イースター島のホステルで会ったサンティアゴ在住のマリアさんは旅行会社にお勤めとのことで、サンティアゴの半日観光を色々アドバイスしてくださいました。

ワイナリー見たいなあという私にお勧めしてくださったのは、こちらのUndurragaワイナリー。
Concha y Toroは確かに有名だけど、ここはあまり大きくなくていいよ、とのことでした。
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植えてあるぶどうは、カベルネソービニヨン、シラー、マルベックでした。
こちらのワイナリーは他の地域にもたくさん畑を持っており、そこから夜収穫したぶどう(コンディションによっては圧搾後の果汁)を持ってきて発酵させているそうです。
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南米の収穫は3月、一部のぶどうは色づいています。
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こちらのワイナリーで印象的だったのは、散水用のホースがあること。
基本的にぶどうは自然に任せて育てるため、特にフランスでは散水は禁じられています。
チリの土壌はサラサラの砂に小石や大きい石が混ざり、水捌けが良すぎるため週2回散水するそうです。
水には農薬やら色々混ぜて散布するそうです。
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タンクはステンレス、一部コンクリートもありました。
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樽は基本アメリカンやフレンチオークだそうですが、一部ヨーロッパの面白い地域のオークも混ざってるようです。
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また、ここには先住民マプチェ族の木造工芸品や文化生活の展示もありました。
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こちらは銀製品。
インカでは黄金が珍重されましたが、こちらは銀だったようです。
アクセサリーの形にはインカに影響を与えたであろうものも見受けられます。
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何に使うものか説明はなかったけど、このカードキャプターさくらの杖みたいなやつがときめきます。
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お待ちかねの試飲コーナー!
超ミネラリーなソーヴィニヨンブラン、教科書のようなカベルネソービニヨン、私史上最高においしいカルメネール、レイトハーヴェストのセミヨンとソーヴィニヨンブラン半々の甘口ワインを味わいました。
カルメネールはもうさすがの一言でした。
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