イランのレストランで食べる料理はなんだか基本的に味がなく、美味しいものはご家庭でご馳走になるのがよいです。
ゴルメサブジはレストランがテイクアウトでしか食べたことがなく、うまいゴルメサブジを食ってみたいと常々思っていました。
これがイランで食べたゴルメサブジ。
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先日江古田にあるイラン料理のお店(Pedram)で食べたゴルメサブジはちゃんと味があってとても美味しかったので、今日はそれを目指して作ってみました。

ジャパンクオリティのイラン料理は見た目も大変美しい。
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先週からテレワークとなり、外出することもなければすぐ行けるところにコンビニもないため、ご飯は自炊するようになりました。
午前の15分休憩を利用して具材を鍋に突っ込むところまでやり、そこからコトコト煮込みました。

ゴルメサブジ
材料

羊肉か牛肉 250グラム
金時豆 カップ100ccくらい
玉ねぎ 半分
緑の野菜(今回はほうれん草1袋とパセリ1袋使用)
ケチャップ 大さじ2

作り方
前日の夜から金時豆を水につけておきます。
だいたい豆に対して3倍くらいの水を入れておけば良いです。
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牛肉を切って、鍋に油を敷き、軽く焦げ目がつくくらいまで炒めます。

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みじん切りの玉ねぎを入れて透明になるまで炒めます。
今回は冷凍してストックしてある飴色玉ねぎを入れて溶かし始めます。

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野菜を刻みます。
フードプロセッサーにかけても良いです。

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緑の野菜をしんなりするくらいまで軽く炒め、水200ccと豆、ケチャップを入れてここから3時間煮込む、とイランで買ってきたレシピ本に書いてありますが、お昼ご飯までそんなに時間もないので1時間ちょいにしておきます。
途中様子見つつ味見して塩で味付けします。
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完成です!本当はバスマティライスだけど気分的に日本米にしました。
めちゃくちゃ、、美味しい。。
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レシピの中の緑の野菜、というのは、イランのご家庭ではパクチー、ディル、フェヌグリーク、パセリなんかの香味野菜を冷凍させたり乾燥させたりして、いる時にいる分だけ使ってるイメージです。
今回はほうれん草とパセリを使いましたが、手に入るならそれを使ってください。
野菜もたくさん採れて、お肉やお豆でプロテインもバッチリで、大変バランスも良く美味しい一品です!

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