ハリーポッターのシーンの一部でも使われたらしい、バラ・マーケットにきました。
バラっていうからRose Marketかと思ってたら、Borough Marketだったんですね、初めて知りました。
じゃあニュージーランドのマールボロはマールバラちゃうんか、と思いました。
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ここはかつてロンドンの食料品市場の中心であり、今では観光地として、いろんな屋台フードが楽しめる場所になっています。
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料理された食料品のみならず野菜、スパイス、チーズ、はちみつ、肉から酒まで全部揃うのがここの魅力。
ワイン屋さんを見つけて入ってしまいました。
2018年、私がワインエキスパート試験を受けた時から、ソムリエ教本にイギリスワインについて書かれるようになり、いつか飲んでみたいと思っていたら、見つけてしまいました。
これは狂喜乱舞するわたし。 
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こちらはエルダーフラワーのスパークリングな酒、25ポンド。
ワインと書かれていますがぶどうは一切使われていないそうです。
エルダーフラワー自体も甘いものではないはずなので、エルダーフラワーをシロップ漬けにして、それを発酵させたもののようです。
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お味は、かすかに香るエルダーフラワーが、濃いめのシャルドネの泡を飲んでいるかのような錯覚を与えてくれる一品でした。

こちらは正真正銘のワイン、スパークリングのロゼです。
35ポンドもしました。。
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ヴィンテージが書かれていないのはいいとしても、使っているぶどう品種がどこにも書かれていません。
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半分酔ってたのでアレですが、フルーティーで爽やかな山査子っぽい香りの、ドライで大人な感じのスパークリングでした。

ロンドンからのツアーを見ていると、いくつかワイナリーツアーもあるようでした。
ソムリエ教本に載ったのを見ても、ワイン造りにも力を入れていることと思います。
しかし、やはりイギリス飯にはビールやジンの方が合うように感じます。
お値段も、2ポンド程度で買えるビールに比べてワインは15ポンドを超えており、フランスのワインの値段とクオリティに比べて高すぎて手が出ません。