私は遺跡が大好きです。
昔の人々がそこに生きて暮らしていたこと、どんな人たちがいたのか、それを妄想しながら一日中歩き回ってられます。
吉野ヶ里遺跡に来るのは初めてで、広いとは聞いていたけどここまでの広さとは思いませんでした。
設備も体験も充実しており、しばらく住みたい級の楽しさでした。

まずは復元されたムラゾーンからまわります。
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火おこし体験100円で15分。
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結構難しくて延長戦しましたが無理でした。
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資料館には無数の甕棺が展示されています。
人々がどのように生き、死と向き合ってきたのか妄想するのが楽しいです。

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文字が刻まれた銅鏡。
久しく相見えず、長く相忘るなからんことを
(会えなくても忘れないでいようね)
というのは、一体誰がどのような状況で、誰に送ったものなのでしょうか。
面白いドラマがあるような気がしてなりません。
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興味を持ったのが貝紫。
イボニシという貝で布を紫に染める技術です。
貝探すとこからクッッソやりたい。
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これが貝紫で染め上げた絹です。
やりたさがすごい。
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物見櫓からの眺めも素敵です。
当時の人も眺めに素敵を感じる余裕はあったんでしょうか。
はたまた単なる警備としての役割のみだったんでしょうか。
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北内郭と呼ばれるところでは墓地をそのまま展示しています。
イースター島で遺跡の保全について色々聞いて、こうやって土をそのまま保存することがいかに大変で金がかかるか知ったので、ありがたさもひとしお、妄想が捗ります。
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北墳丘墓では出土時の様子を再現しています。
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土饅頭まで(おそらくコンクリで)再現されています。
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このちょっとポコポコしてるのも、おそらく全部土饅頭です。
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まだまだ見たいところはありましたが、今日のところはここでタイムオーバーでした。
古代植物の森とかあって、雑草探しとかしてみたい気持ちがすごくあります。
体験コーナーは他にも、いろんな石の勾玉づくり、石包丁の体験ができるようでした。
予約すればどうやらもっと色々あるようです。
正直3日は楽しめると思います。