レオナルドダヴィンチの絵画における最高傑作の一つと言われる、最後の晩餐。
ミラノのサンタマリアデッレグラッツィエ教会にあります。
この国地名とかにグラッツィエってよく使うけど、フィレンツェのグラッツィエ橋とかありがとう橋やし、この教会はありがとう聖母マリア教会なんでしょうか。
なんか毎日放送ありがとう浜村淳ですみたい。

この教会の歴史は古く、1500年代に当時ミラノを支配していたスフォルツァ家の当主ルードヴィコの妻のお墓として建てられたとかなんとか。
40を超えたルードヴィコに嫁いだのはまだ16歳の妻、その彼女が23歳で3人目の子供を産んだ時に亡くなり、ここに葬られたそうです。

その教会本体ではなく、離れにご飯を食べる部屋があり、そこに書かれたのが最後の晩餐でした。

これがサンタマリアデッレグラッツィエ教会。
ゴシック建築だとか。
その辺りがわかればもっと楽しいと思います。
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入場料は10ユーロなんですが、10ユーロ払って何ヶ月も前から予約しないといけません。
旅行会社を使ってチートすると、直前予約で40ユーロくらいで見れます。
今回は、最後の晩餐、スフォルツェスコ城、ドウォーモの優先入場までついて49ユーロの超お得パック3時間で回りました。

最後の晩餐が飾られてる部屋への入場時は、絵を守るため、水と大きな荷物の持ち込みは禁止されます。
チケットを見せれば、近くのコインロッカーをただで使わせてくれます。
鑑賞時間は15分、写真はOKです。

この絵は実際の建物と天井が続いてるように見せるように遠近法が使われていたり、実際の窓の位置と、そこから差し込む光の加減を考えて影がつけられており、単なる絵画技法や聖書の背景エピソードだけでないことを思い知らされます。
あたかもキリストたちがそこでお食事しているような雰囲気を作ろうとしたのではないか、とのことでした。
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この絵の後ろはキッチンになっており、キッチンの行き来を便利にするためにイエスの下の壁をぶち抜いたそうです。
ガイドのお姉さんはそれをStupidと呼んでました。
しかもキッチンからの湿気はなかなか絵に悪くて、カビとか生えちゃったようです。
絵の修復とは、以前までは上から色を乗せるだけだったのを、ごく最近19年ほどかけて顕微鏡を使って掃除したそうです。

対面にはこれまたキリストの磔の様子が描かれています。
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第二次大戦の空襲で、教会は焼けてしまったのですが、最後の晩餐とこの磔の絵だけ、超奇跡的に生き残ったそうです。
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鑑賞時間の15分をフルで楽しむため、しかもその余韻までたっぷり楽しむため、こうしたガイドツアーに参加したのは大正解だったと思いました。