酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

カテゴリ: ワインエキスパート受験

WSETレベル3のテストが来月13日に迫っています。
勉強兼ねてトカイワインについて日本語でメモしておきます。

地形と気候
温暖
丘の南向き斜面が最高の畑
ボドログ川とティサ川が霧を発生させる

ぶどう品種
フルミント(凝縮感があり酸味が強い)
ハールシュレヴェリュ
サルガ・ムシュコタイ

貴腐ワイン
朝は霧が立ち込め、午後は晴れて乾燥する地域ではぶどうにボトリティス・シネレア菌がつく。
この菌がつくことでぶどうが腐敗し、ぶどうの果皮に小さい穴があき、それによって水分が蒸発し、酸・風味・糖分が凝縮する。

収穫
まずは通常の辛口ワイン向けのぶどうの収穫が行われ、辛口白ワインが作られる。
その次に甘口ワインであるアスー用の貴腐ぶどうが収穫される。
最後にサモロドニ(貴腐ぶどうと通常のぶどうのミックスワイン)用のぶどうが収穫される。

醸造
収穫後、ベースとなるワインか辛口ワインからできた発酵用マストの中で12-60時間マセラシオンする。
圧搾し、アルコール発酵を続ける。
オーク樽に移し、熟成する。
エッセンシアは圧搾前のフリーラン果汁のみが使用される。
マストが非常に甘いため発酵に数年かかる。 

WSETとはWine & Spirits Education Trust、またワインの勉強です。
これはイギリスの会社が主催するワイン資格で、つまりはソムリエの国際資格です。
2年前に取ったワインエキスパートという資格は、日本の日本ソムリエ協会が主催しているので国際的にはあまり効き目がありません。
私が旅の間出会ったワイン関係者はみんなWSET持っており、私も是非定住したらお勉強しましょうと思っていたので、初任給入る前くらいにアカデミーデュバンのWSET Level3の日本語試験講座を申し込んできました。

試験内容はテイスティング4問と筆記(理論)50問からなります。
全体で55%以上を正解すれば合格です。
ワインエキスパート試験とは違い、全部筆記なのがこの試験です。

そんな試験講座初日が昨日でした。

初日はまずテイスティングのお勉強でした。
テイスティングはまず試験に使用する語句を覚えることから始まります。
テイスティングで表現する語句も全て既定のものを丸暗記します。

香りと風味を表現するのは、プライマリー、セカンダリー、ターシャリーの要素に分かれています。
・プライマリー…ぶどう本来が持つ花や果実の表現(バラとかベリーとか)
・セカンダリー…発酵の過程で出てくる酵母や樽にまつわる表現(パン、バター、ココナッツとか)
・ターシャリー…熟成によって出てくる酸化や熟成した果実味の表現 (ナッツ類、ドライフルーツ、土とか)
ワインによっては超フルーティーなさっぱり白ワインなんかはプライマリーの要素しかなかったり、熟成した高いワインなんかは3つの要素全てが含まれていたりします。

ワインエキスパート試験のテイスティングは、ブラインドでぶどう品種と産地を当てに行くことが主?な目的でしたが、WSETではBLICという基準に沿ってワインを「採点する」という観点が出てきます。
B…Balance(バランス)突出した要素がなく、バランスが良いかどうか
L…Length(余韻の長さ)好ましい感覚がどれだけ持続するか
I…Intensity(凝縮度)風味が凝縮されているか
C…Complexity(複雑性)上記プライマリーからターシャリーの要素いくつがワインの中に含まれているか
これらが含まれていれば1点、ちょっとあれば0.5点、なければ0点の4点満点で採点します。

この語句を使用して、Appearance(外観)、Nose(香り)、Palate(風味)、Assessment of Quality(品質)、Level of Readyness for drinking(飲み頃かどうか)に分けて記載します。
NoseとPalateではプライマリ、セカンダリー、ターシャリーの要素から表現を記載します。
それぞれの要素の花や果物などの名前が正しく書けていれば1点、その部分は5点満点で採点されます。
Assessment of QualityではBLICの基準に沿って採点した結果を記載します。

ワインエキスパートの下地があるのであの時ほど猛勉強しなくてもいいけど、覚えることも慣れることもたくさんあるので油断しないようにしようと思っています。
 

Facebookの通知が、去年の今日がワインエキスパートの勉強始めた日だと教えてくれました。
試験終了後も約1年かけてあの教本を丸暗記し、今年もまた教本を買い、知識のアップデートを図っています。

ワインエキスパート・ソムリエ試験を受けるにあたって、やはり飲む量は増えます。
吐器(ぺって吐き出す器)があるところならいいですが、お店ならないところも多いわけです。
だから飲んじゃう。
だって、酒の一滴は血の一滴なんだから。
しかも勉強して、酒はこんなに手間をかけられてできていると知った後で吐き出すのはとても勇気がいることです。

しかし吐き出さないと本当に体が悪くなる。
しかし吐き出せるときだけでもない。
ていうか飲みたい。

というジレンマで結局かなり飲んじゃった私が肝臓対策のために使ったのがこちらです。

①Lシステイン
ハイチオールCなどのお薬に含まれています。
これは、本当にもう、酒飲みの私が声を大にして、すごくすごくお勧めします!
二日酔いにも効く!肝臓がなんか調子悪い時にも効く!!


②ミラグレーン錠
飲む前に飲んでも効くし、飲みすぎてからでもよいです。
特定の薬局にしか置いていないのが玉に瑕。


③オルニチン、ビール酵母
日々の肝臓ケアのために良いです。
ビール酵母は特にマルチビタミンの代わりによく飲んでます。


番外編:ウコンの力やヘパリーゼ
これは強肝剤です。
つまりはこれによる回復は元気の前借、レッドブルとかと同じです。
だから飲みすぎたら具合が悪くなります(実体験含む)

テイスティングは香りを感じ取ることも重要で、飲んでしまうと喉に香りが残るからダメだ、とも言われました。
テスト観点だと吐き出すのを推奨します!

また、ワインの役割は味わうことだけでなく「話題を提供すること」です。何年のどこ産のワインはよかったからこれもおいしいとか、このブドウ品種知らない、、とか。なので、そこに存在して話題になることでまずワインは一つの役割を果たしています。おいしければ言うことはないし、飲み込んで酔っ払うか否かはそれほど重要ではない、と私は思っています。

ワインエキスパート・ソムリエ試験を受ける皆様、試験申し込みが始まりました。
受けるかまだ迷っている方もいらっしゃると思います。
そういう方はこの本を見るよろし!


本屋さんでまずは立ち読みすればいいと思います。
そうするとどんな問題がでるのか、自分が今どのぐらいのレベルなのかがよくわかると思います。

ワインエキスパートの問題集はよく販売されていますが、過去問はおそらくここだけかと。
しかしこの本私もまだ見ていないので、去年パソコン受験だったあの過去問だいたい数千問がどんな風に掲載されているのかは未知数。

電話帳のようなソムリエ教本600ページ、あと半年ぐらいで丸暗記できる自信がある人は、ぜひやってみたらいいと思います!
私は暗記大好き、お酒大好き、ご飯大好きでおまけにそこそこ言語マニアだから設問のカタカナの響きで大体どこの国の何のことを言ってるのかまで推測できたため、この試験をかなり有利に進めることができたと思います。
全くゼロからのスタートだったらめちゃくちゃつらかったと思います。

うーんやっぱちょっと勉強するだけにしとこう、、、という人はこちらの本がおすすめ!



地図帳で、ワイン産地とワイン好きが知っといて損はない村の地図とか主要な格付けとか、いろいろ載ってます。
ワインのことを何も知らないところから始めた私は、最初の1か月はむしろこれだけでよかったんじゃないかなぐらいです。
何より薄いから持ち歩きやすくて、これ持ってワイン居酒屋ハシゴして、ソムリエさんたち質問攻めにすれば、かなり情報を得られます!
最初は安くておいしいので十分、畑名とかシャトー名なんてわかんなくていいです。

今日もよい酒を!

テイスティングの勉強を始めてからぶち当たった壁の一つが、「ワインのミネラル感」である。 

ワイン変態達が集まるブラインドテイスティング勉強会では、「ミネラル感があるから石灰土壌だからこの産地」という当て方をよく耳にした。
とはいえミネラル感とはどんなものかと聞いても明確な答えがないことがほとんどである。
一度ボルドーの沿岸部で生産されたソーヴィニヨンブランを飲んだ時、明らかに貝殻と潮の匂いを感じ、これぞミネラル!というものに遭遇したが、そうではない物がほとんどである。

そんな曖昧な、ミネラル土壌かどうかの判別ポイントの一つが、香りが上に行くかどうか、である。
ワイングラスをスワリングして嗅いだ時に、香りがグラスに籠るようになっているものと、ワイングラスを近づけた段階で香ってくるものがあり、ワイングラスを軽く近づけるだけで香りのほうから鼻に入ってくる感じがするものが「ミネラル感がある、石灰土壌」と判別される一つのポイントである。

一度石灰土壌とそうでない土壌で育った同じ品種のブドウを、同じ規格のグラスで飲み比べてみてほしい。

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