ギリシャで一緒にバンジージャンプしたイギリス人のお姉さま、キャロリンさんと再会しました。
彼女はとてもパワフルで、日本人だと年齢を理由に色々言う人がいる中、だってやりたいんだもんを原動力に突き進む。とっても素敵なお姉様。
そんな彼女のツテに教えてもらった、ロンドン最古のPie and Eelの店に行きました。
タワーブリッジから徒歩約20分程度のところにある、M.Manzeというお店。
Pie and Mashという伝統料理とJellied Eel(うなぎのゼリー寄せ)を出してくれるお店です。
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店内はこんな感じで、とってもアットホーム。
名前は忘れたけど、サルサなんちゃら、みたいなオリジナルのソフトドリンクがあります。
コーラの炭酸なしみたいな感じでした。
Tシャツやスタイなどのグッズも気になります。
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このお店の1番人気は、このPie and
Mashという料理。
肉の入ったパイ1つと、マッシュポテト2すくいが、1Pie and 1 Mashになります。
イギリスのご飯なのでやっぱり味はほとんどありません。
ここにモルトビネガー、塩コショウ、別注文のグレービーソースをかけて食べます。
この緑のやつはうなぎの出汁と豆と多分バジルとかのソースです。
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はい、うなぎのゼリー寄せ、忘れもしない4.5ポンドです。
見た目は最悪。
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そして実食、食べてみたわたしの図。
押し寄せる生臭さ、味のなさ。
実は美味しい展開は今のところない。
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お店のウエイトレスさんは、子供の頃これが好物だったそうです。
彼女によるとモルトビネガーとコショウをしっかりかけて食べるのがポイントだそう。
やってみた図がこちら。
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見た目変わらないけど、ジャバジャバかければうなぎ部分は食べれる味になります。
ゼリーは相変わらず生臭みの化身のようで無理でした。
この調味料の組み合わせにおそらく近いのは醤油です。
うなぎのタレに酒やみりんを混ぜる日本人は偉いです。
これだけ食べづらいゼリー部分は果たして必要なのかと誰もが思うわけですが、イギリス人によると「美学」だそうです。
そういえばイギリスは有名な画家少ないよね、と思いました。

数分後、胃からこみ上げる生臭さに耐えかねて買った胃薬の軽いミントは、紛れもなく今までで一番最高のミントでした。
スーパーで3ポンドしないくらいで買えます。
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この食べ物は生臭いです。
調味料が揃ってない限りわたしは全くお勧めできません。
魚の煮付けにしょうがを混ぜる日本人はえらい。