WSETとはWine & Spirits Education Trust、またワインの勉強です。
これはイギリスの会社が主催するワイン資格で、つまりはソムリエの国際資格です。
2年前に取ったワインエキスパートという資格は、日本の日本ソムリエ協会が主催しているので国際的にはあまり効き目がありません。
私が旅の間出会ったワイン関係者はみんなWSET持っており、私も是非定住したらお勉強しましょうと思っていたので、初任給入る前くらいにアカデミーデュバンのWSET Level3の日本語試験講座を申し込んできました。

試験内容はテイスティング4問と筆記(理論)50問からなります。
全体で55%以上を正解すれば合格です。
ワインエキスパート試験とは違い、全部筆記なのがこの試験です。

そんな試験講座初日が昨日でした。

初日はまずテイスティングのお勉強でした。
テイスティングはまず試験に使用する語句を覚えることから始まります。
テイスティングで表現する語句も全て既定のものを丸暗記します。

香りと風味を表現するのは、プライマリー、セカンダリー、ターシャリーの要素に分かれています。
・プライマリー…ぶどう本来が持つ花や果実の表現(バラとかベリーとか)
・セカンダリー…発酵の過程で出てくる酵母や樽にまつわる表現(パン、バター、ココナッツとか)
・ターシャリー…熟成によって出てくる酸化や熟成した果実味の表現 (ナッツ類、ドライフルーツ、土とか)
ワインによっては超フルーティーなさっぱり白ワインなんかはプライマリーの要素しかなかったり、熟成した高いワインなんかは3つの要素全てが含まれていたりします。

ワインエキスパート試験のテイスティングは、ブラインドでぶどう品種と産地を当てに行くことが主?な目的でしたが、WSETではBLICという基準に沿ってワインを「採点する」という観点が出てきます。
B…Balance(バランス)突出した要素がなく、バランスが良いかどうか
L…Length(余韻の長さ)好ましい感覚がどれだけ持続するか
I…Intensity(凝縮度)風味が凝縮されているか
C…Complexity(複雑性)上記プライマリーからターシャリーの要素いくつがワインの中に含まれているか
これらが含まれていれば1点、ちょっとあれば0.5点、なければ0点の4点満点で採点します。

この語句を使用して、Appearance(外観)、Nose(香り)、Palate(風味)、Assessment of Quality(品質)、Level of Readyness for drinking(飲み頃かどうか)に分けて記載します。
NoseとPalateではプライマリ、セカンダリー、ターシャリーの要素から表現を記載します。
それぞれの要素の花や果物などの名前が正しく書けていれば1点、その部分は5点満点で採点されます。
Assessment of QualityではBLICの基準に沿って採点した結果を記載します。

ワインエキスパートの下地があるのであの時ほど猛勉強しなくてもいいけど、覚えることも慣れることもたくさんあるので油断しないようにしようと思っています。