酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: 料理・Food and Recipe


何年か前、タイ人の友人が日本に来た時に作ってくれためちゃうまなタイスキ風の鍋。
野菜たっぷりで、大変ヘルシー、かつめちゃくちゃ美味しくて、一時期こればっかりひたすら食べてました。

春キャベツのタイスキ風鍋
材料
春キャベツ(白菜も美味しい)  半分
豚か鶏ミンチ 100-150g
春雨 ひとつかみ
タイの旨味調味料(後述) 小さじ1
ナンプラーか醤油 おたま1杯
胡椒 たくさん

作り方
キャベツを食べやすい大きさにザクザク切り、鍋に入れる。
100ccほど水を入れ、中火で10分ほど蒸して柔らかくする。IMG_4542

その間につみれを作る。
ミンチに胡椒を辛いくらい入れ、混ぜる。
IMG_4543

蒸したキャベツに水を入れ、沸かす。
IMG_4544

ここで入れるタイの調味料、今日使ったのはこれ。
タイ味の素製の、豚味調味料です。
これがめっちゃ美味しいんだけど、豚。
味の素を使わない方法もタイ人の子に聞いたけど知らないと言われました。
IMG_4550

もしくはこれ、2個入りなので1個使います。
IMG_4551

ナンプラーを入れます。
苦手な人は日本の醤油にしましょう。
IMG_4545

スプーンで整形しながらつみれを入れます。
IMG_4546

春雨を入れ、柔らかくなるまで煮ます。
IMG_4547
完成です!
優しい味がしみしみの美味しい、スープ?煮物?です!
日本のご飯にもよくあいます。
IMG_4549

これ、わざと薄めの味に作ってソースをかける方法もあります。
手軽に手に入るチリソースでもいいけど、オススメはこのタイスキソースです。
まじこれ美味しすぎて何にかけても無限に食えるようになります。
多分茹でたキャベツにこれかけるだけで絶品になります。
IMG_4552

今日載せた食材はここで買えます。
まじここ好きすぎてヘビーに使ってます。
高いわけでもないので、大変オススメです!



【お知らせ】
世界一周中に書き続けていたこのブログを書籍化しました!
Kindle Unlimitedでもご覧いただけます。 
現在は英語版を鋭意作成中です。

祭りや歴史・文化の観光ネタを凝縮した
「酔う子とピラニアのからあげ」

ワインエキスパートによる、世界の珍酒、名酒レビュー
「酔う子とひつじさんの酒だる」
 

世界で食べ習った美味しいレシピを集めた
「酔う子とドリアンのまるやき」


他の3冊にはちょっと書けないエロ・グロ・政治宗教ネタを集めた(ほぼ)書き下ろし
「酔う子とペンギンのゆでたまご」


更新ちょっと間があきました。
作りまくった食べ物を減らすべく冷蔵庫の掃除をしたり、いろんな野生酵母を培養して遊んでいました。
ブログ本の英訳も進めています。
ゴールデンウィークには出せるかなあ。

ペルーはインカ帝国でみんな大好きで飲まれていたのが、チチャ、というビールのようなトウモロコシの酒。
しかし今はチチャモラーダという着色用トウモロコシを使ったジュースが主流、当時のチチャに近いのはチチャオラ(Chich hora)というローカル飲料です。
これもどこでも売ってるわけではなく、クスコやオリャンタイタンボなんかのインカの伝統色濃く残る場所だったり、たまーに路上に売ってる人がいたりというシロモノです。
スーパーなんかにはあるわけはありません。
クスコで現地人に聴きまくって必死でみつけたのがこの話


というわけで自分で作りました。
参考にしたレシピはこちらです
以前にも一度作ったのですが、トウモロコシを発芽させるときに出る糖分を引き出そうとしたら、トウモロコシが腐ってしまってだめでした。
と思って、今勉強している日本酒の作り方を応用して、麦芽のアミラーゼを存分に活用したのが今回のチチャオラです。
材料はトウモロコシ(カンチャと呼ばれるペルーのトウモロコシ。五反田の南米ショップでゲット)、麦芽、味を整える黒糖です。

トウモロコシは前日の夜から水に漬けます。IMG_4528

翌朝、麦芽とトウモロコシをフードプロセッサで粉砕して、でんぷんを露出させ、糖化を進めやすくします。
IMG_4534

水を入れて徐々に温度を上げていきます。
麦芽による糖化は、これを参考にしました。

水入れただけなのに、すでに見た目がかなり現地のアレに近いです。

IMG_4535

少しずつ温度を上げていきます。
見た目は現地に近いけど、しかし綺麗じゃない。

IMG_4536

甘くなったら、カス部分を捨て(食えそうな気はする)、甘さが足りなければ黒糖を足します。
めっちゃ現地の味がする!

FullSizeRender


瓶詰めし、1週間くらい放置してちょっとしゅわしゅわさせます。
イーストぶっこんだら早いんだと思うんですが、そこはこうやってブログに書く以上推奨してはいけない部分になっています(1%以上のアルコールを発生させるのは酒税法違反)。
IMG_4541

これが現地で飲んだチチャオラです!!!
うおーーーかなり近いものができた!!!!
IMG_9927



【お知らせ】
世界一周中に書き続けていたこのブログを書籍化しました!
Kindle Unlimitedでもご覧いただけます。 
現在は英語版を鋭意作成中です。

祭りや歴史・文化の観光ネタを凝縮した
「酔う子とピラニアのからあげ」



ワインエキスパートによる、世界の珍酒、名酒レビュー
「酔う子とひつじさんの酒だる」
 世界で食べ習った美味しいレシピを集めた
「酔う子とドリアンのまるやき」


他の3冊にはちょっと書けないエロ・グロ・政治宗教ネタを集めた(ほぼ)書き下ろし
「酔う子とペンギンのゆでたまご」


テキーラの原料となるアガベの蜜を使って作られる醸造酒が、プルケと呼ばれるお酒です。
すごく発酵が進みやすくて輸出出来なかったものが、今回輸出に耐えうるようになったようで、日本に入ってきました。
ここで買えます!速攻買いました。
テキーラはアガベの草の根本部分をローストすることで甘みを出し、発酵させます。

ローストしないと甘くなくて、ローストしてやっと甘くなります。味はさつまいもそっくりです。
しかしプルケは、根本を掘って、根っこのほうにある蜜を発酵させたものです。
糖尿病のお食事で話題のアガベシロップの原料になるやつのはずです。
プルケが日本で買えなければ、アガベシロップを発酵させようと思ってました。

メキシコシティではプルケ博物館があり、そこで飲ませてもらうことができます。
味はかなりどぶろくめいており、苦手な人はフルーツミックスがオススメです。
ちょっとしゅわしゅわしてるのも大変よきです。
IMG_8117



今回発売されたプルケは、なんと缶に入ってます。

IMG_4466

最初グラスに入れると、透明だなーと驚いたのですが
IMG_4467

最後の方は濁ってプルケらしくなったので、よく振って飲みましょう。
メキシコのやつみたいにしゅわしゅわしないので、振っても多分大丈夫なんじゃないかと思います。
メキシコで飲んだやつみたいに、どぶろくの嫌味みたいな味も少なく、スッキリしていて飲みやすいものでした。

IMG_4469

これはメキシコはグアダラハラにある美味しいプルケ屋で飲んだパイナップルプルケ。
微発泡で、かつパイナップルが爽やかにどぶろくっぽい嫌味を消してくれて、最高でした!
IMG_8681

お店についてはこちら

【お知らせ】
世界一周中に書き続けていたこのブログを書籍化しました!
Kindle Unlimitedでもご覧いただけます。 
現在は英語版を鋭意作成中です。

祭りや歴史・文化の観光ネタを凝縮した
「酔う子とピラニアのからあげ」


ワインエキスパートによる、世界の珍酒、名酒レビュー
「酔う子とひつじさんの酒だる」
 

世界で食べ習った美味しいレシピを集めた
「酔う子とドリアンのまるやき」


他の3冊にはちょっと書けないエロ・グロ・政治宗教ネタを集めた(ほぼ)書き下ろし
「酔う子とペンギンのゆでたまご」


メキシコシティのホステルで数日同じ部屋になったイタリア人のクララさんは、世界最貧国のひとつ、ハイチで難民支援をお仕事にされていました。
ほんの数日だったのに、彼女とはいろんなことを話して大変仲良くなり、今も時々やりとりしています。
難民支援てすごいね、周りにそんな仕事してる人いないわ、と伝えると「支援とは、支援される側がそれを望んでいて、自分たちの生活を変えたいと望んでいないと成立しない」と言っていました。
日本人は働きまくって心や体を壊す人が多いこと、ヨガが人気なことなんかを伝えると、ヨガ講師の資格を持っている彼女は「日本には禅という素晴らしいものがあるのに、なぜ外国のものに頼るのか?」と、ハッとさせられることを言われました。
どちらも短い会話なのにすごく心に残っていて、今一度今まで見なかったものに目を向けようと、帰国してからいろんなことを勉強しています。

そんな彼女に、世界の料理に興味があって、包丁持って旅して色々作ってるの!と言うとオススメしてくれたのが、「ジュリー&ジュリア」という実話を元にした映画でした。
アメリカに住むアラサー女性ジュリーは、周りの友人が仕事で成功していく中、凡庸な自分に焦りを感じ、ブログを始めることにします。
食べるのが大好きな彼女は、アメリカの栗原はるみ的存在であるジュリア・チャイルドのレシピ本、Master of the Art of French Cookingに載っている料理500個超を1年間で全部作る、という挑戦をします。
その中でも何度も絶賛されていたのがブルゴーニュ風牛肉の赤ワイン煮込み、ブフ・ブルギニヨンでした。
「あなた、ジュリーみたい!」とクララさんに言われたなあ、と思いながらレシピを検索し、作ってみました。

参考にしたレシピはこちら、動画もついていてわかりやすいです。
プロの筑前煮みたいに、具材それぞれにに火を通すんだなと驚きました。
付け合わせのマッシュルームとパールオニオンは今回はもう無理なのでつくりません。


ブフ・ブルギニヨン
材料
(めちゃくちゃ多いので半分の量で作ってください)
牛肉 1.2キロ
ベーコン 3つくらい連なってる薄切りのやつ全部
にんじん 4-5本
玉ねぎ 1個
にんにく 3かけぶん
トマトピューレ 大さじ3
赤ワイン 600cc
ビーフストック 200cc
ローリエ 1枚
タイム 小さじ1

作り方
オーブンを200度に予熱しておきます。

牛肉は5センチ角くらいに切り、塩胡椒しておきます。
ハナマサで600グラムちょいで1000円の煮込み用の肉を2つ買ってきました。


ベーコンを1.5センチ幅くらいに切り、ほぐしながらさっと湯通しします。IMG_4437

フライパンに油を敷き、そのベーコンがカリカリになるまで炒めます。

IMG_4438

炒めたらキッチンペーパーの上で余分な油をとります。
フライパンの油は絶対捨てないように!

IMG_4439

同じフライパンで、肉を全面焦げ目がつくくらいまでよく焼きます。

FullSizeRender

焼いた肉には小麦粉をまぶし、予熱してあったオーブンで10分焼きます。
焼けたら裏返し、さらに10分焼きます。
オーブンはこの後も使うので、冷まさないようにしましょう。

さらに肉を焼いたのと同じフライパンで玉ねぎとにんじんを炒めます。
動画ではにんじん丸ごとやってましたが、さすがに調子乗りすぎだと思ったので半分か3分の1くらいに切りました。

FullSizeRender

最後に、そのフライパンにワインを入れて油やうまみを回収します。

FullSizeRender

ビーフストックなんて日本では見かけないので、成城石井で買ったこの粉のグレイビーをつかいます。
大さじ2杯を200ccのお湯に溶かしました。

FullSizeRender

全てをストウブとかル・クルーゼ的な鍋に入れ、オーブン150度にして3時間焼きます。
使ってすぐなので、予熱なしで突っ込みました。
うちのオーブンはパナソニックのやつなんですが、オーブンのマックスの時間設定が120分でした。
3時間もやって壊れないか少し心配です。
FullSizeRender

ちなみにこの量でやると私が持ってるストウブには入りきらなかったので、半分は圧力鍋でやってみます。
圧力鍋では1時間煮込み、その後20分ほど煮詰めてソースを濃くしました。
IMG_4448

まず圧力鍋のやつが出来あがりました。
お肉はスプーンで切れるし、にんじんはこれでもかってくらい甘いです。
おうちでこんな味になるのかと感動してます。
IMG_4451

次はオーブンの方。
鍋の中は完璧な感じです。
IMG_4452

水分は完全に蒸発していました。
食べた後ですが、鍋の底でキャラメル化してたワインに、水1カップ加えて煮てこそげとり、ソースにしました。

IMG_4453

どちらかと言えば、圧力鍋の方が日本人好みの味に感じます。
肉をもっとよく焼いてから圧力鍋でやれば、きっとかなり美味しいと思います。
肉はもちろんのこと、マジでにんじんが秀逸です。
是非とも試してみてほしい逸品です!


【お知らせ】
世界一周中に書き続けていたこのブログを書籍化しました!
Kindle Unlimitedでもご覧いただけます。 
現在は英語版を鋭意作成中です。

祭りや歴史・文化の観光ネタを凝縮した
「酔う子とピラニアのからあげ」


ワインエキスパートによる、世界の珍酒、名酒レビュー
「酔う子とひつじさんの酒だる」
 

世界で食べ習った美味しいレシピを集めた
「酔う子とドリアンのまるやき」


他の3冊にはちょっと書けないエロ・グロ・政治宗教ネタを集めた(ほぼ)書き下ろし
「酔う子とペンギンのゆでたまご」



フランスのワイナリーにステイさせていただいていた際、ナチュールで貴腐ワインをつくるChateau Le PayralにてAOCソシニャックの収穫をする機会に恵まれました。


その際頂いたChateau Le Payralの甘口貴腐ワインAOCソシニャックの2006年を飲みました。
同時に飲んだのが2015年のAOCソシニャックの別のシャトーのもの。
日本で探すのも難しい2本を飲み比べることができました。IMG_4430

2015年のソシニャックはこってり甘口の、蜂蜜のフレーバーに高い酸味といった、教科書通りの大変においしいデザートワインでした。
Chateau Le Payralのワインは、伺った際に味見させていただいた印象と全く同じ、甘いながらもさっぱりとしていて、喉に粘りつく感じがない、大変飲みやすく気づいたら飲みすぎてしまうような感じでした。
IMG_4429


Chateau Le Payralに伺った際オーナーのチエリさんから、このワインは意図的にさっぱりした後味になるよう作っていると伺いました。
収穫後に撒く緑肥のみならず、ナチュールならではの工夫もたくさんした上でこのような味になるとのことでした。
まだ残ってるので、次は定番のフォアグラと合わせて飲んでみようと思います!

【お知らせ】
世界一周中に書き続けていたこのブログを書籍化しました!
Kindle Unlimitedでもご覧いただけます。 
現在は英語版を鋭意作成中です。

祭りや歴史・文化の観光ネタを凝縮した
「酔う子とピラニアのからあげ」


ワインエキスパートによる、世界の珍酒、名酒レビュー
「酔う子とひつじさんの酒だる」
 

世界で食べ習った美味しいレシピを集めた
「酔う子とドリアンのまるやき」


他の3冊にはちょっと書けないエロ・グロ・政治宗教ネタを集めた(ほぼ)書き下ろし
「酔う子とペンギンのゆでたまご」

このページのトップヘ