今回の長期旅行は、1年では帰ってこれるかこれないか、というのんびり日程でした。
なので、日本に住んでもいないし、住民税の免除と年金からの脱出のため、4月に東京の区役所に海外転出(所謂国外転居)の届けを出しました。
これは、1カ国目の国名のみ転出届に記載して役所に提出すればOK、転出先の国での住所登録などは必要ありません。
この海外転出の届けを出すと、年金からは自動的に脱退となります。
(住民税はその年の1月1日時点で住所がある国に、たしか12月末くらい?まで納めなきゃダメなので、制度が別。気になる人は調べましょう)

しかし今年に入ってしばらくして、なぜか5月から年金が未納扱いになっているということで、督促状が来ました。

督促状に書いてある電話番号に電話したところ、 5月から10月分が未納、そしてなぜか11月以降は年金が支払われているとのこと。
まって、誰が払ってるんや。。。
その後前に住んでいた自治体の年金事務所に連絡するよう言われましたが、案の定電話が繋がらず、どういうことなのか、また対応方法についてもわからずじまいで帰国しました。

帰国直後に区役所で聞いたところ、以下の時系列のズレによって年金の手続きに混乱が生じたとのこと。
・前職最終出社: 4月1日
・海外転出: 4月11日
・前職退職: 5月中旬
海外転出の後も前職は1カ月ほど有給扱いになっており、厚生年金に加入していました。
その後厚生年金を抜けて、海外転出日と厚生年金を辞めた日に差があったため、海外転出が年金システムに認知されないまま自動的に国民年金に加入になってしまい、混乱が生じたそうです。

ということで、未納扱いだった年金は納めなくてよくなり、なぜか納めていた年金も返納されることになりました!
そして、一体どこの口座から年金が支払われていたのかは、未だ不明です、、
軽くホラー。

今後長期旅行や海外移住を考えている方は参考にしてください。
海外転出の手続きの時に年金のところにも相談に行くとか、ハンコと委任状を予め誰かに預けるなどして、早めに手を打ってください。
海外からだとなかなかつながらない電話番号に延々と電話をかけるハメになり、おまけに時差もあるのでわりと大変です。