旅の間、何度かチョコレートを頂く機会がありました。
というのも普通のそこらへんで売ってるチョコではなく、カカオから作ったチョコ製品です。
メキシコのオアハカはチョコ発祥の地と言われており、かつて先住民が神聖な飲み物としてチョコ飲料を飲んでいました。
現在でも市場とかで売られているのを買うことができます。
有名なチョコソースのお肉、モーレも同じくオアハカ発祥です。
ペルーの首都リマのミラフローレス地区にはカカオ豆から作るチョコ工場があり、未発酵のカカオ豆を触らせてもらったり、発酵させたカカオ豆を試食させてもらったり、色々な体験をしました。
そして最近友人からチョコレートをカカオ豆から作るキットをもらったのでやってみました!
キットには発酵済みカカオ豆、チョコの型、作り方の説明のブックレットが入っています。
ちなみにカカオ豆はインドネシア産だそうです。
これがカカオ豆。
袋を開けると僅かな発酵臭というか、すっぱみのある匂いがします。
水で洗います。
ぬめりがあるのでガシガシ擦りました。
ずっと汚れが出続けて、一体いつまでやればいいのかよくわかりません。
なんとなく汚れが取れたっぽいところで水からあげ、水分を拭き取ります。
そしてカラカラになるまで焙煎します。
20分ちょいやったと思います。
お皿にとって冷まします。
皮を剥きます。
結構簡単につるつる剥けます。
剥いた実はフードプロセッサに入れます。
ちなみにここで剥いた皮もお茶になるのでとっておきます。
なんか美容効果とか色々あるらしいです。
ペルーで試飲しましたが、チョコの香りの大変香ばしいお茶でした。
フードプロセッサに入れた豆を粉々にします。
さらに湯煎しながら回します。
本来はすり鉢で湯煎でやるらしいですが、そんなことしたらきっと挫折すると思います。
砂糖を入れ、さらに湯煎しながら回します。
とりあえず手元にあったきび砂糖を使ったのですが、粉砂糖にしないと出来上がりの食感がジャリジャリするかもしれません。
フードプロセッサの側面にへばりついた粉を落としながらさらに練ります。
なんか1時間くらいこの作業してた気がします。。
滑らかになりました!
付属の型に入れて冷蔵庫で寝かせたものがこれ
取り出すと、つるんときれいなチョコになりました!
市販のチョコより溶けやすく、常温でなんとなく溶けます。
市販のものにはない、ペルーとかで食べたものにあったような発酵の酸味が残っており、これを味わえたのは大変貴重な体験でした。
しかし大変すぎるので多分もうやらないし、ありがたく市販のチョコを買います!
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