最初イランに行った時は、インドでベジタリアンライフを貫き通していたので、お肉を食べるのが苦痛でした。
1か月ぶりの動物の肉は脂っこくて、最初はお腹を壊しました。
徐々にわかってきたのが、どうやらイランのレストランで食べるイラン料理は基本的に大味で、ケバブ以外あまり美味しくないということ。
そして何故か西欧資本主義を象徴するかのような、ピザやハンバーガーといったファストフードがめちゃくちゃ美味しいということでした。

そんなハチャメチャ食生活のイランで1週間が過ぎた頃、その昔世界の半分があると謳われたイスファハーンに来ました。
例によってお宿はホームステイ、ホストはくっきりペルシャ美人、Mehrnoushさんでした。
彼女とは歳も近く、料理好きな共通点もあり、とても仲良くなりました。
毎食いろんな料理を教わり、実はご家庭で食べるイラン料理はすごく美味しいということを実感しました。
大変充実したステイで、世界で一番美しいと言われるモスクよりも断然この日々のお料理やおしゃべりが楽しかったです。

彼女に教えてもらった料理の中でも、これは絶対白ワインに合わせたい!と思ったナスの前菜、ミルザガセミを再現してみました。
※イランは法律で飲酒が禁止
作る前に冷蔵庫に白ワインを冷やしてから取り掛かりましょう!
イタリアのヴェルメンティーノなんか美味しいと思います!

ミルザガセミ(Mirza Ghasemi)
1-2人分
材料
なす 長いのは3本、短いのは5本くらい
にんにく 2かけ
トマト(ピューレやカット缶ok)   1個(ピューレは100cc)
卵 1個
できればターメリック 小さじ1くらい
塩胡椒
あればイランのザクロソース

作り方
ナスの皮に切れ目を入れ(爆発防止)、コンロで直火で皮が黒くなるまで炙ります。
魚焼きグリルを使う場合は、様子見ながらひっくり返してください。
オーブンだと焼いた香りがつかないのでダメです。
必ず直火で焼きましょう。
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ナスの皮を剥きます。
黒くなったところはポロポロ指で剥けます。
この後細かく切るか、包丁で叩いておくと後の工程で楽です。
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にんにくをみじん切りにし、鍋にオリーブオイルを敷いて香りが出るまで炒めます。
イラン料理はめちゃくちゃ油使うので、もう少し多めでも全然いいです。
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ナスを入れて炒めます。
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軽く火が通ったらターメリックとトマトペーストを入れます。
弱火でよく炒めて、鍋にくっつきそうになってきたら、水をひたひたになるくらいまで足し、一度沸騰させて弱火に戻し、それが蒸発するまで炒め煮にします。
ナスは木べらで潰しながら混ぜます。
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15分か20分くらい炒めました。
水分が飛んで、ナスが潰れていい感じになりました。
ここで塩で味付けします。
この後卵が入るので、ちょっと味が濃くなっても大丈夫。
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そこに溶き卵を入れます。
卵の目的はふわふわの食感にすることです。
スクランブルエッグになってしまわないように、手早く混ぜて火を通します。
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こんな感じで、卵の形が残らないようよく混ぜ炒めます。
全体に火が通ったら完成!
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お皿に盛って、ハーブ(バジル推奨)を添えます。
にんにくが効いてて、焼きなすの香りが素晴らしく、非常に食が進みます。
バゲットに塗っても良い感じです。
熱々で食べても、冷やしても美味しいです。
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これがイランでMehrnoushさんちで食べたもの。
あの時は梱包材のプチプチそっくりなパンにつけて食べました。
彼女に作ってみたよ!と連絡したら、とっても喜んでくれました!
またイスファハーンに行って一緒にお料理したいなあ。
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