サンパウロ市営市場で食べたどでかいサンドイッチ。
具は豚バラを美味しく煮込んだやつが入っていました。
汁だくで、豚バラにはなんとも言えない絶妙なお味が染み込んでおり、それはそれは絶品でした。
料理名はイマイチわからず、Pernil(ハムのこと?豚肉のこと?)というように現地の方は言っていました。
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これをFacebookに載せたところ、ポルトガルのビファーナという豚バラサンドイッチによく似ているということでした。
薄ら感じた甘味については、マッサ・デ・ピメンタォンというポルトガルの調味料ではないかとその方は推測されていました。

ある日帰国後友人のカフェからテイクアウトしたチキンライスが大変美味しく、色々聞いたところ、鳥を白ワインと砂糖で揉んで柔らかくしているとのことでした。

その2つが合わさり、味のイメージがついたため、この豚バラ煮込みを練習兼ねて作ってみました。
マッサのレシピは以下の栗山先生の甘マッサというやつを参考にしました。


サンパウロ市営市場風豚バラ煮込み(練習)
材料
豚バラ 150グラム
玉ねぎ 半分
にんにく 1かけ
トマト 半分くらい
一味唐辛子 小さじ1
白ワインか料理酒 大さじ2
マッサの材料
 パプリカ 1個
 ワインビネガー 大さじ1
 砂糖 大さじ1

作り方
マッサ・デ・ピメンタォンを仕込む。
家にあったのが黄色いパプリカだったので、これをすり下ろし、ワインビネガーと砂糖を混ぜて炒め、2日ほど置いておく。
(作り方は上記リンク参照、調味料にするにはあまりに甘そうなので砂糖は控えました)
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調理の一番最初に、豚肉にマッサを揉み込んでおく。
パプリカ1つ分使ったが、150グラムに対して半分で良かったかなという感じ。
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玉ねぎとにんにくをみじん切りにし、炒める。
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トマトを投入。
冷蔵庫で余っていたミニトマトを消費する。
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トマトと玉ねぎから出た汁でくたっとしてきた様子。
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ここに肉をマッサごと、白ワインも入れ、炒める。
唐辛子と、塩をふたつまみほど入れる。
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肉全体に火が通ってから、約10分ほど煮詰める。
味見し、塩胡椒で調味する。
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完成形の写真を撮ることすら忘れましたが、これが大変美味しいです!
絶妙な甘辛さは、とても日本人好みです。
現地ではパンに挟んでたけど、白ごはんもめちゃくちゃすすむおかずになります。


今度はちゃんと赤いパプリカで作ろうと、ちゃんとしたマッサ・テ・ピメンタォンを仕込み始めました。
こちらは栗山先生の本に載っていたレシピなので載せません。
どうやらカルディでもマッサ・デ・ピメンタォンは買えるようです。
作るのがめんどくさい人は、ぜひ購入したらいいと思います。
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