オリャンタイタンボ村の中心から山を見上げると見えるのが、インカ時代の食料庫、ピンクイユナ遺跡。
ここは入場無料で歩いて登ることができます。

登山道の入り口はこちら、最初誰かの家かと思って素通りしてました。
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ワイナピチュ登山と違って、目標を確認できる山登りは気が楽でいいなと思います。
登山道はワイナピチュ同様綺麗に整備されており、トレッキングシューズなら充分安全に登れると思います。
階段は多めですが、ワイナピチュの3分の1くらいなので、すぐ着きます。
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これが食料庫。
中も入ることができます。
オリャンタイタンボは盆地のような地形になっており、難しい理屈はわかりませんが、それが快適な気候を保つのに一役買っているようです。
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建物の中の構造は1つ1つ違っています。
おそらくいろんな食料が保存されていたんでしょう。
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ここから綺麗に見えるのが、オリャンタイタンボの砦の遺跡。
例によってたくさん段々畑がありますが、ここの畑で育ってたのはトウモロコシではなく薬草だそうです。
城主パチャクテクは多く戦をしたため、その治療のための薬草もまたたくさん必要だったということです。
砦の頂上にあるのは、インカ(皇帝のこと)を祀る遺跡だそうです。
砦から徒歩40分と言われて、諦めました。
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食料庫から下山するとき、もう1つの遺跡に行くことができます。
この遺跡の名前は書かれていないので、同じくピンクイユナなんだと思います。
先程の食料庫とは違った形をしているので、別の用途だと思われます。
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遺跡でのんびりしたり歩き回ったりする時間も込みで、ピンクイユナは約1.5時間で見学して降りてこれました。
私も体がかなりトレッキングに慣れてきたようです。

トレッキングついでにいろんな人に聞いた話をまとめます。
マチュピチュに行くトレッキングルートは大まかに2つあります。

1つはサルカンタイトレイル。
これは4日間かけてマチュピチュに行くものです。
4日目がマチュピチュです。
初日に登りをやって、あとは下りだそうです。
魅力は参加費がまあまあお安めなことだそうです。
そのかわりご飯はあまりお腹いっぱいではないとか。

もう1つはインカトレイル。
これもサルカンタイ同様4日かけてマチュピチュにたどり着き、4日目がマチュピチュ見学です。
体力的にはこちらの方がかなりキツイようです。
お値段もサルカンタイよりもかなりお高いです。
私がお値段聞いたやつは6万円ほどでした。
その分ご飯やおやつまで充実してるとか、遺跡がたくさん見れるとかの利点があるようです。
インカトレイルは2日間バージョンもあるそうです。

トレッキングガチでやり続けるよりも、マチュピチュ単体でめちゃくちゃ高いんだし、マチュピチュ見学に労力を割きたいため、トレッキングはやめました。

私がちょっとだけ惹かれたのは、ジャングルツアーというやつ。
これは上記同様4日間コースなのですが、自転車あり、ラフティングあり、ハイキングあり、ジップラインありの超アクティブなものです。

どれもこれも、やりたい人はある程度トレーニングしてから行った方がいい気がします。