カオマンガイとは、中国海南島で生まれた料理で、シンガポールやマレーシアにも伝わり、大人気の料理です。
タイではカオマンガイ、と呼ばれています。
カオはタイ語でコメを、ガイはチキンを意味します。
マンは知りません。

このカオマンガイ、街角の屋台などでもたくさん売られています。
MRTラーマ9世駅、ショッピングモール・フォーチュンタウンを北に超えると、中国大使館のある角があります。
この道がSoi Ratchadapisek 3です。
中国大使館の角から5分ほど進んだところにセブンイレブンがあり、そこの交差点はカオマンガイ屋が集中していることからカオマンガイ交差点と呼ばれています。 
どのカオマンガイやさんもめちゃくちゃおいしいです。

セブンイレブンイレブンのちょうど向かいにある、茹で鳥を吊るしているのがカオマンガイやさん。
こちらのカオマンガイはなんと1つ35バーツ、約105円です。
そこにスープを一つ頼みます。
このスープ、鳥の骨を茹でて取っているのがわかる味!味の素ではない!!
このスープを使って炊いたのが、鳥の下のご飯!!
鳥の出汁がしみている。。
レバーみたいなのは、鳥の血を固めたものです。
血なのに生臭さもなく、まるで豆腐です。
ご飯も鳥も味が薄いので、横についてるソースを少しずつつけながら食べます。
生姜、にんにく、少量のトウガラシが甘めの醤油のようなものに混ざったタレと、鳥とご飯が合わさって、初めてカオマンガイの味が完成します。
大変美味でありました。
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そしてホテルのカオマンガイ。
MRTサムヤン駅が最寄りのホテル、Moutienの中に入っている、Ruentonというカフェ。
ホテルでしかも英語も通じる高級店のため、スープ諸々込みで、260バーツ、約900円もします。
都内のランチ並みです。
しかし、量は上記の路面店の約2倍あります。
鳥はしっっっとりと蒸しあげられ、全くパサパサしていません。
真空パックで低音調理しているのではないか、と推測しています。
血を固めたものも付いていますが、こちらは路面店よりもギッシリしっかりしています。
やはり臭みもなくおいしい。。
山盛り入ったご飯は、路面店のものより少し味は濃いけど、やはりちゃんと鳥から出汁を取ったチキンストックで炊かれており、絶品でした。
スープも同様、こちらは写真には写りませんが、具に冬瓜が入っています。
たくさんついてくるソースは、路面店同様お好みでつけて食べます。
一番大きい皿に入ってるやつが一番スパイシーながら、美味しかったです。
やはりお値段のことだけあり、本当に美味しかった、、、
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Ruentonはカフェなので、他のものもあります。
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食べ比べてみた結果、路面店よりも若干ホテルが勝ちかな、という感じでした。
とはいえどちらも本当に美味しい!
日本でもカオマンガイが美味しいという店に行きましたが、私の比較対象はこれらの激ウマ店のため、全く比べ物になりませんでした。
日本にいるなら、自分で鳥だし取って作るのが、やはり一番おいしい。