたものがこちら、これで完成です。
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すごい、映えない。
でも美味しいんですよ、、
パンにつけたり、もう少し水多めにしてスープみたいに食べてもいいと思います。
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これはジョージア現地で食べたやつ。
ツボ的なものに入れるのが伝統のようです。
ここにムチャディというコーンミールのパンを添えて食べるのがお決まりだそうです。
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