コタキナバル名物、ラフレシア。
世界最大のお花である。
どこでいつ咲くかは誰にも予想がつかず、咲き始めても3日程度しか開花しないため、見れるかどうかは本当に運である。

本日はわたしの31回目のバースデー、どうやら神様が味方してくれたようである。
キナバルのPoring温泉があるところに、植物園があり、そこで開花しておりました。
拝観料は確か1人20リンギット。

それは突然現れる。
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柵のふちに咲いている。
花びらは分厚く、サイの皮でも触っているかのよう。
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これはラフレシアのつぼみ。
肌色のやつはここから開花まで1カ月はかかるらしい。
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ガイドさんに聞いたら、ラフレシアは食えないらしい。
あんなに肉感的なのに。
誰もやってないだけじゃないかしら。

ラフレシアは臭いと言いますが、全く臭いませんでした。
ガイドさんによると、ラフレシアが死にゆくときは死臭というか、肉の腐った臭いがするそうです。

ラフレシアの死骸は、リスなどが食べるそうです。
リスのフンが運ばれることで、ラフレシアのタネがどこかに植わります。
そしてラフレシアのつぼみ?タネ?が形成されてから約18か月後、満を持しての開花となるそうです。

ラフレシアのつぼみがこの辺り一帯に群生しているのは、ラフレシアの根っこがめちゃくちゃ長いためだそうです。
この辺のは全部1つの根っこだそうです。
なので、サバー州のいたるところで見かけるラフレシアは、誰かがどこからか根っこをくすねてきて自分の土地に植えることで、開花期間中は入場料をゲットできるビジネスになるようです。

とはいえ雨が降ってしまうと開花直後に花が真っ黒になったりするそうなので、本当に見る方も見せる方も運だなあとおもいました。